
20代頃のことを、全く覚えていない訳ではないが、今思い返すと子供時代や30代以後に比べ、記憶があいまいになっているところが多い。
世の中的にも非常に活気ある時代だったし、自分たち自身が、人生の中でいろんなことに挑戦したり、仲間同士で交流できる時期だったはずだが、個人的には身動きがとれず、ずっともがいていた。。
まあ、30代になると身動きはするのだがいろいろありすぎになってしまい。

今この年代になると結構あきらめがつくけど、若い頃は自分も世間も自分に期待するから、そこに乖離があるとかなりきつい。
あのころ、職場の同世代の女性たちが、自由に海外旅行したり留学したり、好きなことに打ち込んでいるのをうらやましく思ってたな。今思えば彼女たちも色々大変だったのでしょうけど。

ある時期からしばらく、テレビをほとんど見なかった。
今の若い子もテレビ見ないけど、時代が違う。
今よりも世間の話題についていけなくなる。
ネットも携帯もない(というか自分にはなかった)から、情報は新聞とか雑誌位からしか入らない。
まあ、実家にいるときとか、どこか公共の場にテレビがあれば見たけど。
なんとなく、世間についていけない感じがあったんだと思います。
なので、あの時代に流行したドラマとか知らないんですよね。タイトルの言葉が、歌詞の一部になってる歌が、主題歌だった有名なドラマとか。
あ、でも柴門ふみは何冊かマンガ読んだなあの頃・。
テレビはその後見るようになった。
勿論ネットからも情報収集するけど、YouTubeはあまりみないな・ニュース系みたいのとかは。
音楽とかなら時々。。
音楽も今流行の、みたいのはすっかりわからなくなった。これは未だにそうで、歌は世につれ、みたいな感覚は1980年代ぐらいで(自分の中では)途切れている。「国民的歌謡グループの〇〇が解散」といわれもぴんとこない。
松田聖子とかはわかるんですけど、そのあとは少し飛んで?、Perfumeとか、きゃりーぱみゅぱみゅとかはちょっと聴きます・。
あとはクラシック系とかジャズとかは、流行を追ってるわけじゃなし、勝手に聴いてるので、やはり人と話が合うようなものじゃないですね。
というわけで、自分としてはある時期、自分を生きていなかったような気がすることがあるのです。
もっとも、誰もが常に時代を共有して生きているわけでもないでしょうからね。。