joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

W杯まで2ヶ月

2006年04月01日 | スポーツ
昨日のサッカー日本代表・エクアドル戦の収穫は、解説の相馬直樹の論理的なコメントだったと思います。

昨日の中継をしたTBSは、これまでもアナウンサー・解説者共に冷静に実況してくれます。金田さんや水沼さんは論理的にコメントを出します。

民放で僕のお気に入りはフジの風間さん。彼も非常に丁寧に状況を分析してくれます。

昨日の相馬さんは解説デビューだったと思うけど、多くの解説者が実況者の問いかけに「そうですねぇ」と答えて相槌で済ませてしまうことが多いのに対し、つねに自分のその場の考えを述べてくれました。

私はサッカーの素人だし、またその場に居合わせている解説者たちの解説を100パーセント理解するには無理がある。しかしそれでも相馬さんの解説は、漫然とピッチを見ているときに、彼の解説によって何が問題なのかをつねに意識させられました。

肝心のサッカーのほうはどうだったのか。目立ったのは玉田の動きの良さかな。しかしボスニア・ヘルツェゴビナ戦を見て分かったのは、中村と中田がいるといないでは代表チームの動きはホントに全く違うということ。二人がいるだけでピッチ全体を効果的に使う動きができる。

評論家の見た目では、もう代表チームのメンバーに大きなサプライズは期待できしないし、この時期にそういうものを期待するのもおかしいのかもしれない。

FWについては、柳沢が間に合うか、間に合わなければ誰がFWに入るのか。個人的には巻が好みだけど、しかし彼なら絶対に点が取れると僕が確言できるわけではありません。

MFには松井を組み入れたチームを作って欲しいのだが、ジーコの眼中にはもう今のチームを確立することしかないのかな。チームに動きをつけるという点では、パサーを3人も4人も並べるよりは松井を入れて欲しいのだけど。松井は自分で走るしパス・センスはあるしキープ力もあるし。

結局、サイドの加地とサントスはほとんど不動のレギュラーという感じでここまで来ました。これもFWと同じで、外野からどれだけ文句を言おうと、じゃあかれらに完全に取って代わるメンバーがいるのかと聞かれると答えられない以上、ジーコの選択は正しいのかもしれません。しかしバック・アップを揃えなくてよかったのだろうか。
オフトの時には都波が直前で怪我をしてサイドが足りなくなってしまったのだけど。

私たち外野はどうしてもフレッシュなメンバーを見たくなり、それに飽きるとまた別の選手を見たくなります。しかしそういうのにジーコは付き合う気はさらさらないのかもしれない。


涼風


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