川崎市麻生区岡上は東京都町田市鶴川駅以北にある。
所謂飛び地だ。
結構住宅、アパートなどが密集している。
小学校は岡上町にあるが中学はない。
もし川崎市が岡上に新しく中学校を建てても、せいぜい3学年で300名前後だろう。
その上、少子化もあり。新しく建てることは考えられない。
問題は小田急鶴川から一駅離れた柿生駅の先に決められた柿生中学がある。
自転車、電車通学は許されない。
バスは走っていない。
麻生区役所の教育委員会に聞くと「歩いて通う」と簡単に答える。
さて問題はその通学距離の長さである。
おそらく一番長い距離は往復で12kmありそうだ。
中学1年生でも背中に8kg前後のリックを背負、手には部活に必要な衣服、用具なども持つ。
まるでエベレスト登山のトレーニングみたいなものだ。
文科省は住民票がある同じ市、区に通うことを公立学校規約で決めている。
昔ながらの石頭の融通がきかない取り決めだ。
川崎市麻生区岡上だけではない、全国に似たようなケースが五万とある。
おそらく公立中学生を潰したいのだろう。
酷い、ほどい、酷すぎると女子中学生は私に訴えた。