淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

今田美桜主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」第1話。こういう肩の凝らないドラマが一番いい。土曜の夜、何も考えずにゆったりできる。275

2024年04月14日 | Weblog
 土曜日、ちょうど20キロを走って、あまりの不甲斐無さにそのあと部屋に籠ってずっと落ち込んでいた。
 キロ4分前後で平然と長距離を走っていた時期もあったのに・・・100キロ・ウルトラ・マラソンだって完走したのに・・・フル・マラソンはもちろん、ハーフでさえ一度も途中でリタイアなんてしたことなかったのに(一度、熱中症で倒れて救急車両にゴールまで搬送されたことはありましたが)。
 昨日だって一度もペースを崩すことなく休まずに20キロを走り切ったものの、とにかくキレがない。身体が重い。足が出ない。
 自宅まで走り切って、「待てよ、本番となると、もう一度ここから22キロ、つまり浅虫温泉近くまで行って戻ってこなきゃいけないんだ!」とふと考えたら、絶望的になってしまった。無理だわ、たぶん。42キロ走るのは。
 やけくそで、夜、冷えたビールでも飲もうかとも考えたけれど、それは止めて蒲団に入ってずっとウダウダしていた。



 夜の9時になったので、新しく今田美桜が主演を務める、ドラマ「花咲舞が黙ってない」新シリーズ(日本テレビ系)を観てみることに。
 このドラマ、2014年、2015年に杏主演でドラマ化された「花咲舞が黙ってない」の新シリーズである。
 原作は、池井戸潤の「花咲舞が黙ってない」と「不祥事」。池井戸潤の原作ドラマって、これまで全部それなりに面白く、ハズレということがなかった。
 杏が主演していた前作の「花咲舞が黙ってない」も、肩の凝らない企業ドラマで悪くはなかったと思う。



 今回もまた、大手銀行の窓口係から本部の臨店班に異動になった花咲舞(今田美桜)が、臨店班として調査訪問する支店で巻き起こる様々な事件や不祥事を解決してゆくという内容で、舞のバディ役を山本耕史、舞が憧れを抱くエリート女性行員を菊地凛子、将来の頭取候補で今回の悪役(ラスボス)になるらしいエリート部長を要潤が演じていた。 
 まあ、「水戸黄門」みたいな勧善懲悪ものの明朗ドラマで、そこに深い社会性とかシリアスな要素とかがあるわけじゃない。でも、そこがいいんだなあ。肩が凝らなくて、観ていてストレスが一切ないのだ。
 「お言葉を返すようですが」から始まって、「黙りません!」、「この銀行も腐ってます!」へと続く、決め台詞が観ていてスカッとする。これって、勤め人なら誰もが一度は使ってみたいフレーズだろう(使えないけど)。
 予定調和だし、ラストも分かり切ってはいるけれど、今の時代、こういうドラマは絶対に必要だと思う。
 土曜の夜、なーーんにも考えずにドラマ「花咲舞が黙ってない」を観る。
 正しいと思う。







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