国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

大相撲を乗っ取る警察、検察官僚。産経の提灯記事。

2010-07-05 01:00:00 | 官僚
大相撲の野球賭博問題。
トカゲのしっぽ切りでの決着が見えてきた。
野球賭博をやっていた力士と親方を断罪。

多かれ少なかれ殆どの人がやったことあるんじゃないですか、賭け麻雀、賭けゴルフ。
初めて聞いたような顔をする関係者、マスゴミ、一般大衆か。
ああ、恥ずかしい。

相撲とヤクザの関係が焦点の一つで、いかなる歴史があろうと闇社会との癒着は許しがたい。
しかし相撲界が暴力団に汚染されていたのは江戸時代からのことであったようだ。

大鵬・柏戸・北の富士・若羽黒などは拳銃密輸で逮捕され千代の富士や北の湖の後援会長も山口組組員だったらしい。

チケット販売の大半は山口組系列の茶屋が行っていて、相撲界から山口組を追放するということは簡単なことではない。

野球賭博だって、力士にとってはパチンコや麻雀の延長にすぎず、ほとんど全員が手を染めてきた。
武蔵川理事長自身の兄弟も、肉供給やチケット販売、賭博など相撲利権にかかわってきたというネット情報もある。

そんな中で目立ってしまった琴三喜と貴闘力を追放しても相撲界の体質が変わるわけでもないだろう。

むしろ気になる動きは文部官僚に続き警察・検察官僚が相撲協会という利権に深くかかわろうとしていること。

巨大「公営ギャンブル」パチンコ。
これを脅かすものはカジノであろうと違法賭博であろうと警察・検察利権を侵害する敵。

そして相撲協会の野球賭博を追及している特別調査委員会の伊藤滋座長。
パチンコ関係の団体「社会安全研究財団 」の理事長もしてるんだって。
検察・警察の回し者じゃないか、こいつ(画像)。

「社会安全研究財団 」は、黙っていてもパチンコ台の特許料が転がり込んで来る、警察天下り官僚癒着の総本山と、
週刊ポストで溝口敦指摘した団体だそうだ。

この人伊藤整の御子息(バカ息子かどうかは不明ですが)で東大卒の学者先生。

そんな大バカ息子(?)の伊藤滋が相撲協会を断罪し、ヤメ検元官僚の村山弘義が理事長代行に就任する
警察・検察の出来レース。

大相撲が警察・検察官僚に乗っ取られるのか。

例の朝青龍関「暴力事件」に於ける相撲協会措置もおかしかった。
暴力事件があったのか?なかったのか?確証がとれなかった。
しかし青龍関は引退を余儀なくされた。

当時、「即刻、解雇すべきだ!」と主張した強硬派の外部役員は、
元警視総監の吉野準監事。と、前述の元東京高検検事長の村山弘義理事だそうだ。
小沢の時と同じ得意技のの「推定有罪」。

耐え抜いている小沢はたいしたもの、ということか。

いやだねえ、ヤクザの次は官僚ですか。
というかヤクザと官僚の共生なのだろう。

おまけは、官僚の御用新聞産経の幇間記事。
胸糞悪い。

いやいや引用してみようか:

野球賭博に揺れる日本相撲協会の特別調査委員会が28日、琴光喜関らの解雇以上の処分や武蔵川理事長らの謹慎を勧告。
「相当な迫力で理事会に勧告する覚悟」と公言した伊藤滋座長(78)=早大特命教授=の圧力に協会執行部も腰が折れ、
ほぼ全面的に勧告を受け入れた。

旧弊にひずむ角界に風穴を開けた伊藤氏は“時の人”といっていい。

 野球賭博に関与したとみられる力士から事情を聴き、「シロ、クロ」の判を押す。現役大関と
親方にクビを宣告する汚れ役となったが、痛快なべらんめえ口調には後ろ暗さがない。

 日本文学の評論家で詩人、小説家でもある伊藤整(故人)を父に持つ。
自身は都市計画家という理系の人ながら、遠慮のない硬論を所かまわず投げつける点では、世の論客さながら。

東大や慶大などの教授を歴任。
むやみやたらな開発が進み、美質を損なった日本の都市景観を危ぶみ、あえて「みにくい景観百選」の公表に踏み切るなど矢面に立つこともいとわない。

 一昨年10月に協会の外部理事に就任。外界に閉ざされた協会としては、異例の人選だった。
相撲に関しては「普通に相撲を見て興奮してきた生涯」という。
そんな“素人”が調査委を切り盛りできたのは、物事を一刀で切り下げる手腕に、武蔵川理事長が全権を託したからだといわれる。

 調査委の発足から1週間で、名古屋場所の開催に道筋をつける豪腕ぶり。
都市計画という遠大な作業に比べれば、角界という閉鎖社会の“区画整理”など朝飯前か-。
こんな問いを投げると、例の口調で答えが返ってきた。

 「都市計画ってのは長い時間を掛けてやるもの。大変なんだよ」

 痛快な名調子。
百年の大計と今回の仕事を同列にしてくれるな、と言わんばかりの迫力で…。伊藤氏の存在抜きに、角界の未来図は描けない。

引用終わり。


ううう、今夜この馬鹿面が夢に出てきてうなされそう。



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