おかんのネタ帳

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その道中の陽気なこと

2008-03-29 23:28:36 | ちりとてちん
とうとう終わってしまいました。
マイブームの「ちりとてちん」。
最終回は、ま、こんなもんですね。主人公だけでなく、出演者のそれぞれのその後が上沼えみちゃんによって語られました。
それはそれで、おもしろくて~(笑)
泣かされるシーンはもうないんかなって思ってたら、最後に、主人公のダンナである草々くんに泣かされましたね。
主人公の喜代美ちゃんが産まれる時の母糸子さんと父正典さんのシーンを彷彿させましたね。
紅白歌合戦を見てた糸子さんが、大好きな五木ひろしの「ふるさと」を聞けないまま陣痛がきて、正典さんが病室のドアの前で「ふるさと」を歌ったんです。
喜代美ちゃんは草若師匠の「愛宕山」のテープを聞いていた時に陣痛が始まり、病室の前で草々さんは「愛宕山」の続きを語り出してました。

「野辺へ出て参りますと春先のことで、空にはひばりがピーチクパーチクさえずって、下にはレンゲタンポポの花盛り、かげろうがこう燃え立ちまして、遠山にはす~っと霞が帯をひいたよう。麦が青々と伸びて、菜種の花が彩っていようかという本陽気、やかましゅう言うてやって参ります、その道中の陽ぉ気なこと~」
なんか、覚えてしまうな・・・
で、産まれるんですね~
赤ちゃんの泣き声を聞いて、草々さんがむせび泣く姿がすごくステキでした。
ブサイクな?泣き顔がシンプルで自然で、もらい泣きしてしまいました。
幼い時に両親を亡くしたという草々さん的には、ホントにうれしい瞬間なんですよね。
ウチのダンナが、娘が生まれたときに泣いたかどうか・・・?

「病室に入ってから、えらい早うに生まれるやん」
たまたま、一緒に見てた次女がツッコミ入れてました(笑)
ま、ドラマやから~

だいたい朝ドラはツッコミどころ満載なのが常やし(笑)
さすがの「ちりとて・・」もラストが近づき、公式掲示板等を読むとツッコミが増えてます。
「なんで、『ただのお母ちゃん』になりたいの?」とか、
「落語家しながらお母ちゃんするのが結末としてはフツウやろ」とか・・・
「一生懸命見て来たのに、結局、よくある母と娘の物語を描きたかったんですか?」とか。

ま、見方や感じ方は人それぞれやしね。

でも私は、昨日の母と娘の会話ですっかり泣かされましたよ。
陳腐な結末でも、作り物のドラマやとわかってても、泣けるセリフには泣けますから。
昨日は「ちりとて・・」が終わった後のニュース、いつもの森本アナが思わず?「明日の最終回もお楽しみ下さい」ってのっけから言うたんでビックリしたけど、そのことはファンだけでなく、出演者ブログでも語られてましたよ(笑)

それにしても、思わせぶりなえみちゃんのナレーションで終わりましたね。
「おかしな人間たちの陽気な道中はまだまだつづいていきますが、お時間です・・・また、いつの日か、おつきあい願います」

お昼に出合った友人は、「絶対、続篇あるな!」と言うてました。
「なんで?」
「そんなこと言うてはったやん」
「今のところ、そんな予定ないらしいから」
「なんでやのん。男の子が生まれたのか、女の子がうまれたのか、知りたいやん」
・・・そんなん、どっちでもええんちゃうん・・・

【今日の発見】
ミュウちゃん。「癒しのおうち」に入ってみるんやけど、長くは居てないんですね。ホットカーペットがあったかいし、横で寝とりました・・・
ニャンコ3匹、ワンコ3匹と同居してる友人が、「それ、ええな~」。
モニターする~?