おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

”花や”さんで、王国!?

2007-02-17 23:45:30 | お仕事メモ
連日走り回ってますわ~ 今日は水口。
昨日に続いて産業支援プラザのお仕事で、お花屋さんの取材。
前回、酒蔵の藤居本家さんを取材したのと同じで、コラボってるお店を紹介しようというコーナーですね。なので、今日、うかがったお店も、単なるお花屋さんとちょっと違うんですよね~
どう違うかっていうと・・・王国なんです~!

水口の西水口商店街、「広小路」とも呼ばれる昔ながらの街道沿いの町家が、Kazurooさんのお店、その名も「花屋かずろう王国」
Kazurooさんが王様だから? 
いやいや、どうもそうやないらしい。(笑) 
故郷の水口で、同級生の奥様と花屋さんを始めて15年。その間に彼が出会ってきた、いろんな分野で頑張ってる人たちが、それぞれの魅力あるモノを持ち寄って、この「広小路」に集うという楽しい王国なんですね。
花屋、塾、カルチャー教室、パソコン教室・・・
「最初からこうしようと思っていたのではなくて、気がついたら磁石のように、自然に仲間が集まって来たんです」

それでね。なんと彼は、花屋の主人やけどミュージシャンなんですよ。
今までにCDも4枚出してるんやって! すごいね~ あ、サインもらうの忘れた!(笑) というか、CD買ってくるのも忘れたやん~

実は私、このKazurooさんに15年くらい前に会ってるんですね。某紙の「お店紹介」の取材でお話しを聞いてたんですよ。まだKazurooさんが20代で、花屋を始めて間もない頃。だから再会なんやけど、男前ぶりも落ち着いてステキな王様?になってましたね。
2002年に県誌「プラス1」で、水口町をライブステージにして歌う花屋の主人として紹介されてたこともありました。
その記事を見た時にすぐに彼やとわかったんやけど、それくらい、「かずろう王国」という名前が印象的やったのかもね~

昨日取材したサカエヤさんでも感じたけど、みなさん、社名や屋号にこだわりを持ってはるし、その「言葉」を大切にしてはるって感じますね。それと、やっぱり故郷に対する愛! 

ライターである自分を意識するのは、人が話す「言葉」に敏感に反応してしまう時ですね。表現力があるかないかよりも、心を動かされる「言葉」ってあるでしょ。ごひいきの俳優さんが語る「言葉」には、いっつも心動かされてるんやけど(大笑)、仕事で出会った方々にも、いつもステキな「言葉」をいただいてますね~

今日のKazurooさんのお話しの中にも印象的な「言葉」はたくさんありました。その中の一つ。「花屋になって、花がどんどん好きになった」というKazurooさんが、スイートピーを見て言ったひとことは・・・

「長生きしろよ~」