野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

「つぼみな」収穫体験

2018年03月24日 21時10分25秒 | 野菜ソムリエコミュニティ奈良
3月11日(日)
奈良・明日香村で「つぼみな」の収穫&出荷体験を行いました。


「つぼみな」は高菜の一種で、
わき芽(蕾)を食べる野菜です。
九州ではよく食べられていますが、
関西ではまだまだ珍しい野菜です。


芽の部分はそのまま食べるとピリッとした辛みがあり、
コリコリしています。
生でサラダに入れてもおいしいです。

まるで春を告げる山菜を思わせるような野菜。
しかも旬はこの時期なのです。

加熱すると辛みはやわらぎ、甘味が出てきます。

葉の部分ももちろん食べれます。

そんな「つぼみな」を、
奈良県明日香村では、新しい特産品の1つとして、栽培されています。

関西でもあまり見かけない「つぼみな」。

しかも畑で育っている姿を見るのはほとんど初めてという参加者。
皆さん、出荷前から興味津々でした。


まず、明日香地域振興公社の理事長、上田行弘様よりご挨拶を頂いた後、
出荷作業がスタート。


収穫および出荷作業の方法を教えて頂きましたのは、
野菜ソムリエ上級プロで、
日本野菜ソムリエ協会講師の西野慎一先生。


つぼみなの収穫もちょっとコツが要ります。
外側についている脇芽から収穫すると、収穫しやすいとのこと。

しかも、少し力を入れながら、ソーッと外に向けて外すように収穫します。
これがなかなか難しいのです。
トウモロコシを丁寧に収穫するようなイメージでお考え下さい。




それにしても、和気あいあいとした雰囲気です。

そのあと、出荷作業。
専用のパックに入れます。



まず、パックに入るように余分な葉を落とします。


そのあと、余分な切り口をキレイにします。
ここで使用するナイフはセラミックのナイフを使います。
普通のナイフだと切り口が茶色く変色するためです。

そのあと、パック詰めするのですが、
つぼみなは大きさが千差万別。もともとから揃いません。
しかも真横から見ると楕円形をしています。

専用のパックへの入れ方も“センス”が問われるところ。
1パックに2~3個入れるのですが、
大きさに差があってもダメ。
生活者は買ってくれないそうです。

面の広い部分を真下にして入れるといいのですが、
ここは経験と慣れです。


最初は皆さん手間取ってましたが、
あっという間にパック詰めが出来上がりました。

そのあと、
明日香夢の旬菜館「ポカ・フレール」でランチ。


今回は特別に「つぼみなづくし」のランチをご用意いただき、
楽しみました。


ベーコンとつぼみなを炒めたもの


つぼみなのキッシュなどが登場。
コリコリ感と爽やかな甘味がなんともいえず美味しかったです。

この日は快晴で、気持ちいい気候でした。

明日香地域振興公社の上田様

西野先生、
そして、ご参加くださいました皆様、

ありがとうございました。




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