新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

上野駅のクリスマスツリー

2017-11-23 19:00:36 | 日記
今年も🎄クリスマスシーズン🎄が近づき、あちらこちらで🎄クリスマスツリーを見かけるようになりました。

JR上野駅の中央改札口前の大広場にはこんなクリスマスツリーがお目見えしています。

さすがは上野。パンダ、パンダ🐼、🐼🐼です。駅ビルのアトレ上野とJR上野駅の共催のクリスマスイベントの一環として飾られていますが、よくよく見るとオランウータンやペンギン🐧も存在していますが、メインはやはりパンダ🐼。パンダの赤ちゃんももうすぐ一般公開されるようですので、上野駅にパンダツリーも見に行ってはいかがでしょうか。
ちなみに上野駅の駅ビルや駅ナカにはパンダをモチーフにした商品やお菓子などもいっぱいありますよ。

立山黒部富山の旅〜15

2017-11-22 19:58:02 | 旅行


富山からの帰りは0952発名古屋行き特急ワイドビューひだ8号に乗ります。北陸新幹線で帰れば2時間で東京に着くのですが、その3倍以上かけて帰ります。昨日も通っているはずの富山駅南口改札前には菊の花が飾られていました。

ワイドビューひだはJR東海のキハ85系で運転されます。富山から高山までは3両編成。グリーン車、指定席車、自由席車各1両づつです。あらかじめ新幹線乗り継ぎ割引で指定席を確保していたので慌てる必要はないですが、指定席に入るほとんどの乗客が外国人。そのほとんどが高山までと思われます。ほぼ満席で富山を定刻に発車。

列車はおわら風の盆で有名な越中八尾を出ると飛騨山地への登りにかかります。神通川から名を変えた宮川沿いに走ってゆきます。昨日とは打って変わった晴れの天気に車内の気温も上がって暑くなってきたので、一枚脱ぎました。猪谷駅でJR西日本からJR東海に変わり駅名標も東海仕様になります。

富山から1時間半ほどの1123に高山に到着。予想通り半分ぐらいの乗客が下車。代わりに高山からの乗客が席を埋めます。ここで列車は9分停車して前に4両空の車をつなぎます。その様子を見に外へ出ます。

気動車とはいえ連結作業はあっという間に終了。連結を確認している駅員さんの姿が凛々しいです。連結作業を終えるとひだ8号は7両編成となって名古屋を目指します。1135に高山を発車。

広葉樹の紅葉と、針葉樹の緑のなんともいえないコントラストを見ながら早めの昼食。富山駅ナカで買ってきたお弁当と笹の葉寿司でお昼ご飯。

温泉地の下呂までは覚えているのですが、暖かい車内と満たされたお腹についついウトウト。高山本線の車窓の見どころである飛水峡通過も気づかず、ふと目を開けると列車は間もなく美濃太田に到着というところでした。美濃太田まで来ると名古屋までは1時間弱。持参の本を読んで過ごします。岐阜で進行方向が変わり、東海道線をフルスピードで走ってゆきます。終点名古屋には1402着。

名古屋からは1439発の東海道新幹線のぞみ360号で東京へ。3連休最終日の名古屋駅と新幹線は帰る人で混雑していました。比較的空いている新大阪始発の臨時のぞみ号を狙ったのですが、さすがに満席でした。音楽を聴きながら乗り慣れた東海道新幹線で過ごします。

富士山と新幹線の撮影地では残念ながら富士山は雲の中。富士川橋梁を通過するときには山頂部分がわずかに見えていたのですが。新幹線はあっという間に名古屋から東京を駆け抜け、1620に東京駅に到着。夕ご飯用に東京駅でお弁当を買って京葉線に乗って帰宅しました。


立山黒部富山の旅〜14

2017-11-20 19:56:20 | 旅行

11/5は早朝5時半ごろに起きて6時ごろに朝食を仕入れに行きがてら朝の散歩に出かけます。ホテルからほど近いところに富岩運河環水公園があるので行ってみます。


富岩運河環水公園は富山市内と岩瀬浜を結ぶ運河・富岩運河の富山側の船溜りを公園化したもので、富山市民の憩いの場であるほか、周囲に富山県立美術館やスターバックスコーヒのお店もでき観光地化しています。早朝なので近隣の住民が散歩に来ている程度でした。早朝の公園をのんびりと歩きます。

早朝なのでやっていませんが、スターバックスコーヒーです。日本で都市公園内に初めて出店した店舗で、2008年のスターバックスのストアデザインで最優秀賞を受賞しており、「世界一美しいスターバックス」とも称されています。

運河の向こう、中央のガラス張りの建物がキュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンスと呼ばれるレストランで、「ラ・ロシェル」のオーナーシェフ坂井宏行氏監修の料理が楽しめます。その右側の建物が富山県立美術館です。


こちらは富岩運河環水公園のシンボルにもなっている天門橋。両側の鋼トラス橋が、中央部の鋼単純非合成箱桁橋にヒンジで結合されて支えられている構造の橋になっています。橋の両端にはエレベーターのついた展望塔があり、晴れていれば立山連峰も望めます。

公園内に保存されている牛島閘門。富岩運河から道の向こうにあるいたち川へ向かう船を通すために作られた閘門です。このいたち川を通れば旧富山城下へつながるので、船による物流には重要な閘門です。現在でも稼動状態で保存されています。そんな閘門を見たりして朝の散歩を楽しみます。
富岩運河環水公園を散歩してからコンビニで朝食を買ってホテルに戻ります。ホテルに戻ってから朝食を食べて支度をします。

9時過ぎにチェックアウトをして富山駅へ。駅へ向かう途中にライトレールの電車がやってきたのでiPhoneで撮影をしてから富山駅へと向かいました。


立山黒部富山の旅〜13

2017-11-19 18:30:00 | 旅行


停留所から歩いて10分ほどの場所にある高岡市立美術館の2階に「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」があります。これまでドラえもんトラムが高岡の街を走っているのを疑問に思われた方もいるかもしれません。

高岡市はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄(藤本弘)氏が生まれ育った町で、藤子作品の原点とも言える場所です。まんが家への夢を育んだ少年時代や、数々の人気作品を生み出した原点に触れることができるようなギャラリーになっています。パンフレットも藤子・F・不二雄作品のキャラクターに囲まれた藤子先生の後ろ姿が描かれています。ほぼ全てのキャラクターが夕日の方向を向いて後ろ姿なのに対し、なぜかドラえもんだけがこっちを向いています。

入り口はどこでもドアを模したもの。このどこでもドアをくぐると藤子・F・不二雄作品の原点に触れることができます。学生時代に藤子不二雄A氏と共に手作りをした漫画冊子「妖怪島」の全編や手塚治虫氏からのハガキなども展示されていました。またドラえもんやパーマン、モジャ公、キテレツ大百科など子供の頃に慣れ親しんだ藤子作品の原画なども展示されていて、非常に興味深く、また懐かしく見ることができました。 

見学を終えて出口へ向かう階段ではドラえもんがお見送り。今のアニメのドラえもんの形でしょうか。水田わさびさんの声が聞こえて来そうなドラえもんです。
外へ出ると雨は止んでいました。そこで高岡古城公園を歩くことに。ちなみに美術館の隣にある富山県立高岡工芸高校は藤子・F・不二雄氏の出身高校でもあります。


高岡古城公園をぶらぶらと歩きます。高岡古城公園は加賀藩初代藩主前田利長公が1609年に築城した城ですが、1615(元和元)年の一国一城令により廃城となりましたが、廃城された後も加賀藩の米蔵などが置かれ 、密かに軍事的拠点として維持されていたようです。木々も色づき、紅葉を見ながらぶらぶらと歩きました。

高岡古城公園からほど近い街中に高岡大仏が鎮座しています。高岡大仏は日本三大大仏の一つともされている大仏です。高岡大仏まで来てしまうと、高岡駅もそう遠くないようなので、高岡駅まで歩くことにします。

高岡駅に通じるアーケード商店街の中にあるのが、藤子・F・不二雄氏ゆかりの書店です。少年時代に氏が足しげく通い、手塚治虫氏の新宝島に衝撃を受けたり、そのほかの漫画作品などを求めていた書店です。ドラえもんグッズも充実しているようでドラえもんファンなら一度は行ってみたい本屋さんです。私も帰りの新幹線で読む本の他にドラえもんグッズを数点購入しました。お店の方の富山弁がなぜか心地よかったです。

高岡駅前にはドラえもんの散歩道がありました。ドラえもん、ドラミ、のび太、スネ夫、ジャイアン、しずかのキャラクターが像が並んでいる場所ですが、記念撮影にはもってこいですね。行った時も親子連れが記念撮影をしていました。藤子・F・不二雄をたっぷりと堪能したので高岡駅から富山へと戻ります。

高岡駅では忍者ハットリくん塗装のキハ40が停車していました。藤子・F・不二雄氏の相棒の藤子不二雄A氏は氷見市の出身で、氷見市へ向かう氷見線の列車に藤子不二雄A氏の作品である忍者ハットリくんが描かれています。ちなみにF氏との出会いはA氏が小学生の頃に高岡市に転居した時に同じクラスだったことがきっかけだそうです。
高岡1724発の富山方面泊行きの普通電車に乗って富山へ戻ります。ホテルに戻る前に夕ご飯を買ってから戻りました。 


立山黒部富山の旅〜12

2017-11-18 18:55:59 | 旅行


越ノ潟から対岸の堀岡までは富山県営フェリーで渡ることができます。もともとこの辺りは放生津潟と呼ばれる潟湖があり、堀岡地区と越ノ潟地区は砂州が伸び、その上に集落が作られていました。そしてその砂州上を富山市内から富山地方鉄道射水線が伸びてきており、新湊市中心部とを結んでいました。しかし富山新港(伏木富山港新湊地区)建設のために砂州は分断され、射水線も分断、分断された港口に県営フェリーが就航して分断された新湊市の足として使われています。ちなみに分断された射水線ですが西側は加越能鉄道に譲渡され、万葉線として運行されています。対して東側は分断による乗客の逸走が激しく1980年に廃止されてしましました。
その県営フェリーで往復をしようという魂胆ですが、港内とはいえ波があり船体が上下していました。待合室で先ほどのドラえもんトラムに乗っていた高校生とともに出航時間を待ちます。程なくして乗船の案内があり揺れる船に飛び乗ります。乗ってしまえば5分の航路。とはいえ港内を走る船とは思えないほどの揺れもありました。同乗の高校生は堀岡到着後待っていた家族の車で帰ってゆきました。

折り返しの船まで時間があったのでなんとなくあたりを歩こうとぶらぶら歩き出したら、道の向こう側から先ほど万葉線でも見かけたおじさんが歩いて来ました。港口にかかる新湊大橋の下に歩道があり、どうやらそこを歩いて来た様子です。万葉線到着時間とフェリーの乗船時間から考えると15分以内で歩けそうです。そこで予定を変更して新湊大橋の下の歩道を歩くことにしました。

新湊大橋の下の歩道はあいの風プロムナードと名付けられており、ガラス張りの窓に覆われており、快適に歩くことができます。晴れていれば立山連峰や日本海の雄大な景色を眺めながら歩くことができるようですが。雨模様のこの日は何も見えませんでした。ただ、荒れている日本海は見られましたけど。

歩いたおかげで予定より1本早い万葉線に乗ることができました。普通の赤いトラムですが、この赤いトラムは土日祝日の日中限定で、地元新湊出身の落語家立川志の輔師匠による案内放送になります。落語家の案内放送といえば秩父鉄道SLパレオエクスプレスで林家たい平師匠が行なっていますが、こちらは駅間が短いので志の輔師匠喋りっぱなしです。各駅最寄りのご案内やうんちくなどを語っているうちについてしまう感じでした。しかしさすがは落語家。よどみない喋りで聞いていても全然耳障りではありません。高岡駅前まで聞いていきたい気分ですが、予定があるので途中で下車。

下車したのは志貴野中学校前。すぐそばに中学校があるのでそのような停留所名になっていますが、越ノ潟方面ホームにはドラえもんたちがいます。そのドラえもんたちに誘われて歩きます。