南太平洋のニュージーランド領トケラウ諸島沖で10月上旬以降、ボートに乗ったまま行方が分からなくなっていた14~15歳の少年3人が、偶然通り掛かった漁船によって約50日ぶりに保護された。地元メディアが26日までに「奇跡の生存」などと報じた。
同国紙プレス(電子版)などによると、少年らは約1300キロ離れたフィジー北東沖まで漂流。24日に救助されるまで、雨水を飲んだり、ボートに止まった際に運良く捕まえたカモメを生で食べたりして空腹をしのいだ。最後の数日間は雨が降らず、海水をすすって飲んだという。
3人は同諸島の住民。ニュージーランド空軍が海上を捜索したが発見できず、生存を絶望視した島民らは先月、既に追悼式を済ませていた。3人はいずれもやせ細り、日焼けがひどい状態だが、元気そうだという。
少年を救助したマグロ漁船はその日、普段は通らない海路を航行中に偶然、ボートに遭遇した。乗組員は「あそこは人がいるはずのない海域だから、最初に小さな船を見つけた時、変だなと思ったんだ。発見できたのは奇跡だよ」と驚いている。
同国紙プレス(電子版)などによると、少年らは約1300キロ離れたフィジー北東沖まで漂流。24日に救助されるまで、雨水を飲んだり、ボートに止まった際に運良く捕まえたカモメを生で食べたりして空腹をしのいだ。最後の数日間は雨が降らず、海水をすすって飲んだという。
3人は同諸島の住民。ニュージーランド空軍が海上を捜索したが発見できず、生存を絶望視した島民らは先月、既に追悼式を済ませていた。3人はいずれもやせ細り、日焼けがひどい状態だが、元気そうだという。
少年を救助したマグロ漁船はその日、普段は通らない海路を航行中に偶然、ボートに遭遇した。乗組員は「あそこは人がいるはずのない海域だから、最初に小さな船を見つけた時、変だなと思ったんだ。発見できたのは奇跡だよ」と驚いている。