2020年が始まりました。今朝の八王子の最低気温は-1.9℃とほぼ平年並み。昨日の暖かさから一転して冬らしい空気に包まれました。今年も城山湖近くの金刀比羅宮神社に初日の出を見に行ってきました。
昨日懸念した通り、関東地方の南東部は低圧部となってしまったため低い雲が垂れ込めています。昨年は雲の下から一瞬太陽を拝めたのですが、今年は雲の上からのご来光となりました。
雲を通しての太陽の輪郭が浮かびあがります。
綺麗な薄明光線です。天使の梯子とも呼ばれています。
神社の鳥居と初日の出。
昨夜は北風が吹き荒れ、今朝は冬型の気圧配置が緩んでいます。そのため北関東の山々を見渡すことができました。
夜明け前の筑波山と加波山。加波山の北には高峰、雨巻山と茨城県、栃木県境の山が連なります。湿度が低い割には視程は今一つの印象。
手前は八王子サザンスカイタワー。その先に双峰の筑波山と加波山。
期待した八溝山は何とかシルエットが見えました。その先の福島県方面は雲が多いようです。
高原山も肉眼でうっすらと確認できました。那須方面は残念ながら雲の中。ライブカメラで確認しても雪雲に隠れているようです。
奥日光の山々は姿を見せています。男体山や日光白根山は朝日を浴びて白く輝いています。今年は大暖冬のためか雪が少ないようです。
右から赤薙山、女峰山、大真名子山、男体山、太郎山と奥日光の峰々が連なります。
少し西に離れて関東の最高峰である日光白根山。
さらに西には赤城山の山頂。右から地蔵岳(左)と黒檜山(右)の2つのピーク。天気が良いと地蔵岳の左に武尊岳が見えるのですが、今日は雲の中でした。
武尊岳が雪雲に覆われているので燧ケ岳も見ることができませんでした。
日の出時刻が過ぎてかなり空が明るくなってきました。再び筑波山です。
筑波山の双峰をズーム。右が女体山、左が男体山。
東京スカイツリーです。
朝のうち千葉県から茨城県南部方面に広がっていた雲も東海上に抜けて、元旦の今日は気温は高めで穏やかな一日になりそうです。長期予報を見ても気温は高め。1月はこのまま暖冬傾向が続きそうです。