私は恐るべき観察を始めている。
子供連れの母親さんに「子供さんを保育園に入れましたか」と聞き込みを重ねている。
元気で明るい3,4歳ぐらいのお子さんを見つけると、必ず母親に質問する。
「保育園にゼロ才、1才で入れましたか」母親は「いいえ、これから幼稚園に入れます」と返事が来る。
私の何十人の聞き込みで、いい子だな、理想的な育ち方をしている子供は全て、保育園に入れていない。
反対に暗くて、無口なお子さんは、「ゼロ歳から、1歳から」と返事が返ってくる。
1才から預けたという母親に聞くと「保育園に預けて出るとき、子供は大泣きする。それが1ケ月続く」という。
多くの識者は慣れると平然としている。
子供が親から無理やり引き離されて、地獄の苦しみをしているのに「慣れさせる」が保育園だ。
ゼロ才でも母親を認識する。それは匂いと音声である。
特に母親の匂いは自分を守ってくれる命綱だ。
1ケ月で慣れるのではなく、傷つき泣きつかれて止めるだけだ。
この時の恐怖、傷つきはその子供の一生を歪めてしまう。
だから公務員の母親は3年間、現役と同じお金を与えている。
ゼロ才、1才、2才から保育園に預けるとろくな人生を送らないを知っていて3歳まで手当てを与えている。
結論は全ての子供を3歳まで国や自治体が面倒みるのだ。