CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

男って、かわいいなぁ・・・と思った日。

2016-10-28 08:00:11 | 日記
昨日は、酔っぱらったなぁ。
お酒をほとんど呑めない私なので、
好んで、自ら飲むことは皆無と言っていいかもしれない。

そんな私が、昨日は呑んだ・・・
最後は四合瓶に残ったお酒をラッパ飲み(笑)

日本酒はおいしいなぁ・・・と思う。

平均年齢71歳の殿方に囲まれて楽しいお酒でした(^.^)

その殿方の中のお一人は、ライブにいらしてくれた方。

のんべぇたちは、ほとんど食べない。
身体に悪いんじゃないの・・・と思うけど、ほとんど食べずに呑んでいる。
典型的な昭和の酔っ払いたち。

前回は、箸は女房が出すもの・・・ということで、喧々諤々の議論(笑)
一番先輩は80歳。
この方は、箸は自分でとるものという方で、たぶん呑兵衛の中でも紳士な感じ。
だらしないところがない方で、我が家人みたいにべろべろになって、
大声で歌いながら帰宅するなんてことはたぶんない方。

さて、今回の話題は、三助さんの話から、混浴の話などなど・・・
湯女の話から・・・いろいろと盛り上がった。

最近の人はご存じないだろうが、銭湯には三助さんがいて・・・
男性なんだけど、褌一丁で女湯に入ってきて、背中を流してくれる。
実は、私は幼い頃、この三助さんをよく見ていた。
銭湯で祖母が三助さんを頼んでいたから。
私の横には三助さんがいるのが普通だった。
そんな話をすると、いいとこの女の人か水商売の人しか
三助さんを頼めなかったという話になって・・・
つまり、邦ちゃんは、いい育ちなんだなぁ・・・と言われた(笑)
確かに祖父母の代までは・・・そうだったんだろうけど、私は貧乏育ちだった。
いい育ちの祖母に可愛がられていた私。
祖母が小唄を教えていたりしたので、三味線の音を聴きながら育った。
その祖母と銭湯に行く機会も多かったので、三助さんもよく知っている。

で・・・考えてみたら、男と女が今ほど厳密ではなかったというか、
私の育った家のトイレも・・・汲み取りだったころ・・・
縁側の突き当りの御不浄・・・
トイレのことを母は御不浄(ごふじょ)言っていた。
その入り口を入ると手水鉢があり、
その先に男性の小便用のトイレがあり、そこを超えた先に入るわけで・・・
いつも男性が用を足している後ろを普通に通っていた。

お風呂だって、もともとは、混浴だったわけで、
今ほど、潔癖に分かれていなかった。
性が健全に自由だった時代、朗らかに語られる時代が確かにあった気がする。
なんとなく今の時代は、性が不健全に自由な時代になったなぁなんて考えたりした。

そんなこんなの話で酔っ払いたちは盛り上がっていたが、
昨日の傑作は・・・吞兵衛な中でも紳士な80歳のひと言。
その発端は、私が湯上りの家人の背中に
保湿クリームを塗ってあげるということから始まった。
吞兵衛たちは、みな驚いていて・・・いいなぁ・・・と言う。
背中にムヒを塗るのだって自分で孫の手で・・・なんて話が出たそのあと
その吞兵衛の中で最高齢の80歳の紳士が・・・
「私なんて、背中にシップをはるとき、
シップを床に置いて寝転がって貼るんだ。」というではありませんか。
これには、一同大笑い。

長年連れ添ってきた女房にシップを貼ってくれと言えない男・・・
なんて、可愛らしいんでしょうか。
ゴロンと転がっている姿を想像したら・・・もう、かわいくってたまらない。
男ってかわいいなぁと思った日。
そんな昨日、私は楽しく酔っぱらいながら、時を過ごしました。

課題だった雑巾がけはできず・・・
雑巾がけをするには、まず片付けないとできないことに気が付いた。
というわけで、片付けは少し進んだけど雑巾掛けには至らなかった。

でもお布団も干したし、シーツも洗った。
昨日の秋晴れの空のように、少しだけさっぱりした我が家なのでした(^.^)

あ〜あ、したたか呑んだ酔っ払いは爆睡中。
今日は泊まり客を迎える前に『末廣亭』なんだけど。
いつ出かけられるのかしら???


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