ニューヨークウォール街に端を発した格差是正などを訴えるデモは、世界的な広がりを見せ始めた。１５日には東京を含む世界各地で一斉にデモが行われたようだ。
（ ロイターのリンク。時間がたつとリンク切れしてしまうかも）。
反原発のデモは何度かニュースで見たが、日本でも格差問題は深刻で、こうしたデモが起きても不思議ではないというか、むしろ健全な社会現象という気もする。
などといいながら、僕らの世代はこうしたデモ行動が苦手な世代に属する。子供の頃日本の社会はおおむね順調で、上の世代ほどラジカルにならなくていいというか、よい子に育ってしまったから。下の世代はよくわからないが、今の３０台は能力云々よりも、いろいろな社会経験を積むことができなかった人たちを時々見かける（全体のことは専門家ではないからわからない）。
２０代の人たちはわりと堅実、というのは、同じ感想を持つ人を何人か知っている。
世代の話はおくとして、世界はまた新しい局面にさしかかっているのでしょうね。北米、欧州そして日本が圧倒的な力を持っていいた時代は終わった。東欧、新興諸国が台頭し、さらにアラブ、アフリカが動き始めたのが今年。しかし、北米、欧州、日本の人たちがこの先不幸で虐げられた日々を送ることが良いわけはないだろう。
