CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

餃子のこと

2014-04-01 08:59:40 | 日記
私のできる料理は三つだと思っている。

ハンバーグ
とんかつ
そして、餃子

もちろん、酢豚だって、カレーだって、
ポトフだって作るし、魚もおろせます。
でも基本・・・家事は手抜きどころか、
スルーするのが得意ですね・・・興味がない(笑)

そんな私ですが
子どもたちが、喜んで食べるベストスリー。
それが私の『できる料理』

昨日は、餃子を作りました・・・
作ったうちに入らないけれど・・・

と言うのは、昨日、てぃばぁの通院やら
車に乗せての花見やら・・・なんだかんだと過ごすうち
買い物に行ったのが、16時過ぎ・・・
なんと安売りだった豚ひき肉が売り切れだった・・・
で、棚を見ると『餃子の具』なるものがあった。
しかも・・・半額で・

う~ん、今日は餃子の気分だし・・・
これで手を打つか・・・と買うことにした。

ただし、白菜・にら・ネギ・ニンニクは
自分で刻んで加えることにした。
つまり・・・手間は、あまり変わらなかった。

で・・・食べはじめた子どもたち・・・
私は50個焼くわけですから、
子どもたちの「いただきま~す」の声を聴きながら
キッチンに立って、餃子を焼き続けている・・・

と、真ん中の子が冷蔵庫に牛乳を取りに来た。
(そう、いまどきの子、ご飯食べながら、牛乳です・・・)
味に鈍感なその子が・・・ひと言。
「今日の餃子・・・中身違う?」
ん?
鋭いじゃないか・・・
と思いながら事情を話した。
「それでか、ん~イマイチ」

へ?そんなに違うの?
娘がひと言。
「まずくはないけど、化学調味料入ってる感じかな?」

味に敏感なチビは、何も言わず・・・
だったが、いつもほど嬉しそうじゃない。

食べてみた・・・
あっ!そうか・・・違う。

つまりです・・・わりとこの感じは、どこにでもある餃子。
肉をミキサーにかけてしまった『味』だ。

手捏ねなら、肉の細胞を壊さないから、
そのうまみはしっかり残る。
もちろん、歯ごたえも違う・・・

よく、老人食はまずいといわれる。
ドロドロになって、何を食べているのかわからないと。
栄養は、それで摂れるわけだけど、
『味』を『味わう』には、それではだめなことに気が付いた。

別に、まずくはない・・・けど、美味しくない。
なるほど・・・と、頷いた私。

手間は同じだった・・・
まぁ・・・ミキサーと言う手間をスーパーの人が
かけてくれているわけだけど、私の手間は変わらなかった。
でも・・・まずくはないけど・・・だった。

残念・・・
もう二度と『餃子の具』買わないぞ!と心に誓った(笑)

つまり・・・個性だ。
一つ一つの歌の個性だ。
これが、味わえなくては・・・美味しくない。
一つ一つの歌を料理する・・・個性を生かしながら。

あ~、餃子の事考えていても、
コンサートに思いが飛ぶ・・・
ほとんど病気な私です(笑)

お席の残は、少なくなってきています。
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