有楽町のガード下、残ってほしい『文化』だな(^^)

今日は大道の断髪式だ。
先日、東京新聞に大道の記事(^^)
今頃、断髪も終えて、スーツ姿かしら・・・
小野川親方として、後進の指導にあたる。
残念ながら、仕事で、断髪式にはうかがえなかった。

どうやら、東海地方まで梅雨入りをしたようで、
天気予報通り、昼過ぎには、東京も曇り始めた。

ライブの時、お試しでてっちゃんの施術を受けた高校の同窓生が、
てっちゃんの施術を受けるため町田まで来てくれた。
町田でランチして別れ、彼女は高ヶ坂整体院へ、私は遅番。
もう、施術は終わっているんだろうなぁ・・・
気に入ったかなぁ・・・などと思いながら、遅番の私は休憩中です。

四半世紀ぶりの有楽町のこと、書かなくっちゃ。
まずは、旧都庁第二庁舎の跡地。。。


奥に見えるのは東京国際フォーラム。
旧都庁第一庁舎のあった場所。左に見えるのは旧第三庁舎。
現在は住友不動産の丸の内ビル・・・らしい。
そして、第二庁舎の跡地は、駐車場になっていた。
数台の観光バスが停まり、観光客らしき人たちが、
東京駅方面から、長い列を作って駐車場へと向かっていた。
隔世の感・・・という言葉がぴったりだった。

今回、有楽町まで足を伸ばしたのには、訳がある。

少し前に、インターネットで、有楽町ガード下が消える・・・
というような文字を見たから、
私としては、伝説のミルクワンタンに是が非でも行きたかった。
四半世紀前、私がランチを食べに行った喫茶店は、もうすでに姿を消している。

仕事帰りに一杯なんてことは、子育て真っ最中でできなかった私。
さらに都庁が新宿に移転したこともあって、ミルクワンタンは、伝説の店となっていた。

もちろん、家人は通いつめた店であることに間違いない。

当時、家人との付き合いは皆無だったが、職場の飲兵衛たちは皆通っていたので、
何人かの方から「ミルクワンタンに連れて行ってやる」と言われていました。

その『ミルクワンタン』は、『鳥藤』という名のお店だったと初めて知りました。


店の暖簾をくぐると「あら？生きてたぁ！」と家人に女性の声がかかります。
店を切り盛りする女性・・・ママと呼ばれていました。
次に男性の声・・・「生き返ったのかぁ！」
狭いお店で、肩を抱かれる家人。
この男性を家人は専務と呼んでいました。

噂の『角瓶』は、すでに他のお客さんに出ていて・・・いも焼酎の瓶がテーブルに。

メニューは・・・ないみたいだσ^_^;
「黙ってれば、適当に出てくるから、大丈夫だ」と家人。


最初に出てきたのは、この三品。


続いて煮物・・・うまい！

焼き魚も出たのだけど、撮り忘れ。
鮭とサバの塩焼き・・・大根おろし添え。


おでんも出てきました！これもうまい！！


スープとパン！
最近・・・自宅でパンを食べるときは、バター風味のマーガリン。
久しぶりにバターの味がしみたパンを食べた。
スープに浸して・・・美味しい！美味しいじゃないか！！

ほとんど飲めない私は、いも焼酎を生で２０ｃｃくらい飲んで、
そのあとは、家人のお湯割のお湯を飲み続けた。

飲めない私でも、こんな美味しいおつまみをいただければ最高です！

ボトルは、２／３ほど空いた。
〆にはフルーツ。オレンジ一切れ。

少量ずつ、いろんな味を楽しんだら、お腹いっぱいで
『ミルクワンタン』を食べられなかった・・・残念！！

お店は、まだ何も言われていないから、大丈夫だろうとのこと。
ママと専務から、「酔っ払いをよろしくね！」と頼まれた。

家人は、どの店で飲むときより寛いでいて、幸せそうだった。
また、一緒に来ようね・・・と話しながら、
懐かしいガード下を歩いて有楽町駅に向かいました(^^)

東京オリンピックとやらで、こういうお店、閉店に追い込まれたりしている。
残ってほしいな・・・こういう『文化』
そう、新宿のゴールデン街も有楽町のガード下も『文化』だと私は思う(^^)
夜空を見上げ、見事な火星、そして北斗七星を眺めながら、
昭和の酔っ払いとともに、帰宅しました。。。