夢から慈しみの世界へ

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純粋種と多様性との調和

2016年06月18日 21時41分54秒 | 自然の育み・環境
純粋種と多様性との調和

種の純粋性を維持しながら、多様性を尊重し、繁栄するにはその種が最初に置かれた所で
多様性という環境の洗礼を享けることではないかと思えます。
その種自信が他の地域、或いは他の天地に置き換えられて多様性を営むということは困難ことであり、
次第にその種の力が衰弱して、最後には滅びることではないかと危惧します。
人間も同じではないかと思えます。
人間も地球上であらゆる人々と地域を置き換わり多様性を発揮して繁栄することは、困難な事であります。
さらに飛躍して宇宙全体を対象にしても同じように困難なことであります。
それぞれの地域で生活した歴史の純粋性を大切にして、その基礎の上に立って多様性を発揮して、
地域の連帯、国と国との連帯を大切にすることが、その民の繁栄と喜びにつながり、
平和を築きあげるのに必要なことであると考えます。
多様性にも貞操観念が必要であります。



自然淘汰がつくったエリート

現代文明は、想像力や知性や勇気に恵まれた人を生み出す能力を持たないように思える。
実際にどこの国でも、責任ある公務に携わって人たちの、知的、道徳的素質が低下してきている。
どこに国でも、経済状態と社会状態が非常に早く変化する。
ほとんどいたる所で、現在の政府のあり方が討議されている。
偉大な民主義国家は、恐るべき問題に直面していることに気がついた。
われわれは、人間が現代文明に大きな望みを託したにも拘わらず、
それは危険な道をうまく導いていけるような人々を育て上げることが出来なかったに気がついたのである。
われわれは、新しい生活様式がどのように民族の将来に影響を及ぼすか、つきとめねばならない。
工業文明によって、祖先の生活様式にもたされた変化に対する女性の反応は、きわめて早く決定的であった。
直ちに出生率が下がった。
この出来事は、直接的にしろ、間接的にしろ、科学的発見を応用することによって、
最初に恩恵を受けた社会層やそうした国々で、最も早く深刻に感じられている。
世界の歴史の中で、自発的断種は別に新しいことではない。
過去の文明の中でも、ある時期にすでに見られる。
それは古典的徴候である。
続く・・・・・

アレキシス・カレル(Alexis Carrel)ノーベル生理学・医学賞受賞