日々の生活はとてもだらしないくせに、潔癖症というか、完璧主義的というか、どうでもいいような変なところに何故か妙にこだわり続けるところがあったりする。
たとえば、漫画雑誌なんでもそうだ。
きちんと最初からページの順を追って最後まできちんと読む。どんなに面白くない連載漫画が途中で掲載されていたとしても、そこもちゃんと全部読む。
それから、新聞も、雑誌も、小説も、音楽もそうだ。
気に入った作家・アーティストがいたら、その人の全ての作品を年代順に全部集めないと気が済まないのである。だから全部揃える。関連する作品まで集めてしまう。
映画を観に行っても、途中で劇場を出るということをしたことがない。一切ない。どんな下らない作品に出合ったとしても最後まで観続ける。
そして気に入った監督の映画は、どんなことをしても観ようと試みる。全部、この手に把握しておかないと落ち着かないのだ。
なので、凄く疲れる。
そうなると、問題なのはテレビドラマ、それもアメリカの人気テレビドラマのDVD化なんかの場合、凄く困ることになる。
日本で発表当初から観続けているドラマなら特に問題はないけれど、既にシーズン4とか5とか6とかまで進んでいて、今更ながらその面白さに気付いたなんていうドラマにぶち当たると、膨大な時間を費やして最初のシーズンから全部見直さなければならないことになるからだ。
そんなことで最近、寝る間も惜しんで観続けているドラマが「Dr.HOUSE」と「ER」である。
特に、かなりのシーズンを消化している「ER」はきつい(勿論、ドラマ自体は最高に面白いので、その意味においては苦になんてならないけれど)。
だって今観ているのが「シーズン1」の7話だもんね・・・。先は長い。とほほ。
もう一方の「Dr.HOUSE」は、まだオンエアされて日が浅いので大変助かってはいるけれど、これだって結構なボリュームである。
医者としてずば抜けた洞察力と技術力を持っている、一匹狼で皮肉屋のドクター・ハウスが、解明出来なかった複雑な病の原因を突き止めてゆくという医療ドラマだ。
このドラマ、1話完結スタイルで、様々な病に冒されている患者たちの真の病名を推理し、その治療にあたってゆくという形式を取っているのだけれど、ハウスなる50歳代主人公の機知と皮肉に満ちた科白がたまらなくいい。
癖になるのだ。早く次の回が観たくなって。
でも、それは、例えば「24」や「ロスト」なんかのように、目まぐるしく展開するノンストップ・ジェットコースター感覚では決してない。
ドラマ自体は、じっくりと丁寧に撮られた医学ドラマで、そこにユーモアとアイロニーが塗してあるのだ。
主役のヒュー・ローリーが、なんとも言えない中年の魅力を醸し出している。
寒い冬、暖かい部屋の中で珈琲と美味しいスイーツを頬張りながら観る「Dr.HOUSE」。
ちょっとハマるよ、これ。
たとえば、漫画雑誌なんでもそうだ。
きちんと最初からページの順を追って最後まできちんと読む。どんなに面白くない連載漫画が途中で掲載されていたとしても、そこもちゃんと全部読む。
それから、新聞も、雑誌も、小説も、音楽もそうだ。
気に入った作家・アーティストがいたら、その人の全ての作品を年代順に全部集めないと気が済まないのである。だから全部揃える。関連する作品まで集めてしまう。
映画を観に行っても、途中で劇場を出るということをしたことがない。一切ない。どんな下らない作品に出合ったとしても最後まで観続ける。
そして気に入った監督の映画は、どんなことをしても観ようと試みる。全部、この手に把握しておかないと落ち着かないのだ。
なので、凄く疲れる。
そうなると、問題なのはテレビドラマ、それもアメリカの人気テレビドラマのDVD化なんかの場合、凄く困ることになる。
日本で発表当初から観続けているドラマなら特に問題はないけれど、既にシーズン4とか5とか6とかまで進んでいて、今更ながらその面白さに気付いたなんていうドラマにぶち当たると、膨大な時間を費やして最初のシーズンから全部見直さなければならないことになるからだ。
そんなことで最近、寝る間も惜しんで観続けているドラマが「Dr.HOUSE」と「ER」である。
特に、かなりのシーズンを消化している「ER」はきつい(勿論、ドラマ自体は最高に面白いので、その意味においては苦になんてならないけれど)。
だって今観ているのが「シーズン1」の7話だもんね・・・。先は長い。とほほ。
もう一方の「Dr.HOUSE」は、まだオンエアされて日が浅いので大変助かってはいるけれど、これだって結構なボリュームである。
医者としてずば抜けた洞察力と技術力を持っている、一匹狼で皮肉屋のドクター・ハウスが、解明出来なかった複雑な病の原因を突き止めてゆくという医療ドラマだ。
このドラマ、1話完結スタイルで、様々な病に冒されている患者たちの真の病名を推理し、その治療にあたってゆくという形式を取っているのだけれど、ハウスなる50歳代主人公の機知と皮肉に満ちた科白がたまらなくいい。
癖になるのだ。早く次の回が観たくなって。
でも、それは、例えば「24」や「ロスト」なんかのように、目まぐるしく展開するノンストップ・ジェットコースター感覚では決してない。
ドラマ自体は、じっくりと丁寧に撮られた医学ドラマで、そこにユーモアとアイロニーが塗してあるのだ。
主役のヒュー・ローリーが、なんとも言えない中年の魅力を醸し出している。
寒い冬、暖かい部屋の中で珈琲と美味しいスイーツを頬張りながら観る「Dr.HOUSE」。
ちょっとハマるよ、これ。