うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

自分の頭で判断する技術

2015年09月22日 | 本と雑誌
小林敬幸著 角川書店2015 購入したのはKindleの電子書籍

2月頃、電子書籍の発売と同時に購入したのだが、読み散らしてそのままになってしまっていた。
著作のことを書く前に媒体の話をして恐縮だが、最近のアップデートしたKindleは動作が重くて困る。起動が遅い(前回起動から少し間があいたときなどは特に)し、ページを繰ると一瞬反応がなくなり、画面が真っ白になることがある。以前はKoboやhontoにくらべると使いやすく、コンテンツも豊富だったので好きだったのだが・・。

さて、小林氏の著作は、以前に『ビジネスを作る仕事』を読んで、紹介させていただいた。あの時は帰りにモスバーガーに寄って一気に読んでしまった。これは起業の話が中心だったが、それ以外の、ビジネス処世訓のようななこともたくさんちりばめられていた。

今回のテーマは「情報」である。
小林氏は「仕事とは、情報の収集・分析・発信・交換であり、その情報に基づいて判断し実行することです」という。そして、ビジネス上でうまくいかない、と思えることはこの情報に関する取り扱いが上手くいっていないことからくる、としている。

以下、情報と判断、情報の収集、分析、表現、交換と、具体例を交えた実践的な議論が続く。「仕事とは情報の取り扱いです」という以上、議論はビジネスマン入門の様相を呈していて、新聞の読み方、プレゼンの仕方、質問への対処など、まさに縦横無尽という感じだ。

小林氏の著作、前著もそうだったのだが、とにかく単位面積当たりの情報密度が高いので、読み進んでいくとだんだん息が詰まってくる感じがしないでもない。後半になると集合論とか論理学、果ては「新しい中世」の紹介まで出てくるのだ。前著は新書だったし、一気に読み通してしまったのでむしろ凝縮した充実感を感じたが、電子本だとまた感じ方が違うものだな、と思った。

使いこなしが悪いといわれればそれまでだが、電子本の難点は、一覧性とランダムアクセスが、紙の本より劣ることだ。たとえば迪宮裕仁(みちのみやひろひと)と、はじめに読み仮名付きででたことばが、読み進んでいくとまた読み仮名なしで出てくる(あ、本書に出てくるわけではありません・)。こんなとき、紙の本なら確かこの辺に出てきたはずと、ぱらぱらとページをめくることができる。電子本でも戻ることはできるが、表示に時間がかかるし、意外と探しにくいのだ。

また媒体の話になってしまい恐縮だが、若手の人たちはもちろん、僕のような明日なろうさぎたちにもお勧めできる良書である。
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Creative Woof2

2015年09月22日 | 通販・買い物

前からほしいとは思っていたのだが、アマゾンをのぞいていて、ついぽちってしまった。

ちょっと今月はゆるいなあ。

さいきん活況を呈しているBluetooth スピーカーですね。本機は発売が昨年だった由で、その頃よりは値下がりしていて、3,480円でした。

ソニーが球形の小型スピーカーを出していて、興味はあったがちょっと高いので手を出さずにいた。こちらは少しずつ趣向が違うのだが、小型で無指向という点は似ている。

デザインも、方向性は全く異なるが、スピーカーらしくなくまとまっているという点も似ている。防水ではない(らしい)。

今回購入したのはガンメタリックグレーだが、ご覧の通りグロッシーな仕上げで、どうしたってベイダー卿を連想してしまう。なので、モノ的な存在感は非常に高い。

問題が一つある・・。写真を撮ろうとすると、どうしても周りが映り込んでしまうことだ。ちゃんと確認しないと、撮影者のみっともない姿が見えてしまう。さすがはベイダー卿、隙がない。

電源は裏側にある。10分でスリープに入るそうだが、連続使用時間が6時間なので、こまめにオンオフしてしまいそうだ。

上面中央にあるボタンはBluetooth接続ボタンだ。 ボタンを押すと渋いバリトンで、「でばいせす れでい ふおー けねくちんぐ」とおしえてくれる。ちょっと大きな音なのでびっくりする。

周辺にある機器と接続できると、「けねくてっど」と言う。Connectedって、こういうふうに発音するのね。

Galaxy S6 edgeなどは何の造作もなく接続してくれる。問題はウォークマンで、電波が弱いのか、間近でつなごうとしても反応しないときがある。機種によってBluetoothの性能が、これほど違うとは思わなかった・・。

モノラルだから音に広がりはないが、それなりにわかりやすい、いい音を出してくれる。Creativeはシンガポールの周辺機器メーカーで、もう10年も前にiTreagとかいうPCスピーカーを買ったことがあったが、いささか-というかかなり荒っぽい作りと音質で、やはりこういうものは日本製(日本ブランド)に限るのかなあ、と思った記憶がある。

しかし時は流れ-これなどはそれなりに面白いデザインと納得のいく質感、性能で、彼らも進歩したんだなあ、と思わせてくれる。

残念ながらというか、本機は通販サイトなどの限定販売で、店頭には並ばなかったらしい。売れそうな気がするんだけどな。

おまけ1 なぜか魚眼を使ってみたくなって。

おまけ2 woof2も魚眼で撮ったら面白そうだけど、映り込みが大変そうだな。

おまけ3。魚眼は逆光にはとてもよわいです。。

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