おかんのネタ帳

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長浜曳山祭

2023-05-10 13:48:44 | 湖国日記
なかなか写真の整理ができず、アップが遅れてますが~
先月、朝から彦根で会議があったので、午後から長浜まで行ってきました。

あいにくの雨模様、でも、御旅所で曳山祭の子ども歌舞伎を観ることができました。



カッパを着た曳山とお囃子の皆さん。



ちょうど御旅所に入ってきたのは、常盤山。

最初に御幣奉仕者が登場。





出し物は、『鬼一法眼三略巻 今出川菊畑の場』

京の都。菊の香漂う、兵法学者吉岡鬼一法眼の館の庭。
最初に登場したのが、虎蔵(実は牛若丸) 



この子は、9歳ですって!

次に登場したのは、鬼三太。



こちらは、10歳。

鬼一は、平治の乱で平清盛に滅ぼされた源義朝の家臣であった吉岡三兄弟の長兄。
いまはなぜか平家側に与していた。
そこで三男の鬼三太は、その真意を探り、鬼一が秘蔵する兵法の「虎の巻」を入手するために、主君の牛若丸を奴の虎蔵、自らを奴の智恵内と偽って、鬼一館の奉公人になりすまします。



鬼一。
13歳の男子が演じてますが、この老獪な雰囲気。圧があります!



虎蔵に想いを寄せる鬼一の娘皆鶴姫。10歳の男の子。
・・いつも思うけど、可愛いんですよね。男の子の女形。

姫はなりすました二人の素性を知っでしまいます。





物影で聞いていた清盛の使者湛海。この子は、7歳。

この使者を牛若丸は切倒。
鬼一に見参し「虎の巻」を受け取らんと、皆鶴に案内させ鬼三太を従えて奥庭をめざします。















ラストのポーズも決まり、終演。



最前列に、この山の大人たちが見守っていて、台詞を口にしながら、子どもたちをプッシュ。
ほんとに、子どもたちが可愛くて仕方ない感じで、それを含め、この伝統の祭りを継承していこうとする地域の人々の姿に感動します。

毎年4基ずつが交代で巡行することが慣例となっている子ども歌舞伎。
2016年に、長浜曳山まつりは、全国33の「山・鉾・屋台行事」とともにユネスコ無形文化遺産に登録されました。
三大山車祭の一つで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

長浜城主となった秀吉に男の子が生まれ、喜んだ秀吉は城下の人々に金を振る舞い、町衆がこれをもとに12台の山車を作って八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりとか。

祭は4月9日の線香番に始まって、12日までの若衆による勇壮な裸参りがあるとか。
子ども歌舞伎は、13日の夜、14日の午前中、15日と16日は終日にわたって演じられます。
子ども役者が演じる人物になりきって練り歩く14日の「役者夕渡り」も一度は観てみたいですね。
さらに、15日の夜に御旅所に提灯を灯した4台の曳山が勢ぞろいする光景は幻想的で、クライマックスには神輿が担がれるそうです。
これも、観てみたいですねぇ。

さて、この日は、演劇鑑賞会の会員でもある友人のお店に立ち寄り。
先代のお店を受け継いだ、自家焙煎の珈琲専門店「ロマン亭」



歴史を感じる老舗。



美味しいコーヒーと自家製レモンケーキをいただきました。



大通寺の門前にあるのですが、地元の人だけでなく、観光客の方も立ち寄るみたいですよ。
お客様のひとことノートがあって、海外の人も訪れるみたい。

お土産に「買ったものだけど~」と鯖寿司うをいただきまして。



信楽によく行く話をしていたら、

「こんなん探してきて~」 と頼まれました。



小さなミルクピッチャー。
信楽焼ではないかもですが、仙台から使ってきたものが、割れたりしての頃少なくなったらしい。
小さいですよね~~
あるかな~~

ということで、数日後、またまた信楽へ~~



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