「平家物語」を探しに書店を3軒まわるうち、続々とおもしろそうな本に出会いました。
浅田次郎のエッセイ「アイム・ファイン!」(小学館文庫)
「つばさよつばさ」の続編です。JALの機内誌に掲載中のエッセイ。
前作より、浅田氏の本領発揮というか、「旅」から離れていってるようなものもありつつ、ユーモアいっぱいです。自分の父親だったら、おもしろいけど、ちょっと困るだろうなあ~。
「小太郎の左腕」(和田竜著 小学館文庫)
「のぼうの城」「忍びの国」に続く時代物。
戦国時代の武将のなんと豪放磊落なこと!爽快です。
日本人は、権謀術数を駆使する頭脳派や策士より、馬鹿がつくくらい豪快で潔く陽気で強い漢が好きですよね。
余談ですが、イタリアではずる賢さというか策士であることは賞賛されるのです(多分)。先日の調査でも中国では評価されることで、逆に日本では嫌われ、「正直」「清廉潔白」がよしとされるというのがテレビで紹介されていたっけ。長年の歴史をふまえた遺伝子的な刷り込みなのかしら・・・。
カラー新書「空海と密教美術」
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」に行けそうにないので思わず買ってしまった1冊。
カラー版なので、最初のほうは法具や仏像などが写真と解説で紹介されています。
が、ぐっときたのはそこじゃなかった!
空海の人生を読み解いていきながら、密教とは何かというところに迫っていくんです。
しかも、かなり分かりやすい(初心者向けだからね)。
そうすると、ここ数年の私の興味や活動が全部ひとつにつながっていくことが分かって、もうびっくりしたのです。特別な感情を持っているお寺、ヨガ、いわゆるスプリチュアル系とジャンル分けされる書物、瞑想、セラピー、リーディング・・・そうしたものがすべて包括されて、ひとつの道筋になっているように思いました。
詳細を語るとやたら長くなって終わりそうにないのでブログに書くことはしませんが。
そんな訳で、頭も心も充実して自分の内側が喜んだ、読書読書の4日間でありました。
浅田次郎のエッセイ「アイム・ファイン!」(小学館文庫)
「つばさよつばさ」の続編です。JALの機内誌に掲載中のエッセイ。
前作より、浅田氏の本領発揮というか、「旅」から離れていってるようなものもありつつ、ユーモアいっぱいです。自分の父親だったら、おもしろいけど、ちょっと困るだろうなあ~。
「小太郎の左腕」(和田竜著 小学館文庫)
「のぼうの城」「忍びの国」に続く時代物。
戦国時代の武将のなんと豪放磊落なこと!爽快です。
日本人は、権謀術数を駆使する頭脳派や策士より、馬鹿がつくくらい豪快で潔く陽気で強い漢が好きですよね。
余談ですが、イタリアではずる賢さというか策士であることは賞賛されるのです(多分)。先日の調査でも中国では評価されることで、逆に日本では嫌われ、「正直」「清廉潔白」がよしとされるというのがテレビで紹介されていたっけ。長年の歴史をふまえた遺伝子的な刷り込みなのかしら・・・。
カラー新書「空海と密教美術」
東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術展」に行けそうにないので思わず買ってしまった1冊。
カラー版なので、最初のほうは法具や仏像などが写真と解説で紹介されています。
が、ぐっときたのはそこじゃなかった!
空海の人生を読み解いていきながら、密教とは何かというところに迫っていくんです。
しかも、かなり分かりやすい(初心者向けだからね)。
そうすると、ここ数年の私の興味や活動が全部ひとつにつながっていくことが分かって、もうびっくりしたのです。特別な感情を持っているお寺、ヨガ、いわゆるスプリチュアル系とジャンル分けされる書物、瞑想、セラピー、リーディング・・・そうしたものがすべて包括されて、ひとつの道筋になっているように思いました。
詳細を語るとやたら長くなって終わりそうにないのでブログに書くことはしませんが。
そんな訳で、頭も心も充実して自分の内側が喜んだ、読書読書の4日間でありました。