晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

一部の売国議員が独裁的に、党内討議も国民への説明も無しに「国を売り渡す」民主党は、もう止め時だ。

2011-10-31 22:12:18 | 政治と社会
限界!

もう、いくら何でも限界。
民主党は、終わりにするべきである。
限界だ。


政権与党とは一体何なのか。

国を動かす。

法律を作り、施行し、予算を決め、行政に作業をさせる。

勿論、国が少しでも<良い方向>に向かう様に。

国民の生命と財産を護る為に。
国家の主権と対外的存在価値を護る為に。

日本と言う国の主権の「存在」を維持し、その「存在価値」を高め、その日本国の中での国民の生活を向上せしめ、安寧を持続する。

その為に、全力を尽くして、内政と外交とを正しく実施するのが、政府の役割である。

その政府を構成するのが「政権与党」である。

政権与党は、総選挙による『民意』によって、上記の活動を可能とする権力を付託される。


そして、現在わが国の政権与党は『民主党』なる政党である。

2009年8月30日、国民は民主党に「政権」を与え、権力を付託した。

国民の為に働く事を当然の前提に。
国民の為に働く事を当然期待して。


それからはや3年。

打つほど良くなる法華の太鼓、ならぬ「やらせればやらせるほど国を過つ」馬鹿者どもである事を、うんざりするほど見せつけられた。


▶TPP問題、野田首相「交渉に臨むべきだ」(産経見出し)

>野田佳彦首相は31日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加問題について「一般論として、交渉の中で国益を最大限追求することは当然のことであり、国益に合致するよう全力を尽くして交渉に臨むべきだ」と述べた。

>衆院本会議で行われた自民党の谷垣禎一氏の代表質問に対する答弁。
【産經新聞/10月31日(月)14時32分配信】


始めから、結論は決まっている。

これだけ「情報統制」を行って、協約の中身の詳細を隠して来ても、すでに如何に国を傾ける協定であるかが、明らかになっていると言うのに。

与野党の垣根を越えて「反対議員」が、多数終結していると言うのに。

アメリカの産業界による、日本と言う「餌」の解体ショーに過ぎない協約に、自ら進んで「餌食になる」為にその身を差し出す「政府」の奇怪さは、理解の範囲を超えている。

そこまでに<売国的>な行動を、「確信を持って」押し進めんとする議員達の不気味さも、理解の範囲を超える。



▶前原氏「不満持つ人に配慮すれば前に進まない」(讀賣見出し)

>前原政調会長は長野県軽井沢町でのグループ研修会で、TPP問題を念頭に、「ある程度議論したら決めなければいけない。不満を持つ人に配慮すれば、政策は前に進まず、与党の責任を果たせない」とあいさつし、交渉参加に慎重な議員をけん制。仙谷由人政調会長代行も研修会で「党内合意を形成させないように動くことは、まずい」と語った。
【讀賣新聞/10月29日(土)20時43分配信】


この「民主党政府」を組織している議員達は、果たして日本人なのだろうか。

どう考えても、日本と日本人との<生命>と<財産>とを護る、と言う姿勢が「完璧なまでに」見当たらない。

国民は、このような異様な輩達に、国政を委ねた覚えは無い。

国民が期待した政治と、外交と、日本の向かうべき方向と、完全に逆行している。


原発問題に至っては、語るもがなである。


▶九電玄海原発4号機、早期に再稼働へ(讀賣見出し)

>経済産業省原子力安全・保安院は同日、九電が提出した報告書の内容について「おおむね妥当」と発表。同院は「福島第一原発事故以降、問題になってきた定期検査中の原発再稼働とは異なり、事業者の判断で発電を再開しても構わないケース」との見解を示した。

>岸本英雄町長は読売新聞の取材に「国に再確認した上で、運転を再開して良いというのであれば異論をはさむことではない」と容認する考えを示した。
【讀賣新聞/10月31日(月)23時13分配信】


世界中が、日本を信じていた。

日本は、チェルノブイリとは違う、と世界中が信じていた。

「日本人は、もっとちゃんと処理出来ると思ってた」と周囲の声が聞こえる。

そして、結論としては世界の信頼を失った。

「日本人は、もっとちゃんとやれると思ってた…」

我々は、反論も言い逃れも出来ない。


▶セシウム海洋流出、東電公表の20倍…仏研究所(讀賣見出し)

>フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日までに、東京電力福島第1原子力発電所事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量が2万7000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)に上ると推計する試算を発表した。

>東電が公表している数値の20倍にあたるとしている。同研究所は、過去に経験したことのない規模の放射性物質の海洋流出になると指摘した。
【讀賣新聞/10月29日(土)1時4分配信】


東電発表とは、日本政府公認と見なされる。

世界に対して、二十分の一に誤摩化して、発表して来た…。
世界に対して、ウソをついて来た。


もう、誰も日本を信じない。


▶<野田政権>外交のパイプ細く…日米同盟傾斜、対中けん制(毎日見出し)

>その一つが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加問題。「表立っては言えないが、TPPは対中戦略の一環」と政府関係者は口をそろえる。アジア太平洋で自由貿易の仕組みを日米主導で作ることで、中国をけん制し、巻き込んでいく狙いがある。

>このほか米軍普天間飛行場の移設問題、米国産牛肉の輸入規制緩和など、9月の日米首脳会談でオバマ大統領が求めた課題に対し、野田政権は「進展」を示そうと動く。年内には航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定もある。日米外交筋は「戦闘機作りは多くの雇用を生む。来年大統領選挙を控えたオバマ政権にとって落とすことができない商談だ」と解説。米国が開発に関わったF35かFA18の2機種のいずれかが選定されるとの見方が大勢を占める。

>前原氏の存在が際立つのは、政権内で外交の司令塔が定まっていないことの裏返しでもある。玄葉光一郎外相は就任以前は外交経験に乏しく、首相官邸では斎藤勁官房副長官が米軍普天間飛行場移設問題、長島昭久首相補佐官が外交・安全保障政策全般を担当するが、官邸関係者は「司令塔がいるかと言えば心細い限り」と漏らす。
【毎日新聞/10月31日(月)2時32分配信】


こんな政府は、もうたくさんだ。

こんな政府を頂く日本は、窮極の不幸である。

国民は、自分と子供達や孫達の生活が、少しでも幸せで実り有る者である事を、望んでいる。

そこには少しも、身の丈を越えた、分不相応な望みを抱いている訳では無い。

人間として、生きて行く基本的最低限の良好な環境を、政府に保証されたいだけなのだ。


それなのに。

国民が「選んだ」政府が、国民の明日に対して「生活の保障を破棄する」如き行動ばかりをとって来た。


何の能力も無い事が、白日の下に曝されているにも拘らず。

一切の責任は取ろうとせず。
あくまで、独善的に独断的に、反国民的に、発言し行動する。

国を売り渡す如き政策を、少数の独善的メンバーだけで、強引に。

そして、それが「自信満々」なのだから、恐れ入るしか無い。


もう良い。

こんな政府は、要らない。

祖国と、国民の明日に害をなすだけ。

そんな政府は要らない。

そんな政府を構成する政権与党など、意味が無い。

民主党は要らない。


▶園田政務官、福島第1原発の処理水を飲み干す「パフォーマンスではない!」(産経見出し)

>内閣府の園田康博政務官は31日、政府・東京電力の統合対策室の合同会見で、福島第1原発5、6号機から出た低濃度汚染水を浄化した処理水について、「安全が確認されている」と述べ、報道陣の前で処理水をコップに入れて一気に飲み干した。
【産經新聞/10月31日(月)18時3分配信】


大馬鹿やろう。

それ以外に言いようも無い。

水を飲むかどうか、そんな事は問題では無い。

東電の怠慢で、事故が起こった。
東電の怠慢で、被害が広がった。
東電の傲慢さで、情報が隠された。
東電の不誠実さで、被災者が避難出来なかった。
東電の経済原理で、日本中が被爆している。

それらを、民主党政府が、後押しして来た。

強制捜査を行うでも無く。
刑事告訴する訳でもなく。
会社整理して被害補償するでも無く。

民主党政府が、東電という会社の温存を前提として、被災者にたいして一切の救済措置を執らずに無視して来た。

国土を放射能汚染し。
国土の放射能汚染を継続し。
世界の海の放射能汚染を継承し。
国民の生活基盤を破壊し。
国民の健康を無視して汚染食品を流通させ。
国民の子弟の健康を破壊する、汚染食品による給食を子供達に強要し。
被曝を恐れて疎開したい母親を「非国民」呼ばわりして、被曝を続けさせている。

総て、民主党政府の仕業である。

総て、一握りの無能で邪悪な政治家の独裁を許している、民主党政権与党のせいである。



もう、良いだろう。

『民主党』なる組織は、完全に壊死している。

止めよう。


▶民主TPP反対派、仙谷氏の辞任要求 離党も視野(朝日見出し)

>山田正彦前農林水産相ら環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に反対する民主党議員12人が31日、反対派を批判した仙谷由人政調会長代行の辞任を求めた。

>山田氏は31日、樽床伸二幹事長代行と会談し、「仙谷代行は自ら辞めていただきたい」と迫った。その後、山田氏らと記者会見した篠原孝前農水副大臣は「仙谷氏は官房長官時代に熟議といったが、議論を踏みにじっている」と怒りをぶちまけた。ほかに川内博史、小林興起、梶原康弘、石田三示、中後淳、福島伸享、中野渡詔子、京野公子、大河原雅子、徳永エリの各氏も辞任要求をした。
【朝日新聞/11月1日1時3分配信】



幸いに民主党の中に、「国民が期待した国政」担う覚悟の議員諸氏が、まだ存在している。

希望の火は、完全に消えている訳では無い。

血迷った総理が、世界に向けて『TPP』参加を公表する前に。

政権を倒そう。

政府を破綻させよう。


簡単な事だ。


心有る民主党議員達が、離党するだけで良いのだ。

政権与党『民主党』を、一気に少数政党におとしめよう。

さすれば、直ちに政界再編である。

来年度予算の審議の妨げになる?

関係ない。

予算など、決まらなくても、国民は死にはしない。

暫定予算を組みつつ、しのいで行けば良いだけだ。

『フクイチ』が適正処理されなければ、国民は「ゆるやかに」死ぬのだ。

『TPP』に参加が決まれば、日本の社会基盤は否定され、破壊されるのだ。

農業は壊滅。
医療制度は壊滅。
食品安全基準も壊滅。
医薬品も大手国際製薬会社の一手支配となる。
遺伝子組み換え作物を、拒否出来なくなり、外食も調理済み食品も、加工食品のほとんどが、遺伝子組み換え食品で被い尽くされる。
狂牛病の危険性を回避出来なくなる。
郵貯資金は、流出する。

枚挙にいとまが無い。

規制しようとすれば「民間企業への障害」と訴えられ、莫大な賠償金を税金で払わされた挙げ句に、規制を総て撤廃させられる。

総ては、アメリカ産業界の利益が優先される「日本」に成り果てる。


日本政府は。
民主党政府は。

自国民に、目を向けていない。
自国民の保護など、全く考えていない。

総理大臣以下、民主党政権を牛耳っている総ての連中が、自分の祖国の為に働く気が、全く無い。

窮極の視点は、常に変わらず「他国」に向けられている。
アメリカ政府に。
アメリカ産業に。


こんな政府は悪である。

鉄槌を下す事が、国民の義務と心得よ。


民主党政権を、すぐにでも終わらせなければならない。

時間がない。
猶予する余裕など、どこにも無い。


直ちに。

党を割れかし。

川内博史殿。
小林興起殿。
梶原康弘殿。
石田三示殿。
中後淳殿。
福島伸享殿。
中野渡詔子殿。
京野公子殿。
大河原雅子殿。
徳永エリ殿。

山田正彦前農林水産相殿。


よくぞ、「仙谷辞任要求」を突きつけて下さった。

勇気有る行動に、最大の敬意を表します。


後は、もう一歩。

しがらみや、選挙区情勢や、党内力学などを払拭し、民主党を割る「勇気有る行動」を、期待致します。

それも、時を移さず。
直ちに。


そして。

小沢一郎殿。

彼等の行動を、受け止め、吸収し、組織し、拡大し、後押しし、前進させて下さい。

貴殿の行動が、今こそ必要です。

貴殿の行動が、今ほど必要とされている時は有りません。

今が、その時期です。


立て、小沢一郎。

真の国民の生活の為の政治運動を、牽引する秋です。

貴方には、残された時間は限られている。

今を逃せば、後は無いと思し召せ。


国を憂える国民は、貴殿の行動を、固唾をのんで待っています。


新党を。



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2 コメント

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懐かしドッキリ発言 (scotti)
2011-11-01 12:56:08
ナベツネ主導の大連立騒動の時、時の小沢代表が民主党に政権担当能力ないのドッキリ発言。あのドッキリ発言が核心を突いていたことを思い知らされる今日この頃です。見えるひとには真実が見える。
そして、真実だから、言わざるをえなかったのでしょうね。
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scotti様。 (時々パリ)
2011-11-02 07:36:21
コメントありがとう御座いました。
そして「ナベツネ」も、中身を曝け出す発言しか出来ない、薄っぺらい男ですね。
しかし、あんなのが日本のマスコミを未だに牛耳っている事に、日本の恐ろしさがあります。
小沢氏は、正論を吐いては、理解出来ないお馬鹿共から叩かれる。
この方程式も、そろそろ解を出す時期に来ている筈です。
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