18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

この時期になると観たくなる映画がある

2006-12-27 01:05:17 | 映画
 1987年11月公開の映画。いまからなんと19年前の映画。何だか分かりますか?ホイチョイプロダクション+馬場康夫+ユーミンの曲=「私をスキーに連れてって」(^O^)

 もうそんなになるのだなぁ~というのが率直な感想だ。あとにも先にもこれほどの滑るシーンを撮ったスキー場を舞台にした映画も無い。

 クランクインが、87年3月!主演の原田知世が撮影現場に入ったのが4月。なのにしっかり雪がある!19年前は雪がいっぱいあったんだということとか、原田貴和子が実家の呉服屋で電話で会話するシーンで使われている携帯電話のでかさ!といったら笑っちゃうぐらいである。

 女優の眉毛も細いのが流行る前だし、ボーダーなんて居ないし、カービングスキーじゃないし、ゲレンデでのコミュニケーション手段はアマチュア無線だったりする。

 時代を振り返るのと、スキー滑る前に気分を盛り上げるのと、若い原田知世と三上博史を観るのは面白い。

 この映画の中で、まだ知らない同士の原田知世と三上博史がペアリフトに一緒に乗るシーンがある。混雑しているスキー場では、ペアリフトに一人で乗るよりも二人で乗ってもらうようにしていたのだが、自分にもそんな記憶がある。

 野沢温泉スキー場で、たまたまペアになったのだが、初対面なのに、リフトに乗る直前まで全く知らない者同士なのに、なぜか会話ができてしまう。会話が無いとなんとなく気まずい雰囲気にもなるからかもしれない。
 
 「いつから来てるんですか?」とか「東京から?」とか「団体ですか?」とか…。それで上手くすればその日、あるいは半日一緒に滑ったりする。そういう場面は狙ってできるものではないけども、そんな出会いもあるのだというのは、この映画だけの話ではなく現実でもある。

 さて、なんとこの「私をスキーに連れてって」は2003年にDVDで再出版されている。思わず買いました(^^ゞ

 今年は例年に較べて雪がさらに少ないが、この映画を観るとスキーに行きたいと思う。毎度観て思うのだが、何年経ってもスキー場とユーミンの曲は合うなぁと思う。

 ”サーフ天国スキー天国”、”恋人がサンタクロース”、”A HAPPY NEW YEAR"、”BLIZZARD"、が挿入歌だが、BGMで流れている、”ロッジで待つクリスマス”も気に入っている。

 DVDではコメンタリーで馬場康夫、河井真也、一色伸幸、海和俊宏、富田功などがいまでしか聞けないその当時のエピソードを語ってくれていて大変楽しめる。

主演:原田知世、三上博史
助演:原田貴和子、高橋ひとみ、沖田浩之、布施博、鳥越マリ、飛田ゆき乃、竹中直人、田中邦衛


▲スキーに出かける準備。このあと関越道を”サーフ天国スキー天国”をBGMに走る。

▲この映画の影響で、白のスキーウエアが相当流行った。女の子がみんなかわいく見えたな、確かに。
▲スキーならではの楽しみ”ムカデ”なんて誰が考えたんだろうね。
▲いまでもあるらしいゼファーイン。実際はかなり小さい店なのだそうだ。

▲エンディング。

今年もスキーに行くしかないねこれは(^o^)