後一ヶ月で『民主党』代表選。
つまり、これからの日本を託す(託さざるを得ない)日本国総理大臣が、あとひと月足らずで決まるのです。
利権擁護派は、増々<世論誘導>の度合いを強めて来た。
▶内閣支持率、36%に上昇=4割が「首相続投を」―時事世論調査(時事見出し)
>6~9日に実施した8月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比4.2ポイント増の36.0%で、急落した参院選大敗直後からやや持ち直した。
>首相の続投を支持する理由(複数回答)は、「短期間で政権が代わるのは国益上よくない」が最多で56.9%。このほか「首相の政治手腕・能力評価にはまだ時間がかかる」が43.9%、「ほかに首相にふさわしい人材がいない」が20.2%。
【時事通信/8月13日15時7分配】
やれやれ。
この手の<世論調査>で、大多数の国民はいとも簡単に誘導されるのですねえ。
未だに。
あいも変わらず。
こうしたマスコミの国民誘導路線に、民主党内部から「手を貸す」のも、この政党の<常套手段>であります。
▶小沢氏の出馬を困難視=検審の結論待ち理由に―岡田外相▶(時事見出し)
>岡田克也外相は13日午後、朝日ニュースターの番組収録で、小沢一郎民主党前幹事長が9月1日告示の代表選に出馬するのは難しいとの認識を示した。
>資金管理団体の報告書をめぐり、小沢氏を不起訴とした検察当局の判断に対し、検察審査会が2度目の結論を出すことになっているが、時期は9月との見方が有力だ。岡田氏は、こうした状況に関し「検察審査会の結果が出ていない段階で(代表選に勝利して)首相になり、それで審査会が結論を出すというのは考えがたいことだ」と述べた。
【時事通信/8月13日13時39分配信】
バカめ。
変わりませんねえ、毎度の事ながら。
民主党議員達は、自分達の<最強にして唯一>の『金看板』を、「皆で担ぎ、皆で守る」と言う感覚はないらしい。
というよりも、『金看板』を「金看板」であると認識していないのだろう。
この人達は、教科書の文句の様な発言しか出来ない。
でも、他に一体誰がこの国を正しく導いて行けると言うのだろうか。
岡田さん。
貴方、出来ますか?
仙石さん?
貴方出来ますか?
特に、前原さん?
言っときますけど、政治は<ペーパー・テスト>では無いのですからね。
アメリカの、国際金融政策的(!)圧力と、国際戦略的軍事圧力と、それらを国内で代行する霞ヶ関官僚共と、前線実行部隊であるマスコミとの<包囲網>に屈せず、日本の真の国益追求に、舵を切る事が出来ると思ってますか?
▶小沢氏「原点に戻り政策実行」=参院選陳謝も―メルマガ配信▶(時事見出し)
>民主党の小沢一郎前幹事長は12日付のメールマガジンで、参院選敗北について「改選議席を大きく減らし、ねじれ状態をもたらす結果になったことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。
>その上で「民主党は原点に戻り、『国民の生活が第一』の政策を一つ一つ実行し、誰もが安心して暮らせる社会の実現に尽くす」と強調した。
【時事通信/8月13日12時21分配信】
よくぞ言って下さいました。
ただ。
残念な事に、無役の彼の声は「民主党の声」では無い。
もはや民主党は、「国民の生活が第一」なんぞと思っちゃいないのは明らか。
彼の発言は、『小沢の意見』に過ぎない。
政権政党『民主党の意見』では無くなってしまった。
▶小沢氏再始動の合図?メルマガに「原点に戻り政策実行」(朝日見出し)
>9月の党代表選に関する記述はないが、今後の党運営にかかわることに意欲をにじませた内容だ。
>小沢氏は6月に幹事長を辞任した後は定例記者会見などを行わずじまい。参院選期間中の地方遊説を終えた後も、休暇を一時取るなど公に発言することはなく、選挙後発信したのは初めて。
>「皆様のご尽力にもかかわらず、改選議席を大きく減らし、ねじれ状態をもたらす結果となった。深くおわび申し上げる」とし、「期待に応えるべく、誰もが安心して暮らせる社会の実現に尽力してまいる」と、昨年の衆院選マニフェストで掲げた政策に取り組む考えを示した。
【朝日新聞/2010年8月13日0時0分】
国民は、このスローガンを<選択>して、政権を与えた。
国民は、このスローガンの<実践>を、政権に望んでいる。
この事を<理解>している民主党議員が、どれくらい居るのであろうか。
怒りと悲しみとで、もどかしい事この上ない。
以下は、やや旧聞に属する記事では有るが、小沢の立場が良く伝わって来る。
▶菅首相憎しの小沢氏 打つ手はあるのか(産経見出し)
>小沢氏が代表選で擁立を模索しているとされる候補をざっと並べると、田中真紀子衆院議員、海江田万里衆院議員、原口一博総務相らに加え、「反小沢」の急先鋒(きゅうせんぽう)とされる前原誠司国土交通相ら複数の候補があがっている。
およよ。
>小沢氏の苦衷を察するに、名前が浮上している候補は、いずれも政治経験が浅く、「首相の器」であるか疑問に感じているのではないか。さらに多くの政治家は、選挙地盤が脆弱(ぜいじゃく)で、衆院選が行われれば、そのときの風向き次第で落選の憂き目にあいかねない。「選挙が弱くして大胆な政権運営はできない」という、選挙至上主義を信条とする小沢氏ならではの割り切りもある。
>米軍普天間飛行場移設問題や国家戦略局構想など、首相の姿勢に強い不満をもっている鳩山由紀夫前首相の支持グループなどと、せっかく「反菅包囲網」を構築できても、肝心の担ぐ御輿(みこし)を絞りきれていない。
だよなあ。
>小沢氏が腰を上げる可能性は極めて低い。周知のように、小沢氏の資金管理団体に絡む政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が今秋にも第2段階の審査を終える。起訴議決となれば、小沢氏は強制起訴されてしまう。
>代表選で勝って首相に就いても、世論の集中砲火を浴び、政権の屋台骨があっけなく崩れてしまう事態は、容易に想像がつく。
>小沢氏は、代表選をすっ飛ばして今秋に召集予定の臨時国会の対応に照準を定め、自民党の一部勢力を巻き込んだ政界再編を仕掛ける。連携相手は古賀氏か。それとも、一度は小沢氏とたもとを分かった二階氏か-。こんな筋書きもあるのである。
>夏から秋にかけての政局は、やはり「小沢氏抜き」では語れない。
【産經新聞/8月8日20時41分配信】
そして、まさに代表選は「百花繚乱」の状態である。
ただ、『百花』が雑草の花に過ぎなく感じてしまうのだ。
▶民主党代表選うごめく9人 小沢・海江田・真紀子…菅離れ加速(zaczac見出し)
>◆出馬に意欲を見せている筆頭は海江田氏。
>小沢代表時代には党選対委員長代理を務めるなど小沢氏の信認も厚いとされるのも強みだ。実際、先の党代表選で小沢グループの一部から出馬を打診された経緯がある。それだけに、「小鳩」両陣営が海江田氏を「反菅」勢力の統一候補として担げば、代表選の有力候補に浮上するのは間違いない。
>しかし、民主党筋は海江田氏について「経済分野など政策通だが、選挙は弱く、失言癖もある。大臣を経験しておらず軽量級」とバッサリ。自著「僕が小沢政治を嫌いなほんとの理由」(二期出版、1996年)を出版した過去もあり、「風見鶏」(民主党関係者)との声もある。
>◆原口氏も先の代表選で小沢グループから出馬を打診された経緯がある有力者の1人。
>小沢氏周辺は「総務相として知名度も高くなり、本人はやる気満々」と推測しつつ、こう語る。
> 「小沢氏の幹事長時代、小沢氏を『オヤジ』と言っていたが、幹事長辞任後は『小沢さん』と言い換える風見鶏タイプだけに、小沢グループが原口氏で一本化できるかは微妙だ」
>◆小沢鋭仁環境相の名前もとりざたされている。
>「政策通だが、存在感は薄いし人望もない。『一郎じゃない方の小沢』と言ってもピンとこない人も多いのでは…」(民主党関係者)と手厳しい声がある。
>◆先の代表選に出馬した樽床伸二国対委員長の動きも注目される。
>民主党ベテラン議員は「人柄が持ち味だが、前回の代表選出馬会見で準備不足を露呈し、報道陣に『よく出てきましたね』と皮肉られたほどだ。首相の器にはまだ早い」(民主ベテラン)と指摘する。
>◆樽床氏と並んで名前が浮上しているのが松本剛明・衆院議院運営委員長。初代首相の伊藤博文氏の玄孫、父は元防衛庁長官と“血統”は抜群だ。民主党関係者も「政策通だし、毛並みも文句なし。ただ、大臣経験がない。知名度もない」と指摘する。
>◆旧民社党グループにも独自候補擁立を模索する声があり、中核的存在の川端達夫文部科学相が浮上している。
>「岡田克也代表時代の幹事長だったが、地味すぎて存在感がなかった」(民主党関係者)との評も。阪神タイガースの熱狂的ファンの方が有名との声もある。
阪神タイガースのファンとしての知名度!!
>◆田中真紀子元外相。
>小沢グループの一部から出馬待望論があるものの、本人は現時点で否定している。
>「毒が強すぎる。首相になれば何をやらかすか分からないし、スキャンダルも…危険牌だ」(民主ベテラン)と懸念される。
>◆ダークホース的存在なのが、首相支持を表明している前原誠司国土交通相。
>民主党有力筋は「防衛、外交など思想的に自民党に近く、普天間問題も控え、ねじれ国会を乗り切るにはちょうどいい。菅首相陣営の中にも『勝てるとみれば、最終的に出馬するのでは』と不信感を持っている議員は多い」と打ち明ける。
>「党代表時代に偽装メール事件で負った古傷が癒えていない」
この言われよう。
枯れ尾花?
枯れ木も山のにぎわい?
「民主党には政権担当能力は無い」
自民党であれば、官僚丸投げであった為に、顔は誰でも良かった。
「優秀な(!)官僚が頭で、手足」であった。
顔をすげ替えても、<彼らの日本>は動いていた。
国民の利益とは逆行していたけれど。
民主党は、一応「脱官僚政治』と『政治主導』を謳った筈。
国民は、そのスローガンで、政権を与えた。
国民は、そのスローガンを実行する事を望んでいる。
この事が解っている民主党議員は、果たしてどれくらい居るのだろうか。
>◆肝心の小沢氏の出馬はあるのか。
>側近議員らは「小沢さんしかいない」と待望論をブチ上げ、ねじれ国会を乗り切れるのは「“寝技”もできる小沢氏」(周辺)と「剛腕力」に期待を寄せる。
>しかし、「政治とカネ」の問題が未解決なだけに、「トゲが刺さったままの出馬はない」との見方が強い。首相支持派の中堅議員も、「小沢氏が表舞台に再登板することへの世論の期待値は、依然として低い」と、出馬はないと見る。
【zakzak/2010.08.12】
まさしく<八方ふさがり>。。。
つまり、これからの日本を託す(託さざるを得ない)日本国総理大臣が、あとひと月足らずで決まるのです。
利権擁護派は、増々<世論誘導>の度合いを強めて来た。
▶内閣支持率、36%に上昇=4割が「首相続投を」―時事世論調査(時事見出し)
>6~9日に実施した8月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比4.2ポイント増の36.0%で、急落した参院選大敗直後からやや持ち直した。
>首相の続投を支持する理由(複数回答)は、「短期間で政権が代わるのは国益上よくない」が最多で56.9%。このほか「首相の政治手腕・能力評価にはまだ時間がかかる」が43.9%、「ほかに首相にふさわしい人材がいない」が20.2%。
【時事通信/8月13日15時7分配】
やれやれ。
この手の<世論調査>で、大多数の国民はいとも簡単に誘導されるのですねえ。
未だに。
あいも変わらず。
こうしたマスコミの国民誘導路線に、民主党内部から「手を貸す」のも、この政党の<常套手段>であります。
▶小沢氏の出馬を困難視=検審の結論待ち理由に―岡田外相▶(時事見出し)
>岡田克也外相は13日午後、朝日ニュースターの番組収録で、小沢一郎民主党前幹事長が9月1日告示の代表選に出馬するのは難しいとの認識を示した。
>資金管理団体の報告書をめぐり、小沢氏を不起訴とした検察当局の判断に対し、検察審査会が2度目の結論を出すことになっているが、時期は9月との見方が有力だ。岡田氏は、こうした状況に関し「検察審査会の結果が出ていない段階で(代表選に勝利して)首相になり、それで審査会が結論を出すというのは考えがたいことだ」と述べた。
【時事通信/8月13日13時39分配信】
バカめ。
変わりませんねえ、毎度の事ながら。
民主党議員達は、自分達の<最強にして唯一>の『金看板』を、「皆で担ぎ、皆で守る」と言う感覚はないらしい。
というよりも、『金看板』を「金看板」であると認識していないのだろう。
この人達は、教科書の文句の様な発言しか出来ない。
でも、他に一体誰がこの国を正しく導いて行けると言うのだろうか。
岡田さん。
貴方、出来ますか?
仙石さん?
貴方出来ますか?
特に、前原さん?
言っときますけど、政治は<ペーパー・テスト>では無いのですからね。
アメリカの、国際金融政策的(!)圧力と、国際戦略的軍事圧力と、それらを国内で代行する霞ヶ関官僚共と、前線実行部隊であるマスコミとの<包囲網>に屈せず、日本の真の国益追求に、舵を切る事が出来ると思ってますか?
▶小沢氏「原点に戻り政策実行」=参院選陳謝も―メルマガ配信▶(時事見出し)
>民主党の小沢一郎前幹事長は12日付のメールマガジンで、参院選敗北について「改選議席を大きく減らし、ねじれ状態をもたらす結果になったことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。
>その上で「民主党は原点に戻り、『国民の生活が第一』の政策を一つ一つ実行し、誰もが安心して暮らせる社会の実現に尽くす」と強調した。
【時事通信/8月13日12時21分配信】
よくぞ言って下さいました。
ただ。
残念な事に、無役の彼の声は「民主党の声」では無い。
もはや民主党は、「国民の生活が第一」なんぞと思っちゃいないのは明らか。
彼の発言は、『小沢の意見』に過ぎない。
政権政党『民主党の意見』では無くなってしまった。
▶小沢氏再始動の合図?メルマガに「原点に戻り政策実行」(朝日見出し)
>9月の党代表選に関する記述はないが、今後の党運営にかかわることに意欲をにじませた内容だ。
>小沢氏は6月に幹事長を辞任した後は定例記者会見などを行わずじまい。参院選期間中の地方遊説を終えた後も、休暇を一時取るなど公に発言することはなく、選挙後発信したのは初めて。
>「皆様のご尽力にもかかわらず、改選議席を大きく減らし、ねじれ状態をもたらす結果となった。深くおわび申し上げる」とし、「期待に応えるべく、誰もが安心して暮らせる社会の実現に尽力してまいる」と、昨年の衆院選マニフェストで掲げた政策に取り組む考えを示した。
【朝日新聞/2010年8月13日0時0分】
国民は、このスローガンを<選択>して、政権を与えた。
国民は、このスローガンの<実践>を、政権に望んでいる。
この事を<理解>している民主党議員が、どれくらい居るのであろうか。
怒りと悲しみとで、もどかしい事この上ない。
以下は、やや旧聞に属する記事では有るが、小沢の立場が良く伝わって来る。
▶菅首相憎しの小沢氏 打つ手はあるのか(産経見出し)
>小沢氏が代表選で擁立を模索しているとされる候補をざっと並べると、田中真紀子衆院議員、海江田万里衆院議員、原口一博総務相らに加え、「反小沢」の急先鋒(きゅうせんぽう)とされる前原誠司国土交通相ら複数の候補があがっている。
およよ。
>小沢氏の苦衷を察するに、名前が浮上している候補は、いずれも政治経験が浅く、「首相の器」であるか疑問に感じているのではないか。さらに多くの政治家は、選挙地盤が脆弱(ぜいじゃく)で、衆院選が行われれば、そのときの風向き次第で落選の憂き目にあいかねない。「選挙が弱くして大胆な政権運営はできない」という、選挙至上主義を信条とする小沢氏ならではの割り切りもある。
>米軍普天間飛行場移設問題や国家戦略局構想など、首相の姿勢に強い不満をもっている鳩山由紀夫前首相の支持グループなどと、せっかく「反菅包囲網」を構築できても、肝心の担ぐ御輿(みこし)を絞りきれていない。
だよなあ。
>小沢氏が腰を上げる可能性は極めて低い。周知のように、小沢氏の資金管理団体に絡む政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が今秋にも第2段階の審査を終える。起訴議決となれば、小沢氏は強制起訴されてしまう。
>代表選で勝って首相に就いても、世論の集中砲火を浴び、政権の屋台骨があっけなく崩れてしまう事態は、容易に想像がつく。
>小沢氏は、代表選をすっ飛ばして今秋に召集予定の臨時国会の対応に照準を定め、自民党の一部勢力を巻き込んだ政界再編を仕掛ける。連携相手は古賀氏か。それとも、一度は小沢氏とたもとを分かった二階氏か-。こんな筋書きもあるのである。
>夏から秋にかけての政局は、やはり「小沢氏抜き」では語れない。
【産經新聞/8月8日20時41分配信】
そして、まさに代表選は「百花繚乱」の状態である。
ただ、『百花』が雑草の花に過ぎなく感じてしまうのだ。
▶民主党代表選うごめく9人 小沢・海江田・真紀子…菅離れ加速(zaczac見出し)
>◆出馬に意欲を見せている筆頭は海江田氏。
>小沢代表時代には党選対委員長代理を務めるなど小沢氏の信認も厚いとされるのも強みだ。実際、先の党代表選で小沢グループの一部から出馬を打診された経緯がある。それだけに、「小鳩」両陣営が海江田氏を「反菅」勢力の統一候補として担げば、代表選の有力候補に浮上するのは間違いない。
>しかし、民主党筋は海江田氏について「経済分野など政策通だが、選挙は弱く、失言癖もある。大臣を経験しておらず軽量級」とバッサリ。自著「僕が小沢政治を嫌いなほんとの理由」(二期出版、1996年)を出版した過去もあり、「風見鶏」(民主党関係者)との声もある。
>◆原口氏も先の代表選で小沢グループから出馬を打診された経緯がある有力者の1人。
>小沢氏周辺は「総務相として知名度も高くなり、本人はやる気満々」と推測しつつ、こう語る。
> 「小沢氏の幹事長時代、小沢氏を『オヤジ』と言っていたが、幹事長辞任後は『小沢さん』と言い換える風見鶏タイプだけに、小沢グループが原口氏で一本化できるかは微妙だ」
>◆小沢鋭仁環境相の名前もとりざたされている。
>「政策通だが、存在感は薄いし人望もない。『一郎じゃない方の小沢』と言ってもピンとこない人も多いのでは…」(民主党関係者)と手厳しい声がある。
>◆先の代表選に出馬した樽床伸二国対委員長の動きも注目される。
>民主党ベテラン議員は「人柄が持ち味だが、前回の代表選出馬会見で準備不足を露呈し、報道陣に『よく出てきましたね』と皮肉られたほどだ。首相の器にはまだ早い」(民主ベテラン)と指摘する。
>◆樽床氏と並んで名前が浮上しているのが松本剛明・衆院議院運営委員長。初代首相の伊藤博文氏の玄孫、父は元防衛庁長官と“血統”は抜群だ。民主党関係者も「政策通だし、毛並みも文句なし。ただ、大臣経験がない。知名度もない」と指摘する。
>◆旧民社党グループにも独自候補擁立を模索する声があり、中核的存在の川端達夫文部科学相が浮上している。
>「岡田克也代表時代の幹事長だったが、地味すぎて存在感がなかった」(民主党関係者)との評も。阪神タイガースの熱狂的ファンの方が有名との声もある。
阪神タイガースのファンとしての知名度!!
>◆田中真紀子元外相。
>小沢グループの一部から出馬待望論があるものの、本人は現時点で否定している。
>「毒が強すぎる。首相になれば何をやらかすか分からないし、スキャンダルも…危険牌だ」(民主ベテラン)と懸念される。
>◆ダークホース的存在なのが、首相支持を表明している前原誠司国土交通相。
>民主党有力筋は「防衛、外交など思想的に自民党に近く、普天間問題も控え、ねじれ国会を乗り切るにはちょうどいい。菅首相陣営の中にも『勝てるとみれば、最終的に出馬するのでは』と不信感を持っている議員は多い」と打ち明ける。
>「党代表時代に偽装メール事件で負った古傷が癒えていない」
この言われよう。
枯れ尾花?
枯れ木も山のにぎわい?
「民主党には政権担当能力は無い」
自民党であれば、官僚丸投げであった為に、顔は誰でも良かった。
「優秀な(!)官僚が頭で、手足」であった。
顔をすげ替えても、<彼らの日本>は動いていた。
国民の利益とは逆行していたけれど。
民主党は、一応「脱官僚政治』と『政治主導』を謳った筈。
国民は、そのスローガンで、政権を与えた。
国民は、そのスローガンを実行する事を望んでいる。
この事が解っている民主党議員は、果たしてどれくらい居るのだろうか。
>◆肝心の小沢氏の出馬はあるのか。
>側近議員らは「小沢さんしかいない」と待望論をブチ上げ、ねじれ国会を乗り切れるのは「“寝技”もできる小沢氏」(周辺)と「剛腕力」に期待を寄せる。
>しかし、「政治とカネ」の問題が未解決なだけに、「トゲが刺さったままの出馬はない」との見方が強い。首相支持派の中堅議員も、「小沢氏が表舞台に再登板することへの世論の期待値は、依然として低い」と、出馬はないと見る。
【zakzak/2010.08.12】
まさしく<八方ふさがり>。。。