藤圭子さんが超売れっ子の20代の時、育ての親でプロデューサーであった人、A氏と差しでお話しした。
その時、作詞家の『たかたかし』さんの預かりの新人歌手のボイストレーニングを私がしたからだ。
この新人歌手はデビユーすると何処でも声がよいと誉められていた。
つまり、たかたかし、さんから信用されたわけだ。
彼の橋渡しで当時、引っ張りだこのA氏と藤圭子さんの声については『危険だ』と私は助言した。
A氏は当時、飛ぶとりを落とす勢いがあり、全く私の言葉に耳を貸さなかった。
お話しの途中でA氏は何処かに消えて2時間ぐらいほったらかしにされた。
お店の人に聞くと『話はおわった帰っていいですよ』と伝言があると伝えられた。
お店を出るとき、馬鹿高い金額を請求された。数組の記者や関係者の飲み食い代金を私は支払わされた。場所は六本木だ。
ろくにお話しもせず、私の1ケ月の食事代ぐらい払わせられた。
恐ろしい世界だと当日、芸能界の経験の少ない私は泣いた。
さて藤さんは自分の意思でボイストレナーを選ぶ事は出来ない。
A氏は神様、天皇様だった。
その後、宇多田ひかるさんの声に危険信号を送った記事が、今は廃刊になった週刊宝石最終号にでた。
売れていた宇多田さんはカチンと来ただろう。
しかし母親に私の存在を伝える事はできた。
その時、私に声のトレーニングを受けていれば、今回の自殺は避けられと思われる。
今や宇多田ひかるさんも自予備軍だ。声の構造体が藤圭子さんと同じだからだ。
自殺予備軍は、浜崎さん、持田さんと追って述べる。
何しろ紅白出場歌手のかなりの声にトラブルがあり、自殺予備軍なのだ。
要するに声のジャンク歌手が多すぎる。
その多くは間違ったボイストレーニングに起因する。
第二第三の藤圭子さんが無いことを祈る。