さて、先日お邪魔しました川上村の「やまいき市」では
在来野菜も存在感を示していました。
まずはこちら。

からし菜の一種「黄がらし菜」。
地元では「みがらし」と呼ばれてます。
そのままでも結構辛いですが、茹でると一層辛味が増します。
こちら、何十年も村で自家採種されたものだそうです。
因みにこれが大きくなって花を咲かせ、実ったタネが、「からし」の原料になります。
で、もう1つ。

こちらは、「ふだんそう」です。
今や大人気のスイスチャードと同じ仲間。
こちらも、村のおばあちゃん(おじいちゃんやったかも?)が毎年自家採種しているそうです。
ところで、市販の品種に「うまい菜」という品種があります。
ところがうまい菜だと川上村ではうまく育たず、
味もいまいちなようで、
昔ながらの「ふだんそう」が育てられてきたそうです。
実際、最近出回っているふだんそうより、葉っぱの形が丸めで緑の色が薄め、
しかも葉柄が短く、姿はツルムラサキやオカワカメにも似ています。
そういえば、3月に川上村にお邪魔した際、
「小菜」という、いわば絶滅危惧の野菜があることを教えていただきました。
※そのときの記事はこちらです。
いろいろお話をお伺いすると、
自家採種しているおじいちゃん、おばあちゃんも少なくないとのこと。
源流の地ならではの地域だから、
何かあるハズ。。。。。。。。。。
どんな野菜があるか、気になりますね~。
そして、これらのタネがボクらの世代で、
継承出来る仕組みを作って行けたらと感じました。
自家採種に携わっている野菜ソムリエとして、
なんか出来るハズ。
血が騒いできました。
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