おかんのネタ帳

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米原曳山祭

2018-10-15 23:25:16 | 湖国日記
今月は何かと忙しいです~
新しくチャレンジしてる仕事があったり、取材もあったり、
夫婦円満一泊二日近場の旅、があったり、市民カレッジがあったり、
近畿演劇鑑賞会連絡会議の総会があったり、
祭があったり・・・そうなんです! 祭ですよ。

昨年も行けてなかったのですが、滋賀の秋祭り。
ちょうど、近畿演観連の総会と重なったのですが、
総会は彦根であったのと、2日目がお昼で終わったこともあって、
そう、米原の曳山祭に寄ってきました!
・・・大津祭はとうてい間に合わないので~

今年は、松翁山が一基、子供歌舞伎を奉納します。
松翁山は、3年ぶりの奉納だとか。

iPhoneが電池切れしそうやったので、公演は1回しか観てないんやけど、
相変わらず、愛らしい子どもたちの、どこか素朴で、
地域の暖かみを感じる、米原曳山祭でした。



米原駅から歩いて5分ほどの広場、14時30分の回を観ました。
米原曳山祭は、3日間行われますが、この日は2日目。
湯谷神社と周辺の地域、4カ所で子供歌舞伎が奉納されるようです。



大津祭に比べると観客は少ないですが、
それでも地元の方々がたくさん集まってはります。



最初は三番叟。かわいい二人の男の子。

そして今回の出し物は「義士外伝 土屋主税」。



あらすじは・・・(パンフより) 

松翁山の資料に、漫画で描かれてますね → こちら

赤穂の浪士・大高源吾は打ち入りの前夜、俳句の宗匠・宝井其角の邱を訪れる。
先客の門人、細川家・落合、川島の俳句より故主・浅野侯の仇討ちの志を問われるも、
源吾は我が心中を秘して不甲斐なき不忠の武士を装い、これを辞去しようとする。
其角はその本心を試すべく「年の瀬や、水の流れと、人の身は」と読みかけるが、
源吾は、「明日待たるる、其の宝船」と、付け句して去って行く。
其角はじめ一同は、この付け唄に見事惑わされ・・・・。

翌日、吉良の隣家・土屋主税は其角らを呼び俳会を催すが、
落合等は腰元・おそのが大高源吾の妹と聞き、
同席するも身の汚れと言い捨て退去する。
残されたおそのは自害を図るが、主税は「宝船」の付け句から
源吾の真意が仇討ちにあることに気づき、
おそのに兄の心底を言い聞かせる・・・
その時、隣家・吉良邸より剣戦の音が・・・

写真を・・・
ちょっと、順番が間違ってるところもあるかもですが・・・



大高源吾とお花ちゃん。
お花ちゃんは、源吾にホの字なんです~

「あのようなお人に沿うてみたい」とか言うんですよ。
うっとりと~ 

お客さん、大喜びです~



細川家の落合重蔵の登場。



右が宝井其角。



どこぞの藩に仕官するという源吾に、いらだつ落合。



去ろうとする源吾の本心を探ろうと、句を詠む其角。



下の句を残して去っていく源吾。



女中のお花ちゃん。
どうも、落合さんのことはキライらしい~



土屋主税とおその。

其角らに、同席するのも汚らわしいと言われ、
自害をしようとします。



それを止める主税。



下の句から、源吾の覚悟を知る主税。



源吾の本心を知り、なんとか隣家の源吾を応援しようとする其角。



そこへやってくる源吾。






















終演後は、子どもたちを大人が大事そうにかかえて
後ろにある楽屋(ござを敷いたオープンな楽屋ですね)まで、
運んでいきます。





小学校2年生から6年生までの男の子が演じます。
お花ちゃん(黄八丈の着物の女中さん)が可愛い。

「大高、半端ない~」 とか言うてみたり、
モップを持って・・「そだねー」と言うてみたり?
今どきの流行が入ります。

その度に、お客さんが喜びますね。

子どもたちの熱演に、気持ちが和みました。





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