満開になった頃から雨続きで、今年は桜を見ることがかなわないかと思っていましたが、後半にはいって見る機会が増えてきました。
休みだったので午前中はのんびり過ごし、昼過ぎに出かけました。
おおむかし、小学6年の時に塾の友達が集まって、この辺に行ったことがあります。今回はそれ以来です。
みんな、元気かな。
みんな、元気かな。
宝登山神社は長瀞の駅から山に向かって伸びる参道をずっと行った先、山の中腹にあります。参道は冒頭に見られるような見事な桜並木です。
昨年行った、同じく秩父にある三峰神社に通じるような、きらびやかな装飾を持つ神社です。
御祭神は神日本磐余彦尊 (かんやまといわれひこのみこと、神武天皇)、大山祗神 (おおやまづみのかみ)、火産霊神 (ほむすびのかみ)です。大山祗神以外は聞いたことがありませんが、ウェブによるとミシュラン旅行ガイドにも紹介されている、由緒正しい神社である由。
東国を平定した日本武尊がこの付近で山火事に遭い、困っていたところに犬たちが集まって火を消してくれたのだそうです。このことに感動した日本武尊はこの山を火を止める山、すなわち火止山(ほどさん)となづけたそう。
ファイヤーわんこたちがどうやって消火活動をしたのか、想像するとたのしいですね。
秩父地方には山の中腹に神社が設けられることが多いようですが、人も資材も限られた中、造営するのは大変だったんだろうな、と思ったりします。
宝登山は標高500mほどですが、県内唯一のロープウェイで山頂まで結ばれています。山頂には小動物園と、宝登山神社の奥宮があります。
武甲山が遠望できます。
桜はちょうど今が満開という感じ。
今回は車で来ましたが、長瀞駅はこんな素敵な建物でした。
遅く行ったのでライン下りは終了していました。
京都で残念な事故が起きましたが、こちらは安全に気を付けて運航中です、と昨日ローカルニュースでやっていましたね。
というわけで、かるい気晴らしでした。