CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

静かな雨音を聞きながら考えたこと。。。

2014-08-27 08:04:48 | 日記
雨が嬉しい感じがする。
そう、この辺りは、雨らしい雨はしばらく降っていない。
自然って不思議だ・・・

凶器にもなり、恵みにもなる。。。

若いころ山歩きをしていた私は、尾瀬で『自然』と言うものは、
『自然』に存在するのではなく、守らなければならないものなんだと気付いた。

つまり、『人間』は自然を破壊しながら、地球上でのさばってきたのだと。
そして、そうならないように、意識的に守らないといけないということ。
一度破壊された『自然』『環境』は元に戻るには、果てしない時間が必要だって事。

若いころ尾瀬の湿原に捨てられた『一本の吸い殻』によって
湿原がどれほど傷つくかを目の当たりにして、気付かされた。

圏央道便利だけど・・・
生態系の北限と南限がぶつかる高尾山にトンネルが通った。
そりゃ、あれば便利な道だけど・・・
いろんなことが、ゆっくりと高尾山に起こっているんだろうな。

辺野古の海・・・

じゅごんの泳ぐ姿をみて・・・人間の小ささを感じる。

この地球のいとなみに比べたら、
あなたたちの争いは、取るに足らないこと。

そう言いながら泳いでいる気がする・・・
そう言いながら憂いているきがする・・・

経済のため、宗教のため、国のため、
どんな大義名分も戦争を容認するものではない。
軍備は、すべて放棄せよ・・・と私は思う。
戦争で守れる平和は、ない。

ある米軍の兵士が言った。
日本はアメリカナイズされている。
そのとおりだ・・・いろんな意味で、ほんとうに、その通りだ。

親に守られている・・・と気付く子どもは、少ない。
それは、『親』は当たり前の存在だから。
本当に守ってくれているモノたちには、気付かないで過ごしてしまう。

人間は『自然』に守られている・・・
人間は『自然』に育まれている・・・

人間が守っているのでも、育んでいるのでもなく・・・
その反対なんだなきっと・・・
だからこそ、大切にしないといけないんだ。
当たり前の存在をちゃんと意識しないといけないんだ。

久しぶりの雨。
静かな雨が降っている。
雨に降られながら、今日はゆっくり、目を閉じて・・・
深呼吸をして、空気を感じるとしましょう。

生命の営みに、想いを馳せるとしましょう。


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