『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア:劇団員の意識

2019年03月25日 | ジジイの呟き
今日はちょっと思っている事を書きます。

劇団公演も残り1カ月の稽古期間になりました。
劇団公演は毎年、土日に開催していたのですが、今年は大型連休が有って
我々のような2日と言う短期間の公演には、なかなか会場が回ってこない。
それで今年は平日開催と言う事になったのです。

うちの劇団のお客様は、劇団員の関係で半数以上が65歳以上の高齢者なので、
平日開催でも昼間の公演に関しては、チケットの売り上げには殆ど影響しない。
ただ、夜の公演は土日の開催でも、売れ行きがさほどよく無いのです。

と言うのは、高齢者は夜遅くまで外出したくないと云うのが理由らしい。
それと平日は通勤客と一緒になると言う事も重なって、なかなか腰が重い。
それで昼は年寄りが中心になって、夜は現役世代が頑張って売ろう!
と言う事で話をしたはずだった。

蓋を開けてみると、思いのほかチケットが売れない。
まず7時開演だと、僕の友人は東京の立川以西なので半分以上が間に合わない。
なおかつ帰りの時間も12時近くになってしまうので、翌日の仕事に差し支える。
それでも、来てくれる人は休みを取ったりしてでも来てくれる。

そう云う意味で『本当のお客さん』と『義理で来るお客さん』の仕分けが出来た気もします。
幸い、僕の場合は土日だろうが関係なく来てくれる人が殆どで、
有難いなぁ・・・・って感謝しています。

でも、あれこれ理由を付けてチケットを売らない劇団員が居て、
いまは高齢の劇団員がチケットの売り上げの7割を占めている。
いわゆる60代以下の『若手』が、もっとチケット販売を真剣にしないと
このままでは、将来の劇団存続は難しいなって思い始めています。

3000円だと高いって言われて売れないとか、言い訳を色々云う人がいる。
僕にしてみれば、『それじゃ、安くしたら今の倍以上売れるのか?』
って訊きたくなる。
そんな『美味しいところ』だけ享受している人にちょっと腹が立ったりします。
正直言って、頼んでまでそう云う人に居て欲しく無い。
やる気のある人間だけで、身の丈に合った活動をすればいいのです。

我々のやって居るのは『お金をかけた大人の高尚な遊び』。
別に頼んでまでやってもらうほど、芝居の上手い人が居る訳じゃない。

僕らの芝居は『甲子園球児』のように、一生懸命やって、
お客様にエネルギーや元気といった、何かを感じて頂くのが使命。
チケットだって、一生懸命売らないといけないのですよ。
劇団に参加して14年、将来の運営をを引き継ぐために、今年から
チケット販売の担当をしてみて、色々と見えて来たものが有る。
今までどれほど努力してきたのか・・・・
そう云う点で、先輩たちには頭が下がるばかりです。
コメント
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