新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2022春〜3

2022-03-31 20:06:12 | 日記

1230に上越妙高に到着。次の電車までは30分ほど時間があります。駅構内のNEWDAYSでお昼のお弁当を買ってから駅前に出てみます。雪が残っていましたが、雨が降ってきたので早々に駅へ戻ります。

上越妙高からは1307発の新潟ゆき特急しらゆき5号に乗車。JRの特急ですがえちごトキめき鉄道ホームからの発車となり、直江津までえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインを走ります。週末パスでは妙高はねうまラインが乗車可能なので、きっぷの心配はありません。ホームにはすでに4両編成のE653系電車が待っていました。早速乗り込んで席に座ります。

お昼ご飯に買ったお弁当はこちら。直江津駅前のホテルハイマート調製の二大将軍弁当。JR東日本が毎年秋に開催している駅弁味の陣で最高評価を受けた駅弁が大将軍の称号を与えられ、2012年に鱈めしが、2019年にさけめしが受賞しているのでその2つのお弁当を楽しめるというお弁当です。直江津駅の鱈めし、さけめしは美味しいことで評判なので間違いありません。

1307に上越妙高駅を列車が発車してから早々に包みを開けます。左が鱈めし、右がさけめしになります。鱈めしは鱈の甘露煮と焼きたらこ、さけめしは焼き鮭の身といくらがいずれも汐昆布の炊き込みご飯の上に乗っかっています。鮭は程よい味でとろけるような身が美味しくお気に入りのお弁当です。美味しくいただきました。
指定席を取っているのですが、3連休の初日ともあって新幹線から乗り換えてきた乗客で、特急しらゆき号にしてはそこそこ混んでいました。昼食を食べ終わってからしばらくは雑誌を読んで過ごしますが、いつの間にか寝てしまったらしく柏崎発車から記憶がありません。目をさますと列車は長岡に到着するところでした。
長岡を発車してもほとんど乗客の動きもなく列車は新潟平野を淡々と走ります。新潟県内を走る特急列車ですが、長岡からなら新幹線が圧倒的に早いのと、新潟から各地へ向けて高速バスも頻発しているので、特急列車に乗る人が少ないのかもしれません。

終点の新潟に1505に到着。新潟駅は高架化工事を行なっており、その間は地上に取り残された8番ホーム到着していたのですが、ダイヤ改正で新幹線と対面で乗り換えられる5番線に到着するようになったようです。とは言っても長岡から新幹線と並走する形で新潟に到着しているので、しらゆき号に乗ってきて幹線に乗り換える人は非常に限定されるとは思いますが。
新潟駅をでて、新潟駅にほど近い本日のお宿へと向かいチェックイン。とりあえず部屋で休憩をしてから夕食を買いに出かけます。
ホテルから歩いて10分ぐらいの万代シテイにやってきました。新潟ケンミンなら必ずやってくる万代シテイ。新潟交通のバスターミナルを中心に商業施設・百貨店・ホテルを備えた複合施設で、ここへ来れば取り合えずなんでも揃い、たくさん遊べる上、新潟県各地へ向かう高速バスや新潟市近郊への路線バスの発着点でもあるので、新潟の中心といっても過言ではありません。
万代シテイはバスセンター、伊勢丹新潟、ラブラ万代、ラブラ2が道を挟んで並んで建っています。ラブラ万代はかつてダイエー新潟店がキーテナントになっていましたが、現在は商業施設となって様々なお店が入る新潟の流行発信基地になっています。またラブラ2にはAKBグループのNGT48劇場も入っています。その万代シテイで新潟のB級グルメを買ってホテルで食べます。

バスセンター1階のラーチャン家でチャーハンと唐揚げ、バスセンター2階のみかづきでイタリアンを。
ラーチャン家はその名の通りラーメンとチャーハンのセットのことで、新潟では非常にポピュラーな組み合わせです。さすがにラーメンはお持ち帰りは無理なのでチャーハンと唐揚げを。
みかづきのイタリアンはまさに新潟限定、それも新潟市近辺のグルメで、もやしたっぷりのソース焼きそばの上にトマトソースの乗った、パスタとも焼きそばともとれる不思議な食べ物です。見た目が茶色の夕食となりましたが、新潟の味を美味しくいただきました。
食後はのんびりと過ごし翌日に備えます。
 

週末パスで乗り鉄2022春〜2

2022-03-30 19:43:22 | 旅行

松本で1時間ほど余裕を持ち、1106発長野ゆき特急しなの5号に乗ります。松本駅周辺をブラブラしたり、書店に入って本を買ったりします。鉄道雑誌の最新号が発売されていたのでそれを買っておきます。それでも発車時刻まで時間があったのでアルピコ交通上高地線の乗り場へ。
アルピコ交通上高地線は昨年の豪雨で田川橋梁の橋脚が傾くなどの被災により、松本ー渚間が不通となっています。そのため上高地線ホームである7番のりばには3000形電車が取り残されています。


かつて松本電鉄上高地線で使用されていたモハ10形の塗装をラッピングされた編成が留置されており、階段から降りてくる側の運転台には不通のお知らせと、代行バスののりばの案内などが掲示されていました。不通区間の松本ー渚間はバスによる代行輸送となっており、渚ー上高地間で電車の運転が行われています。

線路は錆びており、もの悲しげに走れない線路を眺める電車の心中はいかほどでしょうか。

乗車する特急しなの5号は驚きの10両編成。名古屋からやってくる列車なのですが、JR東海の383系は増結も容易にできるため基本編成の6両編成に4両・2両の増結編成を組み合わせて最長10両編成で運転されています。

長野行きはパノラマグリーン車を先頭に到着します。写真を撮ってから3号車の指定席に座るとすぐに発車。しなの号は名古屋から松本・長野方面への列車ですが、商都松本と県都長野を結ぶ特急の役割も果たしています。もっとも松本まででお客さんは降りてしまい、長野へ向かう人は少なくなってしまいますが。

松本を発車してからも車窓は雪景色が続きます。先ほど松本で買ってきた雑誌をめくりながら過ごします。雪景色は冠着あたりまで続き、列車は冠着トンネルへ入ります。

冠着トンネルを抜けると雪はすっかり消え、姨捨駅付近から見える善光寺平は全く雪が残っていませんでした。あまりの車窓の変化にちょっと驚きます。姨捨から坂道を駆け下りて善光寺平に降りると北陸新幹線と並走して、長野には1158に到着。

長野では一旦改札口を出ますが、新幹線まで10分しか乗り継ぎ時間がないので、改札口前の1998長野冬季五輪のシンボルマークを撮るのが精一杯でした。
乗り換えの新幹線は1208発金沢ゆきはくたか559号。新幹線と一緒に先ほどのしなの号の特急券を買っておけば乗り継ぎ割引で半額になったのですが、急遽決めたので無割引の特急券となってしまいました。ホームに降りるとすでに列車は到着しており慌てて乗り込みます。
 

この日のはくたか559号はJR西日本所属のW7系で運転されていました。席に着くとすぐに発車して北陸ロマンのチャイムが流れます。長野で降りる人もいたので空席もありますが、そこそこ混んでいるといったところでしょうか。もっとも、富山・金沢へは後続のかがやき525号の方が早く着くので、かがやき号が通過する駅までの人たちでしょうか。


上越妙高までのわずかな時間ですが新幹線の車窓を楽しみます。飯山駅手前では千曲川を渡河。今日はこれからのこの川の河口まで行きます。長野からはトンネルを抜けただけですが、もう雪景色になっています。さらに進むと上越市付近は雪深くなっていました。今年は雪が多かったのでこのあたりの人たちは大変だったのではないでしょうか。

上越妙高に1230に到着。ここではくたか559号は5分停車して、かがやき525号に先を譲りますが、こちらはえちごトキめき鉄道に乗り換えるので下車します。

週末パスで乗り鉄2022春〜1

2022-03-29 19:50:08 | 旅行

3月の3連休。まん延防止措置が未だ発令中ではありましたが、どこかへ出かけたい欲求にかられ、感染防止対策をとって出かけてきました。
当初予定では東北・北海道新幹線に乗って函館へ行き、函館でのんびりしようかなどと考えていましたが、考えているうちに福島県沖で発生した地震により東北新幹線が不通となってしまい、ANAの函館便もほぼ満席だったので、方針を変更。新潟で宿泊をすることにして3月ダイヤ改正号の時刻表をめくり予定を組み立てました。
そして前日に週末パスを購入。今回は3日間の日程なので一日分足りませんが、3日目は新潟から上越新幹線に乗って帰るだけなので,新潟→舞浜間の普通乗車券と新幹線特急券で乗ることにします。


3/19早朝5時半に家を出て舞浜駅まで歩きます。舞浜駅に着く頃には明るくなっていて、ふと見ると空には満月が見えていました。
週末パスで改札を入場し、ホーム延伸で停車位置がずれ、エスカレーターからだいぶ遠くなってしまった東京行き最後部に乗って東京駅へ。東京駅で中央線快速電車に乗り換えて新宿駅へ向かいます。

朝ごはんを買ってから新宿0700発松本ゆき特急あずさ1号に乗車。車内は山に行く風情の人やボードを持って白馬方面へ向かう人などでほぼ満席でした。

写真を撮って乗り込むとすぐに新宿を発車。隣の席のランプが黄色表示だったので早々に朝ごはんを食べてしまいます。
予想通り隣席が立川から乗ってきたので、持参した未読の文庫本を音楽を聴きながら読むことにします。ほぼ満席でしたが、甲府で下車する人も少なからずいました。

小渕沢を発車すると雪をかぶった八ヶ岳が見えていました。そういえば甲府盆地や韮崎へ向かう車窓では富士山が綺麗に見えていました。やっぱり中央線に乗るときには晴れている時がいいなと思いつつ過ごしていました。

ところが岡谷を発車して塩嶺トンネルを抜けると、なんと車窓は雪景色。国境の長いトンネルを抜けると雪だった…と有名な小説を思い出すような車窓の変化です。

停車した塩尻の駅前も雪景色。松本平でこんな雪景色はあまり記憶にありません。雪景色の中の篠ノ井線を走り、

終点の松本に3分遅れの0941に到着。途中富士見駅付近で徐行運転をしたための遅れだそうです。予定では1007発の長野ゆき特急しなの3号に乗り換えるつもりでしたが、久しぶりの満席にちょっと息苦しさを感じたので1時間後の1106発特急しなの5号に変更することにして改札を出てから指定券券売機で変更しておきます。ついでに長野から上越妙高までの新幹線はくたか号も押さえておきます。

11年目

2022-03-11 19:38:00 | 日記
また、この記事を書く時がやってきました。
東日本大震災から今年で11年目をむかえました。
今年はあの日と同じ曜日配列。11年前の今時分は家に帰宅してテレビ画面から流れる被災状況をみていました。そして頻繁に鳴り続ける緊急地震速報に怯えながら眠れぬ一夜を過ごしました。

そして翌日に見た液状化で変わり果てた街。

11年経って見た目は何もなかったかのように復旧していますが、住人にはわかる爪跡があちこちに残っています。

忘れたくても、忘れられない記憶。東京のすぐ隣の街にも残っています。もちろん東北にも。

令和4年の初旅〜8

2022-03-03 20:32:00 | 旅行

1/4の朝。新年初めての平日。朝ごはんを食べてから早々に支度をして出かけます。ゆかりんはお部屋でのんびり。


坂道を降りて湯崎の集落を歩いていると前からまたまたパンダバスがやってきました。牟婁の湯の近くの郵便局まで行きますが9時まで時間があったのでちょっと待ちます。
そして開店を待って白浜温泉郵便局へ。郵便局を出てから白良浜の方へ歩いてみることにします。

白良浜はその名の通り白い砂浜で、白浜の地名の由来ともなった砂浜です。白砂が美しいですが、この砂はオーストラリアから持ってきたものだそうです。元々花崗岩由来の砂岩が風化してできた白い砂の浜だったそうですが、砂の供給源の河川が護岸工事など行われ、砂が供給されなくなったことと風や波の侵食により痩せてしまったために砂を持ってきたそうです。ブラタモリでタモリさんも歩いた砂浜をぶらりと歩きます。

白良浜が西向きにあるので、海に沈む夕日が綺麗で和歌山県の夕日百選にも選ばれています。

白良浜のそばにあったマンホール蓋。凹んだところに白砂が入って色付きマンホールのようになっていました。

こちらは白良浜越しに宿泊したホテルを。白良浜から少し歩けば白浜郵便局も行けそうでしたが、歩くのが億劫になったので白良浜バス停まで歩いてからバスに乗ってホテルへ戻ります。部屋へ戻ってからチェックアウトギリギリまでぐだぐだして過ごしました。

お部屋を出る前に波が荒く打ちつける海岸をみておきました。ホテルのすぐそばのバス停からバスに乗って白浜駅へ。白浜駅前郵便局にも寄って帰路に着きます。

帰りの電車は白浜1220発新大阪ゆき特急くろしお20号。283系オーシャンアローでの運転です。

ちょうどお昼時だったので白浜駅でお弁当を買っておきました。朝を食べてからあまり食欲はなかったのですが、この先東京に帰るまでは食事できそうになかったので食べておきます。パッケージが可愛いパンダ弁当です。

中身は鳥の唐揚げの乗った丼。大きな梅干しが乗っかっているのが和歌山らしいです。美味しくいただきました。

帰りの列車でも太平洋沿いを走る区間の車窓を楽しみます。

そして、印南のかえる橋もバッチリ撮っておきます。年末年始連休の最終日なので、和歌山で過ごした人達でほぼ満席になっていました。新大阪までちょっとねてしまいます。寝ているうちに大阪に近づき、新大阪に1450着。
到着した新大阪駅はUターンラッシュで混雑。人混みを見たのは本当に久しぶりです。新大阪1521発ののぞみ396号に乗車します。30分ほど余裕をもたせたつもりですが、あっという間に乗り換えの時間は過ぎてしましました。混雑するホームでゆかりんのお見送りを受けて新大阪を発車。臨時のぞみ号でありながらもほぼ満席。隣には親子連れが座っているので、東京まで音楽を聴いて過ごすことにします。

京都を出て滋賀県に入ると雪が車窓を埋め尽くすのは行きに見た通り。雨か雪が降っているのか、ふと見ると雪景色の中に虹がかかっているのが見えました。景色がほぼ白いのであまりよくは見えませんが、わずかに虹がかかっているのが見えるでしょうか。
名古屋で乗客が一部入れ替わりますが相変わらずの満席状態。このところガラガラの東海道新幹線に乗っていたので、満席は息が詰まりそうです。音楽を聴いて寝ることにしました。

品川で半数近くが下車して東京に1751着。下車してからゆっくりと京葉線への通路を歩き、夕食のお弁当を途中で買って京葉線で帰宅しました。