ウリパパの日記

自由気ままに・・・

平山郁夫展(八王子市夢美術館) 2014.6.21

2014-06-22 12:04:15 | 展覧会
昨日午前中、八王子駅南口総合事務所へ行く用事があり、帰りに八王子夢美術館で開催中の平山郁夫展(次世代へのメッセージ)を見てきました。

平山郁夫画伯は玄奘三蔵のインドへの求法の道やシルクロードを旅して数々の壮大な作品を生み出すと同時に文化遺産保護活動に精力的に取り組んできました。画伯の制作活動の根底には、幼少時の広島での被爆体験にあることを展覧会を見て初めて知りました。

展覧会では幼少時代からの生い立ちや故郷の風景、被爆体験などを描いた素描や文化遺産を取材した水彩、シルクロードや故郷の瀬戸内を描いた本画12点が展示されています。


「バーミアン大石仏を偲ぶ」はイスラム原理主義によって破壊後に描かれ、怒りと悲しみが伝わってくる作品です。青一色の「アンコールワットの月」は心を揺さぶる作品です。カンボジアの夜の光景を叙情豊かに描かれています。「天かける白い橋 」瀬戸内しまなみ海道は雄大な描写に圧倒されます。夕暮れのラクダを描いた流沙浄土変は心落ち着く作品。よく見ると雲間に三尊仏が描かれていました。

平山郁夫展は7月13日まで八王子夢美術館で開催されています。

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