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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

笠間市友部のヤマユリが見頃です 2021.7.12

2021-07-12 21:14:17 | 自然

九州方面では梅雨末期の集中豪雨に見舞われています。一方、関東地方では梅雨前線の活動が弱まり、梅雨明けの兆しが見えてきました。日中気温が上がると上空の寒気の影響で雷雲が発達し午後に雷雨に見舞われる天気変化が続いています。今朝の茨城県は朝から青空が広がり、いつものように4000歩近く歩いてから始発電車(友部駅6時26分発)で出社です。先週半ばには蕾が固かった友部近辺のヤマユリは一気に開花しました。

 

朝6時、常磐線の陸橋を渡り南友部方面へ向かいます。昨日の雷雨と今朝の放射冷却の影響で、宍戸方面の盆地には霧が発生した様子です。

 

南友部のヤマユリ群生地に到着。民家の北側の雑木林で保護されています。

 

週末の暑さで一気に開花しました。

 

雑木林の北側には田園風景が広がります。

 

マスクを外すと濃厚な香りが漂ってきました。

 

昨年7月15日に訪れた時には、今日とほぼ同じ開花状況だったので、昨年よりも若干夏の訪れが早そうです。昨年の梅雨明けは8月1日と平年より10日以上遅れました。今年は東海上から太平洋高気圧が勢力を強め梅雨前線が弱るタイミングで梅雨明けとなりそう。梅雨前線北上型ではなく梅雨前線消滅型です。梅雨前線が天気図から消えて、寒気の影響による不安定な天気が解消する今週末にも関東地方で梅雨明けの発表があるかもしれません。

 

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御霊神社に生息するアオバズクのその後 2021.7.10

2021-07-11 08:39:24 | 自然

狭間町の御霊神社に生息するアオバズクの話題を6月27日の記事で取り上げました。ちょうど2週間前です(1回目のワクチン接種の日)。その後の様子が気になっていたので、昨日夕方に偵察に行ってきました。

御霊神社に到着すると、大勢のカメラマンがごつい一眼レフの望遠レンズを上に向けていました。まだ子育て中のようです。前回とは違った場所にアオバズクがとまっていました。

 

逆光で分かりにくいですが、肉眼でも姿を確認できます。

 

この桜の木の幹に巣穴があり、その近くで親鳥が周囲を見張っています。

カメラマンに伺ったところ、まだ今年はまだ巣の中にヒナの姿は確認されていないようです。毎日夕方になると親鳥が巣穴に戻るそうです。ヒナが成長して巣から出るとすぐに旅立ってしまうので、その瞬間を捉えるのは至難の業とのこと。毎日夕方に訪れて、観察を続けるしかないのだとか・・・

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片倉城跡公園のマヤラン見頃、ヤマユリ開花 2021.7.10

2021-07-10 18:03:05 | 自然

日本列島に梅雨前線が停滞し、九州地方南部では記録的な大雨となり大雨特別警報が発令されました。関東地方では前線の活動が弱まり、朝から久しぶりに青空が広がっています。八王子では最低気温22.2℃、最高気温33.2℃と真夏の気温となりました。今日は午後から片倉城跡公園まで散策に出かけてきました。先週咲き始めたマヤランの花が見頃を迎えたのではないか予想しました。

 

夏の太陽が照り付ける公園入口。ハス池にカワセミの姿はありません。

 

片倉沢のヤブミョウガ

 

ウバユリの芽が伸びてきました。あまり花は咲いていません。

 

片倉沢の先でヤマユリが1輪咲いていました。片倉城跡公園で今年初めてみたヤマユリ。

 

マヤランの群生地に到着。先週見かけた花はほとんど終わっていて、新たな場所で開花中です。

 

昨年ほどではありませんが、それなりに群生して咲いていました。長雨続きの後に急に暑さが訪れたせいか、どの花も傷んでいます。

 

奥の沢へ向かう途中でもヤマユリが1輪開花

 

奥の沢の橋へ向かう途中の斜面でもマヤランが咲き始めています。

 

この暑さが続くと明日にも満開になりそうです。

 

奥の沢で1輪ヤマユリが開花しました。

 

散策の途中で見かけた白い花。ヒヨドリバナではありません。オトコエシ??

 

こちらは咲き始めたヒヨドリバナ

 

水車小屋近くの湿地ではコバギボウシが満開でした。

昨年7月10日に訪れた時には、奥の沢でキツネノカミソリの花を数輪見かけました。今日は蕾の姿もなく、昨年よりは少し遅れているようです。来週は梅雨前線の活動が弱まり気温も上がってきそうです。片倉城跡公園では、これからヤマユリの花が満開を迎え、その後キツネノカミソリやウバユリへの主役が移っていきます。

 

(参考)昨年7月10日の片倉城跡公園

片倉城跡公園のマヤラン満開、ヤマユリとキツネノカミソリ開花 2020.7.10 - ウリパパの日記

 

ところで、医療従事者として2回目のワクチン接種を終えた娘が昨夜から高尾に戻っています。正月以来です。若いだけあり、予想通り発熱症状が出て自宅静養中です(笑)。来週日曜日(18日)はパパの2回目の接種。果たして副反応が出るでしょうか・・・

 

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高尾山のイワタバコとヤマユリ開花 2021.7.9

2021-07-09 20:33:32 | 高尾山・陣馬山

今日は高尾に戻り、自宅で在宅勤務の一日でした。日本列島上に梅雨前線が停滞中です。雨は朝のうちで止んだものの、湿度が高く不快指数急上昇。八王子の最高気温は24.5℃止まりでしたが気温以上に蒸し暑さを感じました。雨があがったため昼食休憩を長めに取得し、高尾山の霞台まで高尾山とくとくブックの7月のスタンプを押しに行ってきました。

蛇滝口から霞台へ向かいます。昨年の7月19日にベニシュスランの姿を見かけたエリアを探してみました。しかし今日は見つけることはできませんでした。まだ早いのか、咲き終わってしまったのか・・・

 

蛇滝にやってきました。

 

階段脇でイワタバコの花が開花していました。

 

まだちらほらです。

 

たくさんの蕾が見られたので、1週間後には満開かもしれません。

 

霞台に上る途中で見かけたヤマアジサイの花。

 

到着した霞台園地は霧の中。ヤマユリが咲き始めていました。

 

こちらは石垣に咲く大輪の花。雨上がりのためか芳香は感じません。

 

オオバギボウシの見頃が続いています。

 

今日の目的のスタンプ台に到着。7月の図柄はヤマユリの花でした。5月~7月のスタンプが用意されています。間違えて押さないように注意が必要です。

 

霧に包まれる高尾山。訪れる人はほとんどいません。

 

帰りは1号路を下ります。タマアジサイが開花していました。

 

ヤマジノホトトギス?も開花。たくさんの虫が止まっていました。

昼食のおにぎりをパクつきながら、往復2時間足らずの散策。目標の12500歩は軽く達成しました。

 

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雨引観音のあじさい祭り 2021.7.7

2021-07-08 19:48:23 | 茨城県

昨日は昼食の休憩時間を延長して、桜川市の雨引観音へ紫陽花の花を見に行ってきました。雨引観音の紫陽花は今まで何回か記事に取り上げています。紫陽花で埋め尽くされる境内は見ごたえあります。残念ながら今年は少し遅かったみたいで、終わってしまった花も多かった印象です。

水中花がマスコミに取り上げられることが多く、雨引観音はすっかり有名になってしまいました。そのため第1駐車場は満車で駐車待ちの車が並んでいました。少し離れた駐車場に車を停め山門まで歩きます。

 

山門に到着。

 

山門の先でカタツムリがお出迎え。

 

境内の紫陽花は終盤を迎えています。

 

紫陽花に彩られる仁王門。

 

仁王門の先の手水舎に人だかり。理由は手水舎に浮かべた色とりどりの紫陽花です。

 

黄色やオレンジの花は紫陽花ではなさそう。。。

 

階段を上り本堂(観音堂)に到着。

 

ここでは毎年4月にマダラ鬼神祭が開催されるようです。日本二大鬼祭と記載されています。

 

多宝塔前の池にやってきました。目的の水中花です。2年前にライトアップを見に来た時には、巨大なハート形の水中花が照らされていました。今年は小さめの模様となっています。

 

隣の池は色とりどりの水中花で埋め尽くされています。

 

なかなか見ごたえあります。

 

その先には、赤色系の花を中心とした小さな水中花。

 

池の傍にはテマリ咲き紫陽花の「白寿紅」

 

千手観世音菩薩と紫陽花。こちらの花は枯れ始めています。

 

再び池の前に戻るとワンちゃん達が記念撮影してました。

 

 

裏手の六角堂周辺にカメラを構えた人がズラッと並んでいます。カメラの先には孔雀の姿。なかなか絵になります。

 

再びハート型と円形の水中花。手前は円形に水が流れ、紫陽花の花がくるくる回っています。水中花の間をカモ泳いでいました。アヒルはずっとお昼寝中です。ライトアップで夜遅くまで活躍しているので疲れているのでしょうか。

 

 

再び大きな水中花。こちらにはアヒルやカモの姿はありません。

 

鬼子母神堂の前にはガラス容器に入った紫陽花の花。いろいろ工夫が凝らしてあります。

孔雀が気になるので、再び六角堂の裏側をのぞきます。

 

まだお休み中のようです。

 

しばらくすると向きを変えました。もしかして羽根を広げるかなと期待したのですが、欄干から飛び降り移動開始。

 

のそのそ歩き移動中。

 

お顔をズーム。羽を広げることなく、多宝塔の裏山へ戻っていってしまいました。

 

最後に鬼子母神堂裏側で目に留まった彫刻を紹介します。お相撲を取っている子供?の姿。可愛らしい表情でした。子供の守り神なのかな??

 

参考に2年前の7月3日、雨引観音のライトアップを見に訪れたときの様子を紹介しておきます。

 

OGPイメージ

雨引観音の水中花ライトアップ 2019.7.3 - ウリパパの日記

今日は定時退社日でした。働き方改革の法律が施行されてから、定時退社できる日が多くなり、今日のように日が長くて天気が持ちこたえると、どこかに出...

雨引観音の水中花ライトアップ 2019.7.3 - ウリパパの日記

 

 

 

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笠間市鴻巣の高房神社 2021.7.7

2021-07-07 19:41:53 | 茨城県

今日は七夕。日本列島に梅雨前線が停滞し、日本各地で強い雨に見舞われています。前線活動が一時的に弱まった茨城県では雨が小康状態となっています。在宅勤務の今日はいつも通り早朝に起床し、出社不要なので8000歩を目標に朝の散策とします。通勤途中のいつもとは違ったルートで、以前から気になっていた鎮守の森へ向かいます。

 

アパートから歩いて10分。鴻巣に鎮座する高房神社に到着。ここの本殿は笠間市指定文化財となっています。

 

古くから鴻巣集落の鎮守として信仰されてきた神社のようです。

 

高房神社についての説明です。寛文年間(1661~1673年)頃に鹿島神宮より御分霊を奉斎しこの地に創祀。祭神は天羽槌雄命(又の名を建葉槌命)。明治6年に村内の素戔鳴命を合祀したそうです。

 

参道の先に鳥居と拝殿が見えています。

 

鳥居に到着。

 

まずは拝殿にお参り。ここには賽銭箱が見当たりません。

 

扁額は正位尊房大明神。高房ではないようです。横の額には村社高房神社と記されています。昭和13年11月15日の日付。

 

鳥居が掲げられた額です。

 

拝殿の裏手に本殿が続いています。

 

笠間市のHPによると、江戸時代初期の寛文年間に建立。江戸時代中期の享保3年(1718年)に改修された古建築物で、一間社流造(桁行0.9m、梁間0.86m)、木羽葺、正面向拝木鼻には獅子、像や脇障子には中国故事と思われる彫刻が施され外壁や細部には赤、黒、白などで着色されています。高房神社本殿は江戸時代初期の神社本殿建築の遺構として貴重なことから平成10年に笠間市指定文化財に指定されています。

 

本殿は覆屋で囲われているため様子がわかりません。欄間の隙間から白い彫刻や絵画を垣間見ることができます。

 

こちらは御神木のシイ(スダジイ)。推定樹齢が不詳なものの樹高30m以上、幹周4m45cmの巨木です。樹勢も旺盛で見事な樹形です。平成2年に笠間市指定天然記念物に指定されています。

 

境内にいくつか末社がありました。こちらは拝殿右手前の末社です。

今回の高房神社で、友部のアパートから歩いて行ける範囲の神社仏閣はほぼ行きつくしました。さて、次は何を目標に朝の散歩を続けようか・・・

 

 

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笠間神社の茅の輪くぐり 2021.6.30

2021-07-05 19:55:40 | 茨城県

先週の古新聞になってしまいましたが、再び茨城県の話題です。6月30日に笠間神社で大祓式が開催されました。当日は休暇を取得し、磐梯山登山後に高清水自然公園に立寄り、そこからひたすら一般道で笠間まで戻ってきました。15時過ぎに高清水自然公園して笠間到着は18時過ぎです。

 

 

大祓式の催事が開催される16時30分には間に合わないものの、楼門の先の拝殿前には茅で編んだ輪がまだ設置されていました。

 

楼門をくぐります。

 

茅の輪です。笠間稲荷神社では、毎年6月30日に「夏越し大祓 茅の輪くぐり」が斎行されます。この大祓式は、飛鳥時代の大宝律令によって国家的規模の行事として毎年6月と12月の晦日に行われ、大祓により過去の罪やけがれを祓い清め、人間の本来の姿に立返り新しい生活の出発を祈る神事です(笠間稲荷神社 HPより)。昨年6月下旬に鹿島神社を参拝したときにも、大祓式へ向けて茅の輪が設置されていました。

 

さっそく、左周り+右回り+左周りの作法に従い、2021年前半の穢れを清めます。

 

その後拝殿にお参り。無病息災と厄除けを祈願してきました。拝殿前では七夕飾りを設置中です。きっと大祓式終了後に始めたのでしょう。

 

鳥居の前にも小さめの茅の輪が設置されていました。こちらは飾りものです。

笠間稲荷神社では自動車もくぐることができる大祓の神事が6月26日と27日に外苑駐車場で開催されました。直径6mもある特大の茅の輪が使われたみたいです。

そして、昨日7月4日にはオリンピックの聖火リレーが茨城県を通過し、夕方、笠間稲荷神社に到着したそうです。東京の自宅にいたので聖火リレーは見学できませんでした。

 

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地元東浅川町でヤマユリが開花していました 2021.7.4

2021-07-04 16:20:59 | 自然

日本列島に梅雨前線が停滞し雨降りの一日です。日本海に低気圧があり西日本では前線が北上しています。関東地方は前線の北側に入りオホーツク海高気圧の圏内となっているため、湿度は高いものの気温は21℃前後と比較的過ごしやすい一日となっています。明日は前線が北上して前線の南側に入るため、気温が上がり不快指数が急上昇しそうです。

今日は東京都議会議員選挙の投票日。今回の選挙自体には興味がなく投票に行こうか迷っていたところ、14時頃から雨が小降りになってきたため奥さんと二人で投票所へ出かけました。投票所からは別行動で、奥さんは雨の中を城山手のスーパーまで買い物、さすがにそこまで同行する気分になれないので、近くの十二社神社と興福寺を散策して戻ってきました。十二社神社の保全緑地では早くもヤマユリが2輪開花していました。片倉城跡公園や長沼公園では咲いていなかったヤマユリが地元で既に咲いていたのには驚きです。

 

足元は濡れているので、少し離れたところからヤマユリの花をパチリ。

 

遠くの花をもズーム。雨に濡れて重そうに首を垂れています。実はヤマユリを見るのは今年初めてではなく、6月12日に娘が住んでいる館山を訪れた際に、館山城の近くでお目にかかっています。

 

神社近くの民家の裏山でもヤマユリが開花。

 

続いて興福寺でイワタバコの開花状況を見てきました。1週間前に比べて花数が多くなってきました。

 

日の当たらない湿った岩場に咲きます。興福寺でも北斜面の石垣にびっしりと群生しています。

 

ちょっとピンボケ。薄暗いところに咲くためか、意外と焦点が合いにくいのです。

 

毎年一番早く開花する横木の門の傍のヤマユリはまだ蕾。境内脇を少し上ったところに1輪咲いていました。立ち入り禁止エリアなので遠くからズームでパチリ。

梅雨前線の位置次第では、今週は蒸し暑い日も予想されます。今週末にはあちらこちらでヤマユリが開花しているかもしれません。単身赴任先の友部にもヤマユリの群生地があり、開花状況が気になるところです(先週はまだ蕾でした)。

 

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片倉城跡公園のマヤランが開花 2021.7.3

2021-07-04 11:02:07 | 自然

昨日は午後に雨があがりました。今週末も長沼の実家へ出かける用事があり、目標の12500歩を達成するため、自宅から長沼まで歩いてみることにしました。途中、片倉城跡公園に立寄りマヤランの様子を見てきました。奥の沢周辺では、ようやく3輪ほど開花していました。

 

こちらは手を伸ばしてコンデジを横に向けてエイヤで撮影したので、ちょっとピンボケ。

 

片倉沢の橋近くの斜面では沢山の花芽を確認。1輪開花していました。

先週は気温が低めで雨続きだったので、この1週間であまり開花が進んでいません。今週も梅雨空が続く予想ですが、梅雨前線の位置によっては蒸し暑くなる日もありそう。満開まであと1週間ほどでしょうか。片倉城跡公園のヤマユリはまだ蕾でした。

 

こちらは長沼公園のオオバギボウシ。先週からあまり変化がありません。ヤマユリも蕾もまだ固く、開花は今月中旬以降になりそうです。梅雨明けが待ち遠しいです。

 

 

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高清水自然公園のヒメサユリは咲き終わり 2021.6.30

2021-07-03 22:52:54 | 自然

磐梯山から南郷地区の高清水自然公園までは会津若松から国道401号を利用して約2時間。博士峠を越える狭い山道などあって時間以上に遠かった印象です。やっとたどり着いた公園入口には散り始めと案内が出ていて、10分ほど車で登った駐車場はガラガラ。他に1台しか止まっていませんでした。

 

公園は営業している様子。でも入園は無料でした。花は既に散ってしまったそうです。残念・・・2年前の6月21日に訪れたときはちょうど見頃を迎えていました。6月下旬では遅かったようです。

 

せっかく訪れたので公園の中を散策。遠くから見る限り、花は見当たりません。

 


標高850mにある天空のヒメサユリ。中央の木道沿いの花はほとんど散ってしまいました。

 

1輪の花をつけるまで種から6年かかり、ここまで成長するまで7年以上を要します。

 

日当たりの悪い北向き斜面を中心に若干咲き残っていました。この辺りは、まだ見ごたえあります。

 

終盤となってしまいましたが、最後の花に何とか間に合いました。

 

園内を1周して戻ります。

 

ヒメサユリが終わり、早くもアザミが咲き始めていました。

高清水自然公園は福島県の会津地方の南西の外れに位置し、なかなか訪れることがありません。もう一度満開の時期に訪れたいところですが、東京からの日帰りは厳しそうです。ここを訪れるのは今回で最後になってしまうかも。。。

 

(参考)2019年6月21日の高清水自然公園。ヒメサユリが5分咲きでした。

OGPイメージ

南会津町高清水自然公園のヒメサユリ 2019.6.21 - ウリパパの日記

梅雨前線が南西諸島付近に停滞し、日本列島は北からの高気圧に覆われています。上空に寒気が入っているため関東地方は不安定な天気になっていますが、...

南会津町高清水自然公園のヒメサユリ 2019.6.21 - ウリパパの日記

 

 

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梅雨の晴れ間に磐梯山登山(2) 山頂からの眺望と下山途中に見た花 2021.6.30

2021-07-03 09:29:38 | 山登り

八方台駐車場からお花畑経由で約90分。磐梯山頂に到着しました。途中、青空も見えたりしましたが、到着時には再び雲が広がってきました。でも梅雨時にしてはまずまずでしょう。

 

磐梯明神の石の祠

 

山頂から360度のパノラマとはいきませんが、南側には猪苗代湖を見下ろします。那須方面の山々は雲の中。

 

猪苗代湖の東側には雲海が広がっています。

 

南西に会津盆地。こちらは天気が良さそうです。その先の山々は雲に隠れています。

 

間近に見えるはずの飯豊連峰の山頂は雲の中。なかなか雲が切れてくれません。

 

会津盆地の北側の真西の方角に見えるのは御神楽岳あたりでしょうか。

 

前の記事で何度も紹介した桧原湖方面(笑)。お花畑から遠望した30分前に比べて積雲が発達し、予想通り吾妻連山の山頂は隠れてしまいました。

 

朝日連峰はまだ何とか見えています。

 

月山も手前の積雲が邪魔して見えにくくなってきました。

 

遠望はこれくらいにして山頂に咲く花を紹介します。まずはお目当てのバンダイクワガタ。まだ蕾が多く、しばらく楽しめそうです。

 

山頂のグンナイフウロは散り始め

 

続いてハクサンチドリ。

 

お花畑ではほとんど咲き終わっていたミヤマキンバイは元気に咲いています。

 

岩陰にひっそり咲く花は? 名前がわかりません_(._.)_

 

お花畑でも見かけたアカモノ

 

ウスユキソウ。これからこの花の季節を迎えます。

 

山頂に別れを告げて、花を見ながら下山します。

花を見終わり出発しようとしていたところ、周囲の方々の携帯が一斉に鳴り響きました。何かのアラートみたいです。私のスマホは緊急速報を切ってあるので、何も入りません。後からネットで知ったのですが、北塩原村から火山噴火に関する緊急アラート(訓練用)が発信されたようです。

 

山頂直下のミネヤナギ

 

ゴゼンタチバナ

 

山頂付近のガクウラジオヨウラクは咲き始め

 

何とか咲き残ってたイワカガミ。見かけたのはここだけです。

 

カラマツソウ

 

ハクサンシャクナゲが咲き始めました。

 

サラサドウダンは満開

 

これもイワカガミ?

下りはお花畑に寄らずにショートカットします。

 

下山途中に見かけたコケイラン

 

このように成長したコケイランは初めて見ました。

 

下山途中に姿を現し始めた飯豊連峰。山頂付近の雲がようやく切れてきました。

 

オオバノヨツバムグラ

 

中の湯から八方台へ向かう途中で偶然みかけた見慣れないピンク色の腐生植物。ショウキランです。非常に大きな株なので驚きです。

 

木の根元に成長していました。中の湯方面からの下りでないと見つけにくい場所です。

八方台の駐車場に戻ったのは11時50分。何度も通った登山道なので、1時間強で下ってきたことになります。まだ昼前なのでこのまま戻るのは惜しい。雄国沼湿原や安達太良山はちょっとしんどい状況。そこで、もう一度訪れてみたいと思っていた西会津の高清水自然公園を経由して戻ることにしました。目的はヒメサユリの花です。

 

八方台から南会津まで距離は90km。途中、道の駅で休憩し、会津若松へ向かう途中から磐梯山を振り返ります。昼を過ぎて天気が安定してきた様子。

 

ようやく残雪の飯豊連峰が姿を現しました。手前に見える大仏は会津慈母大観音像です。

会津若松を経由して南会津町南郷へ向かいます。

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梅雨の晴れ間に磐梯山登山(1) 八方台駐車場から山頂まで 2021.6.30

2021-07-01 21:40:02 | 山登り

日曜日に接種したワクチンの副作用はなく、茨城県でいつも通りの生活を続けています。会社ではワクチン休暇という制度が導入され、今回は日曜日で利用できなかったこともあるので、昨日有給休暇を取得して、磐梯山へ登ってきました。

梅雨前線は日本の東海上へ南下し、北日本付近はゆるやかな高圧部に覆われていますが、上空に寒気が流れ込んでいるため火曜日は大規模な雷雨が発生しました。昨日には寒気も抜ける予想となっていたので、天気予報は曇りでも、磐梯山あたりまで北上すれば穏やかな天気が期待できそう。いつもと同じ朝5時前に起床して朝食を食べてから友部のアパートを出発です。ライブカメラを見ると猪苗代湖から見る磐梯山は雲の中ですが、気象庁の火山監視カメラ(櫛ヶ峰)では峰々が鮮明に見えています。もしかしたら雲海も期待できるかもしれません。磐越自動車では青空が広がり、郡山からは安達太良山の稜線が鮮明に確認できました。猪苗代町から見上げる磐梯山は中腹まで雲がかかり、その上は雲が切れています。予想通り登山日和となりそうです。

8時30分前に霧に包まれた八方台第1駐車場に着いたときは、ほぼ満車で残り2台のスペースしかありません。こんなに混雑しているのは初めて。磐梯山よりもニッコウキスゲの大群落がある雄国沼湿原へ向かった方が多いのかもしれません。

 

中の湯にかけては霧の中を歩きます。昨日の雨で木々はしっとりと濡れています。雨量はそれほど多くなかった様子で、懸念したほどのぬかるみはありません。中の湯にかけてはギンリョウソウがあちらこちらで咲いていました。

 

目玉おやじ

 

ツクバネソウです。初めて見ました。4枚葉が特徴。花は地味です。

 

ユキザサが満開

 

コケイランも今が最盛期です。

実は、大きなショウキランも咲いていました(帰路に偶然発見)。次の記事の最後に紹介予定です。

 

15分ほどで中の湯に到着。まだ霧に包まれていますが、上空は明るくなってきました。

 

中の湯から急な登りとなります。登山道沿いではクロズルが開花していました。名前とは異なり花は純白です。

 

標高が上がると霧が晴れてきました。東側の展望が開ける地点から桧原湖を見下ろします。さらに、その先には朝日連峰と月山がくっきり見えています。磐梯山からここまで明瞭に見たのは始めて。上空の空気は比較的乾いているのでしょう。

 

朝日連峰をズーム。以東岳から西朝日岳、大朝日岳方面の峰々。最高峰は1871mの大朝日岳。

 

朝日連峰から少し離れた東の奥に見える月山を超ズーム。標高は1984m。まだ残雪が目立ちます。

一方、近くの飯豊連峰は雲の中でした。ここまで来れば目的のお花畑までもう一息です。足元に気をつけて進みます。

 

カラマツソウが咲き始めました。

 

ズダヤクシュの群生地を抜けていきます。

 

八方台から1時間弱で弘法清水小屋とお花畑の分岐点に到着。ここからお花畑を目指します。

 

しばらく進むとお目当てのグンナイフウロが現れました。まだ見頃が続いていました。

 

近くにベニバナイチヤクソウを見つけました。昨年7月上旬に訪れた時には近くでたくさんの花を見かけました。今年は少ないのかな?

 

ハクサンチドリ

 

再びグンナイフウロ。青空に映えます。

 

ガクウラジロヨウラクも満開

 

北側の眼下に銅沼と桧原湖を見下ろします。気温が上昇して積雲が湧き始めてきましたが、吾妻連山の西大嶺、西吾妻山の稜線はくっきり見えています。山頂に着く頃には雲に覆われているでしょう。

 

南には咲き始めたカラマツソウと磐梯山

 

ナナカマドの白い花

 

レンゲツツジが咲き残っていました。

 

イワシモツケはまだ蕾でした。

 

アカモノ(イワハゼ)の群落

 

天狗岩と櫛ヶ峰。その先には西吾妻山から中吾妻山にかけての吾妻連峰。

 

これから向かう磐梯山頂。青空が広がります。

 

天狗岩の先に月山を遠望

 

北側には朝日連峰がまだ姿を現しています。

 

ようやくバンダイクワガタに出会いました。6月9日以来の再開。前回もう一度見に来ると予告した通り、絶妙のタイミングで訪れることができました。

 

弘法清水小屋を経由して山頂を目指します。楽しみにしていたミヤマオダマキ。まだ咲き残っていました。

 

弘法清水小屋の前から桧原湖を見下ろします。

 

ここから最後の登りです。山頂までもう一息。

 

ピンク色のタニウツギの先に櫛ヶ峰を見下ろします。その先には吾妻連山と安達太良山。

 

10時過ぎに標高1816mの磐梯山頂に到着しました(続く)

 

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