九州鉄道記念館を出てから門司港レトロ地区ををぶらぶら歩きます。こちらは北九州銀行門司支店。旧山口銀行門司支店の建物で、最近山口銀行から北九州銀行に移管されたようです。重厚な石造りの銀行建築が目を引きます。
門司港駅前にある旧門司三井倶楽部。何度か門司港には来ていますが、入ったことはありません。この建物、駅側から見ると洋館建築ですが、裏側に回ると和風建築が現れる、和洋折衷の建物になっています。
ブルーウイング門司から旧門司税関を望みます。門司税関の横の広場ではクラシックカーのイベントが行われており、古い乗用車を愛するオーナーさんご自慢の車が並んでいました。つい先月、トヨタ博物館で見てきたような車が並んでいました。海風が吹いていて気持ちいいのですが、いかんせん日差しが強く暑いので、ぐるりと門司港レトロ地区を一周して駅へ戻ります。
ホームの横の留置線にはこんな並びが。鉄的には新旧の近郊形電車の並びに非常に萌えてしまいます。
東日本では引退して久しい415系電車もこちらではまだまだ現役。下関ー門司間にデットセクションがあるので、そこを走れる交直両用の電車が登場しないと引退はなかなか難しいのでしょう。懐かしの国鉄形3ドア近郊形電車の姿をじっくりと観察して、1119発荒尾行き快速に乗り小倉へ。
小倉駅で下車。小倉駅近くのマクドで早めの昼食を食べて、荷物を回収してから1221発博多行き特急きらめき11号に乗り博多へ向かいます。
九州で乗る最後の特急列車ということでグリーン車を奮発しました。とはいえ、4枚きっぷに1,030円追加するだけでグリーン車に乗れるので、そう奮発をしたという感覚はないのですが…。指定席料金と520円しか違わないので…。
この短区間でグリーン車に乗る人はいないと見え、小倉発車時点でも貸切状態。一人がけの座席のリクライニングを思いっきり倒して九州の景色を楽しみます。戸畑、黒崎、折尾と停車しますが、乗ってくる人はおらず、最後の停車駅赤間を過ぎて車掌さんがやってきましたが、乗客は誰もおらず、結局博多駅まで貸切でした。博多には1310に到着。博多駅でお土産を買ってから地下鉄で福岡空港へ向かいます。