『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

気持ちの変化

2021年11月26日 | 劇団ステージドア
今日は座長を交えて、来年の計画について打ち合わせ。
コロナ禍で、劇団公演は2年連続で中止になった。
来年はどうしても舞台に立ちたいというのは劇団員皆の思いでしょう。

でも、区民センターなどで公演しようにも、舞台が小さかったり
楽屋が違う階に有ったり、楽屋そのものが無かったり・・・。
そういう意味で公会堂などの舞台は、いわゆる『芝居に特化した劇場』ではない。
僕自身は、東京芸術劇場以外の場所で公演することに意欲が湧かない。

一緒に運営を担うつもりで居る室さんは、とにかくプレイヤーとして舞台に立ちたい。
僕は、芝居用の劇場として、ほぼ完璧な東京芸術劇場以外の劇場でやるのは、
甲子園から河川敷のグラウンドで野球をやるような、そんな感じも否めない。
そのあたりで、考えが食い違う事が多いのです。

それと、芝居に対する考え方もここ数年で変わって来た。
被災地でイベントを開いて、参加したお年寄りたちの笑顔を見た時、
やってよかったと、充実感を得られたことが大きいですね。
以来、僕にとって『来場してくれたお年寄りの笑顔を見る』事が、重要な事になっている。

それは芝居でなくてもいいのですよ。
東北の被災地でやったイベントのようなものでもいいのです。
だから、プレイヤーでいることに固執していないのです。

それでもやっぱり芝居の魅力は大きなものです。
30年間続いて、僕自身16年在籍している今の劇団を継続する事も大事だけれど、
その為に足かせも多くなり、楽しむことが少なくなりそう。
かつて、サッカーチームの運営方法に疑問を持って、楽しくなくなった時によく似ています。
その時は、自分の思うチームを作ろうと、『この指とまれ』で声をかけたら、
なんと30人近くが集まって、今のチームが出来上がった。

芝居で、そういう新しいフィールドを模索するのもありかな?
なんて、最近思い始めているのです。
それにはかなりエネルギーが要る。
何かチャレンジするための、人生の残り時間はそう長くない。
そう思う今日この頃です。
コメント
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