ウリパパの日記

自由気ままに・・・

雨引観音のライトアップ 2016.7.1

2016-07-02 21:33:17 | 茨城県
昨夜は久しぶりに自動車で茨城県から戻ってきました。途中、筑西市の雨引観音に立ち寄り、紫陽花に彩られた石段、ライトアップされた仁王門や金色堂を見てきました。


友部のアパートから自動車で約45分、午後7時15分過ぎに山門前の駐車場に到着。闇夜に包まれ参拝客は一組のカップルのみです。山門からライトアップされた磴道(とうどう)を見上げます。


HPの説明によると、文政4年(1821)より1年2ヶ月の歳月を費して完成した大石段で145段あります。この石段は俗に厄除けの石段といい、一段一段登るごとに「南無観世音菩薩」と称号を唱えて登れば、145段を登りつめた時、厄が落ちるといわれています。石段の両側には10種3000株のアジサイが植えられており、梅雨時には新緑に映えて咲き乱れ、参詣する人々を迎えます(以上引用終わり)。


階段を半分ほど上りましした。仁王門が近づいてきます。


紫陽花に彩られた仁王門です。建長6年(1254)宗尊親王の建立した門で、鎌倉時代の仏師康慶の彫刻した仁王尊を祠っています。現在の建物は、天和2年(1628)十四世堯長が再建したものであり、茨城県指定文化財です。


仁王門をくぐり更に階段を上ると正面にライトアップされた本堂(観音堂)が姿をあらわします。


正面から見上げます。創建当初の本堂については不詳のようですが、建長6年(1254)宗尊親王深く当山観音を尊崇し、由緒ある仏堂が朽壊しているのを嘆かれ、 執権北条時頼に諭して当山本堂を再建せられたといわれています。文明6年(1474)真壁城主真壁久幹及び舎弟高幹の両名の合力によって五間四面の本堂が落成。その後大永6年(1526)に七間四面の堂宇に改築され、天和2年(1682)第十七世文昭は十万人講を勧進してその資金を得て、遂に現存の大本堂を建立するに至ったそうです。その後平成10年秋に、屋根瓦葺き替え及び塗り替えが行われています(HPより引用)。


観音堂の右手には東照宮。


観音堂の左手には多宝塔がライトアップされていました。

突然、闇夜に孔雀の鳴き声が響き渡りました。そういえば雨引観音には孔雀が放し飼いにされていたことを思い出しました。


山門から仁王門にかけての庭園には、10種3000株のアジサイが植栽されています。


ライトアップされたアジサイです。


帰りに再び仁王門を見上げます。階段脇の灯篭もライトアップされています。

雨引観音では7月20日までアジサイ祭りが開催されています。期間中は午後10時まで参道や境内がライトアップされ幻想的な姿が浮き上がります。

最後に昨年6月の昼間に、雨引観音を訪れたときの記事を紹介しておきます。孔雀の姿も写ってます。
2015.6.17の雨引観音

コメント
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