BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

正月料理好き嫌い①

2007年01月04日 | FOOD
田舎の正月料理にもいろいろありますね。

熊本の祖父母宅では赤酒を飲み「のっぺ」という煮物を食べます。練り物や根菜類を小さく角切りにして煮付けたもので、片栗粉を溶くのでとろんとしています。

宮崎では(というよりも、うちだけ?)・・・トリをさばきます。豪快!
そしてトリと根菜類などを煮込んだ「にごみ」という料理を食べます。
「煮込み」ではなく「煮ごみ」。云われは分かりませんが・・・

子供のころ、父がトリをさばくのをおっかなびっくり、ちょっぴり興味津々にのぞき込んでいました。田舎に越してきたらワイルドなことばかりなのです。

それにしても正月から殺生とは。ばちが当たりそうですが、「食べ物は命」ということをニワトリは身をもって教えてくれているのです。今日もおいしく食べられるありがたさに感謝しつつ「いただきます」。

新年のならわし

2007年01月04日 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年。1月1日の我が家はこうして始まります。
起きたらまず、家族総出でお参り。仏壇、庭の一角にある庚申さま、地区の内神さまに線香をあげ、お神酒とお水をお供えします。
朝食。父が席につくのを待ち、家族が全員そろったら父の新年の訓示(のようなもの)を聞いてお屠蘇をいただきます。それからお雑煮などおせち料理を味わいます。

学生のときでもこれを欠かしたことはありません。大晦日~元旦にかけて友達と遊ぶ、なんてことは1回もないのです!禁止されていたわけではありませんが、なんとなくお正月は家にいるものだと思っていました。
それに2日には親戚が我が家に集まって食事をするので、とにかく忙しいのです。だからこれまで、よそでお正月を過ごしたことがありません。
今年初めて、この2日の食事会が親戚の家で行われ、「年始のあいさつに伺う」ということがとても新鮮でした。のんびりしたお正月もまたいいものですね!