MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

マクロレンズの被写界深度と解像感

2017年04月26日 | カメラ関連

今週は予定通り仮眠と昼寝で体力を維持しています。

ほぼ24時間待機状態なのですが、それでも目を離している間に…というのが多いんですよね。

今回も初っぱなに、それをやってしまいました。(-_-;)

深夜0時迄仮眠して起きたら、蛹から成虫が半分出てきたところで…ガックリ!(10分早ければ…。)

でも、そのまま止めては勿体ないので、テストを兼ねてレンズの解像度チェックをしてみることにしました。

今回チェックしてみるのは LEICA DG MACRO ELMARIT 45mm F2.8です。

この MACRO ELMARIT 45mm は過去に使っていたのですが、機材整理のため一度手放したレンズです。

しかし一昨年、過去の昆虫写真を整理していたところ、やけに雰囲気の良いアキアカネの写真が見つかりました。

そのレンズを確認したところ、これだった…というわけです。

その時は野鳥用にCanon 7D MarkⅡ、昆虫用にOLYMPUS E-M1,E-M5という体勢でしたので、フォーサーズ2本目のマクロレンズとして再度購入を決めました。

このレンズ、LEICAブランドを背負っているだけあって、一言で言えば解像度より雰囲気…という感じだと思います。

今回はナナホシテントウの室内撮影用に、E-M5にOLYMPUS ED60mm F2.8 MACRO、E-M1にLEICA MACRO 45mmの2台体勢としました。

最初はF16まで絞り込んだショットです。

OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO ELMARIT 45mm F2.8 + FL36R(ディフューザー使用) ISO100  1/125  f/16

羽化のクライマックス、後翅を伸ばして乾かしています。(黄色い前翅に七つの黒い星が浮き出し始めていますね。)

この時絞りをF16迄絞っていますが、最近のレンズはF8.0を過ぎると、明らかに解像度が落ちているように見えます。

マクロ撮影の場合はサイズ1mm以下の卵からの孵化なども撮影対象ですので、出来るだけ被写界深度を深くしたいんですよね。

上の写真の様に、比較対象が無いとF16でも、十分な気がしますが…。

そこで、羽化の完成型で休んでいるナナホシテントウにモデルをお願いして、被写界深度と解像度の比較テストをしてみましょう。

どうでしょう?

ピントは固定でナナホシテントウの背中に合わせてあるので、被写界深度に関しては一目瞭然、とまっている茎の見え具合で解りますよね。

解像度は予想通りF8を過ぎると、甘くなって来ます。

このあたりは現像時、シャープネスの調整である程度は対応出来るとは思います。(1枚目の写真の様に)

でもF16は少々絞りすぎかもしれません。

昨晩の羽化は何とか撮る事が出来ましたので(絞りはF10にしました)次回は被写界深度が浅くなるのを覚悟でF8を使ってみたいと思います。

今日は羽化の予定が無いので普段通り寝ることが出来そうです。(^^)

 

 

 

 

 

 

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