
今日は七夕。日本列島に梅雨前線が停滞し、日本各地で強い雨に見舞われています。前線活動が一時的に弱まった茨城県では雨が小康状態となっています。在宅勤務の今日はいつも通り早朝に起床し、出社不要なので8000歩を目標に朝の散策とします。通勤途中のいつもとは違ったルートで、以前から気になっていた鎮守の森へ向かいます。
アパートから歩いて10分。鴻巣に鎮座する高房神社に到着。ここの本殿は笠間市指定文化財となっています。
古くから鴻巣集落の鎮守として信仰されてきた神社のようです。
高房神社についての説明です。寛文年間(1661~1673年)頃に鹿島神宮より御分霊を奉斎しこの地に創祀。祭神は天羽槌雄命(又の名を建葉槌命)。明治6年に村内の素戔鳴命を合祀したそうです。
参道の先に鳥居と拝殿が見えています。
鳥居に到着。
まずは拝殿にお参り。ここには賽銭箱が見当たりません。
扁額は正位尊房大明神。高房ではないようです。横の額には村社高房神社と記されています。昭和13年11月15日の日付。
鳥居が掲げられた額です。
拝殿の裏手に本殿が続いています。
笠間市のHPによると、江戸時代初期の寛文年間に建立。江戸時代中期の享保3年(1718年)に改修された古建築物で、一間社流造(桁行0.9m、梁間0.86m)、木羽葺、正面向拝木鼻には獅子、像や脇障子には中国故事と思われる彫刻が施され外壁や細部には赤、黒、白などで着色されています。高房神社本殿は江戸時代初期の神社本殿建築の遺構として貴重なことから平成10年に笠間市指定文化財に指定されています。
本殿は覆屋で囲われているため様子がわかりません。欄間の隙間から白い彫刻や絵画を垣間見ることができます。
こちらは御神木のシイ(スダジイ)。推定樹齢が不詳なものの樹高30m以上、幹周4m45cmの巨木です。樹勢も旺盛で見事な樹形です。平成2年に笠間市指定天然記念物に指定されています。
境内にいくつか末社がありました。こちらは拝殿右手前の末社です。
今回の高房神社で、友部のアパートから歩いて行ける範囲の神社仏閣はほぼ行きつくしました。さて、次は何を目標に朝の散歩を続けようか・・・
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