おかんのネタ帳

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近江八幡にて

2017-08-29 23:32:18 | お仕事メモ
パソコンに向かって原稿を書いていたんやけど、
どうしても、写真が必要やなと思い立って、
近江八幡まで走ってきました~



八幡堀ですね。
25日に行けば、なんかの撮影をしてはったみたい・・
残念! 撮影してるとこに当たったことないわ。
わりと、よく撮影してはるねんけどね。



八幡堀、反対側のほうね。観光船が出てますね。

BSプレミアムで放送中の、伝七捕物帖とかもここで撮ってますね。

今、上映が始まった「関ヶ原」は近江八幡はないかな。
比叡山、日吉大社(大津市)彦根城とか清涼寺、龍潭寺・・彦根やな。
・・・高島市、東近江市・・・近江八幡はないみたい。

あ・・八幡堀を撮りに行ったのではないです。

今、原稿を書いているのがヴォーリズさんのことなんですね。
なので、ヴォーリズ建築の写真を撮りに。
何度も撮ってるんやけど、なかなか上手く撮れてなかったり。
季節が違うのもあるし。



ヴォーリズ学園のハイド館。
空の雲がなんとも、かわい過ぎて(苦笑)
春に撮った時は、雲一つ無く真っ青でした。
・・・晴れ女の友だちと一緒やったし?

でも、アングル的にハイド館(右)があまり映ってなくて。



テニスコート越しにしか、正面からは撮れないんですよね。
ハイド館ですけど。



足を伸ばして、ヴォーリズ記念病院の五葉館。
結核療養のためにヴォーリズが設計した建物。
5つの部屋が紅葉のように広がっていて、
それぞれの部屋に、たっぷり太陽光が入るように設計されてます。



こちらが近江サナトリウムの旧本館。
ツッカーハウス。

ヴォーリズのもとに一人の若い僧がやってきて、
やがて、ヴォーリズに傾倒し、洗礼を受けます。
キリスト教徒になった僧は、才能とセンスがあって、
ヴォーリズ設計建築事務所で設計の仕事をするようになりました。
でも、彼は、不治の病とされた結核にかかり、
若くして亡くなってしまうんですね。

そういうこともあって、ヴォーリズは、
日本で初の、私立の結核療養院を造るんです。
ツッカーハウスも、東向きに建っていて、
日の光がたっぷり入るように、窓が広く大きいんですね。


ヴォーリズは建築家として有名ですが、
建築の専門教育を受けた人ではないんですね。
建築を勉強しようとしていたけれど、途中で、
キリスト教の伝道師として海外へ行こうと思って、
コロラド大学では哲学科にすすんだようです。

近江八幡の商業学校で英語教師になるのですが、
そのかたわらキリスト教の伝道活動をしていたら、
教え子の学生たちに人気が出て・・・
仏教との多い保守的な地域であり、
周囲が危機感を感じたようで、2年で解職されるんですね。

ちょうど、伝道活動の場として、
YMCAの青年会館を建てようとしていて、
その設計をしたことが、建築家への道となったようです。
それが、今の、アンドリュース記念館です。

暑過ぎて、アンドリュース記念館へは行けず・・・
前に撮ったのでいいか・・


明日は、この原稿をほぼ完成系にしないと~