雨が強くなってきたので、熊本市内まで路面電車で出かける気もなくなり、とりあえず駅の中でお昼ご飯をたべることにします。お昼ご飯は熊本ラーメンをいただきました。豚骨ラーメンですが、博多ラーメンと違い麺はやや太めの麺でスープも鶏ガラスープが混ざっているのでややマイルドな仕上がりとなっています。しかし豚骨ラーメンであることには変わりなく、美味しくいただきました。
お昼ご飯を食べてから熊本1248発の博多行きさくら404号に乗ります。N700系7000番台の指定席の重厚なシートに身を預け博多までの時間はしばし寝ます。博多には1326着。博多交通センターや博多シティをぶらぶらしてから早めに荷物を引き取りホームへ行き、再び撮り鉄です。
こちらは783系ハウステンボス号。テーマパークの名前そのものが付いている珍しい列車です。長崎オランダ村ハウステンボスへのアクセス列車として運転されています。
ハウステンボス号と連結されて走るのは佐世保行き特急みどり。九州新幹線全通前まではさらに長崎行き特急かもめを連結した3階建て列車として有名でしたが、現在はかもめは単独運転となっています。
この783系は1988年に登場し、他のJR各社が近郊、通勤型電車を製造する中、高速バスとの激しい競争にさらされていたJR九州は特急型電車をいきなり製造しました。そして何と言ってもこの電車の特徴は車両中央部に乗降用扉があり、客室がA室・B室に分かれていること。これは短編成でも指定席・自由席、禁煙・喫煙を細かく設定できるように設計されています。しかし一番揺れの少ない車両中央部に乗降口を設ける大胆さには当時驚かされました。2度にわたりリニューアルされており、現在も主力の特急として九州を走っています。
こちらは久大本線経由の由布院行き特急ゆふいんの森号。ゆふいんの森号はキハ58系から改造されたキハ71系と新製車であるKキハ72系がありますが、この列車はキハ72系。この列車も木をふんだんに使用した車内で由布院への旅を演出しています。人気列車なのか、今年中には中間車を1両新製して5両編成での運転となる予定です。
ひとしきり撮ったところで1457発大分行き特急ソニック33号に乗って小倉へ向かいます。小倉までの間は座席に身を預けて少し寝ていました。折尾、黒崎の停車も気づかず、ふと目を開けると列車は戸畑あたりを通過中。慌てて起き出して支度をして降りる準備。1539に小倉に到着。とりあえず今日のお宿であるJR九州ホテル小倉にチェックイン。汗だけ流してホークスビジターユニフォームに着替えて再び小倉駅へ。小倉1621発博多行き特急きらめき13号に乗り再び博多へ戻ります。