『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

NHK「SONGS」 矢沢永吉Part.2

2009年08月05日 | Weblog
NHKの番組「SONGS」に、2007年6月以来2年ぶりに矢沢永吉が出演していた。
本人が選んだ5曲を披露。

今年9月に60歳を迎える永ちゃん、相変わらずパワフルで格好いい。
永ちゃんが「ロックンロール」って言うけど、彼の音楽は8ビートの演歌。
だから誰の真似でもない、独自の世界を作れるんですよ。

スピード感溢れる8ビートの演奏で唄をサポートするバックバンドとバッキングボーカル。
キーボードに、僕の大好きな「TIRON」に参加している松本圭司さんがクリップされていて、何だか妙に嬉しかったり・・・・
永ちゃんのサポートも良いけど、「TIRON」もやって欲しいなぁ・・・・なんてね。

幸いな事にほんの少しの間だけど、僕は30年ほど前にこの人のツアースタッフとして
同じ空間で同じ時間を過ごした事がある。
リーゼントと革ジャンでいわゆる「不良」丸出しのバンド「キャロル」

を率いて、たった3年だったが若者のハートを掴んだ後に解散して
ソロデビューしたばかりの頃だった。
まだ粗削りだったけど、何処か大物になりそうな予感がするとスタッフの間で評判だった。
そして、いつしか矢沢は「ビッグ」から、「グレイト」に変貌していった。
ただあの頃の永ちゃんからは、こんな大人になるなんて想像もつかなかった。

番組の中で、20代の女性が自分の人生に悩んでいる事を話されて、
永ちゃんが自分の人生を振り返りながらコメントしていた。
人生相談のカウンセラーみたいな、格好いいコメントじゃなく
永ちゃんらしい、永ちゃんだからこそ言える言葉で話をする。

「人間、そんなに器用じゃない」
うん、うん、そうだよな・・・・
永ちゃんの話に頷きながら、自分の人生を重ね合わせてみたり・・・・
「僕は臆病だから、突っ走る」
そう、そう、そうなんだよ・・・・・
「最後に責任を取るのは自分」
それ、それ、誰々のせいでこうなったなんて絶対言いたくないよな。
どんな時も、自分の決断でやってきたんだって思わないと気持ちが続かない。

なんだか、そんな永ちゃんの話を聞いていてジーンと来るものがありました。
こうしろ・・・だとか、こうすればいい・・・なんて事は、決して言わない。
矢沢の人生はこうしてきた・・・みたいな、話を聞きながら自分で考える。
コメントをしてもらった女性、涙ぐんでいました。
でも、凄く良いアドバイスになってるんだよね。
こういう大人になりたいなぁって、番組を観ながら思ったのです。

そして、気がついてみたら僕の部屋の壁には3年前に行ったコンサートで買った
「E・YAZAWA」のタオルがしっかりと貼り付けてあったのでした。
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