ウリパパの日記

自由気ままに・・・

涸沼自然公園 2019.12.27

2019-12-29 17:44:40 | 茨城県

ひたちなかの湊公園からダイヤモンド富士を見るために行方市の羽生へ向かいます。羽生まで50分近くで着いてしまいそうなのでちょっと早すぎます。途中の涸沼自然公園に立ち寄り、雑木林を散策することにしました。友部のアパートから南東へ15分ほどの距離ですが、大洗へ向かう途中に通りかかることはあっても、なかなか落ち着いて散策することはありません。この自然公園は、桜やアジサイの時期、あるいはキャンプにお勧めとのことです。

 

自然公園の案内版です。木道を歩いて沢沿いに進みます。

 

途中に吊り橋がありました。

 

イトトンボ橋と呼ばれています。涸沼の象徴である茨城町指定天然記念物のヒヌマイトトンボにちなんで名づけられたようです。

 

雑木林を登ると涸沼を見下ろす展望台に出ます。静寂に包まれた湖でした。

 

湖面が見たくなり、帰りに親沢公園キャンプ場に寄ってみました。

 

正面に筑波山。きっと夕日が綺麗そうな場所です。ダイヤモンド筑波が見える時期もあることでしょう。

 

筑波山をズーム。

さて15時30分を過ぎて、そろそろダイヤモンド富士へ向かう時間となりました。涸沼から羽生まで20km足らず。30分で到着します。冬至の頃のダイヤモンド富士の北限は鉾田市の玉田(太平洋のすぐそば)と聞いたことがあります。涸沼から南東へ5kmほどのところです。当日はちょっと南下した子生地区で見られるようですが、より確実な羽生郵便局近くを選択しました。

(以上で12/27の記事は終わり。ダイヤモンド富士は既に紹介済です)

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ひたちなか湊公園を再び訪れる 2019.12.27

2019-12-29 17:13:17 | 茨城県

ひたち海浜公園の帰り、那珂湊の湊公園を訪れました。12/24朝の出社途中に訪れた時は、丘の上から富士山を遠望して立ち去りました。そのため、ひたちなか市天然記念物に指定されているイワレンゲを見ることができませんでした。12/27は時間があるので、じっくりと見学してきました。

 

まずは、南側の崖面に植生する目的のイワレンゲです。

 

イワレンゲの説明です。バラ目ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草で日本固有種。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧IB類に指定されているようです。

 

保護されている一画のみで群生しています。花茎を出す前の若い株の葉です。

 

早ければ2年目の秋には葉心から花茎を伸ばし、白い小花を白い穂状に密生させるそうです。花は枯れてしまって、少し遅かったようです。

 

先端のほうに花の跡が微かに残っているようです。来年はもう少し早く訪れてみましょう。

 

丘の上から南側を見下ろします。多くの松が植栽さされいて、この一帯は夤賓閣跡と呼ばれています。その先には那珂湊の街。反対側には筑波山や富士山を見ることができます(12/24に紹介)。当日は逆光のため遠望はききませんでした。

 

夤賓閣跡の石碑と立派な松。

 

夤賓閣跡の説明。昭和43年に設置された説明版です。夤賓閣は水戸光圀が建てた別荘で、湊御殿、湊別館、お浜御殿とも呼ばれていたそうです。夤賓とは応接所という意味を持っています。建坪は約300坪を有する広大なものだったようです。夤賓閣は1864年に消失し、明治30年に湊公園として整備されました。

 

立派な松です。

 

これは湊御殿の松と呼ばれています。湊公園には樹齢300年以上のクロマツが生息しています。水戸光圀が夤賓閣の建築にあたり庭園を飾るため苗木を須磨(明石市)より取り寄せて植えたものと言われています。夤賓閣を消失した1864年の天狗党の乱の戦火でも難を免れて焼け残ったそうです。現存しているのは12株とのことです。

 

風格ある立派な松です。

 

南側から見た姿。

 

イワレンゲの群生地近くにある松です。幹の下が空洞になっています。よく持ち堪えているものです。

 

大きな空洞。

 

イワレンゲの近くこちらの様子をうかがっているネコです。この公園の主でしょうか。この猫なら、先ほどの空洞を通り抜けることができます。

 

那珂湊市場方面へ下る階段の途中で見かけた鐘楼跡です(続く)。

 

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長沼公園からの遠望 2019.12.29

2019-12-29 14:37:18 | 自然

今朝はこの冬一番の冷え込みとなりました。八王子の最低気温は-1.4℃。この冬6回目の冬日です。例年、年末寒波の時期には連日氷点下となり-5℃以下に冷え込むことが多いことを考えると、今年はかなりの暖冬のようです。

茨城県の特集記事は一休み。今朝、長沼の実家へ向かう途中、長沼公園の尾根から北関東の山々をうっすらと遠望したので紹介します。久しぶりに尾瀬の至仏山が姿を見せていました。

 

長沼公園から南陽台の切通しを隔てて東側に続く尾根からの眺望です。時間は10時近くになってしまったため、北関東の山々は若干霞んでいます。尾根道沿いの雑木林はかなり枝が伸びて視界を遮るようになってきました。枝に邪魔されずに遠望できる箇所が無くなってしまったため、私有地ですがちょっと崖を下り眺望の良い場所まで降りて観察します。

 

日光連山を見渡します。その右の高原山方面は霞んで見えませんでした。

 

男体山をズーム。左肩は太郎山、右肩は大真名子山です。

 

中央の最高峰は日光白根山。その左に錫ヶ岳、皇海山と続きます。

 

日光白根山をズーム。

 

赤城山も雪化粧です。その右奥には尾瀬の至仏山が姿を見せています。

 

電線が邪魔にならない場所に移動して、木の枝の間からズーム。

 

さらにズーム。至仏山の右手前は西山です。長沼公園から至仏山まで141km。夏場には滅多に見られない山々なので、やや霞んでいるとはいえ流石に空気が澄んでいる冬場です。きっと高尾山霞台から燧ケ岳が見えたことでしょう。長沼公園からは手前の山に遮られえて見えません(高尾山からは赤城山に遮られえて至仏山が見えません)。

 

眼下に広がる八王子の街並みと奥多摩三山。右から大岳山(おっ〇いの形)、御前山(ピラミット状)そして三頭山。

 

御前山の左には飛龍山と前飛竜。飛龍山は別名大洞山。標高2077mあります。

 

三頭山の南には、大菩薩嶺(2057m)から黒岳(1988m)にかけての大菩薩の峰々。

 

尾根道から少し南に下ると富士山が姿を見せていました。手前は大室山です。

八王子からダイヤモンド富士が見える季節ですが、昨日に続いて今日も厳しそうです。冬型の気圧配置でも関東の南海上で等圧線が東西に寝ると、地形の影響で風向きの異なる風がぶつかることにより忍者雲が道志方面に発生し、富士山を隠してしまうのです。昨日は典型的な例でした(実況天気図を見ると大体予想がつきます)。今日は大丈夫と朝まで予想していたのですが、高気圧の後面に入り朝早くから丹沢方面に雲が湧き始め、ライブカメラを見ると富士山周辺にも低い雲が広がってきました。

 

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