MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

赤城山のヒョウモンチョウ

2022年09月23日 | 昆虫

今週も週末は台風がやって来そうです。

当然、新ネタでのブログの更新が出来ないので、赤城山周りで撮った残りの写真で更新します。

アサギマダラを撮りに行くといつも近くで見るのがミドリヒョウモンです。

今回も予定通りこの蝶は抑えられました。

撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14

ミドリヒョウモン♀ ISO1250  1/500  f/6.3 焦点距離:130mm

ミドリヒョウモンの雌(暗色型)です。

雌には他に雄と似たオレンジ色の個体もあります。

ミドリヒョウモン♂ ISO320  1/500  f/6.3 焦点距離:150mm

雄の特徴は前翅にある4本の黒い性標です。

ミドリヒョウモンは栗の花の季節、狭山丘陵でもよく見ることが出来ます。

 

ウラギンスジヒョウモン♀ ISO800  1/250  f/7.1 焦点距離:150mm

この蝶、名前も良く似たオオウラギンスジヒョウモンと区別が大変難しいです。

黒い模様の隙間が多いことからウラギンスジヒョウモンとしましたが、ちょっと自信がありません。

これは雌ですが、雄にはミドリヒョウモンと同じような性標があります。

 

実際ヒョウモンチョウの仲間は、姿が非情に良く似ており、特に雄は区別がつきにくい姿をしています。

参考のために、都内で最近一番よく見られるヒョウモンチョウ、ツマグロヒョウモンの雄を以前の写真から見てみましょう。

ツマグロヒョウモン♂ ISO1250  1/500  f/6.3 焦点距離:130mm

如何でしょう?

ちょっと見た目には区別がつきにくいですよね。

 

オマケを一つ、キノコの写真を…。

タマゴタケ ISO1600 1/125  f/6.3 焦点距離:65mm

この状態で高さ20cmほどある大型のキノコです。

この色ですから目立ちますよね。

もちろんこれは毒キノコ!……じゃないんです。

タマゴタケという名の立派な食用キノコなんです。

実は、ン十年前、岩手県の花巻市に出張していた時、キノコ採りの名人が採ってきて、「美味しいから食べてみろ。」と言われたのですが…。

何しろ黄色とオレンジ色ですからねえ~。

躊躇した末、大丈夫という言葉を信じて食べたら…「うまい!」

香りが強く、なかなか美味しかったですよ。

まあそんな事を思い出したキノコでした。

 

次に撮影に出るのは月曜日くらいでしょうか?

 

コメント
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