新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

飯田線乗り鉄2

2021-12-31 15:40:44 | 鉄道

豊橋からは飯田線の旅。1008発飯田ゆき特急ワイドビュー伊那路1号に乗車します。

ワイドビュー伊那路号は373系電車3両編成。かつては特急東海や快速ムーンライトながらで東京にも来ていましたが、現在はワイドビュー伊那路や身延線特急ワイドビューふじかわ号の他東海道線でホームライナーや普通電車に使われています。特急車両ですがデッキ部分の仕切りドアはなく、特急と近郊電車の中間といった構造になっています。
走行距離は130km程度と短距離特急になりますが、所要時間は実に2時間半以上。飯田線の線形が災いして日本有数の鈍足特急になっています。豊橋発車時点で半分も乗っていないぐらいの乗車率で発車。この先は降りてゆくばかりと思われるので、のんびりと過ごします。

時折車掌さんの車窓案内なども入り観光特急の様相。長篠の戦いで有名な長篠城の脇を通ったり、

中部天竜ー佐久間間では佐久間水力発電所の脇を通ります。ここから列車は天竜川に沿って走ってゆきますが、この佐久間から大嵐の間は佐久間ダム建設の際に一山越えたところに線路が付け替えられた区間。長いトンネルで水窪川流域へと出て、水窪川の谷を走ります。

途中第六水窪川橋梁は、対岸まで渡らずに元の岸へ戻るという通称渡らずの橋。飯田線の撮影名所にもなっています。

大嵐で天竜川流域に出るとそこは秘境駅銀座。小和田、中井侍、伊那小沢と人跡稀な場所にある駅を通過します。天竜川に沿って走る区間は右に左にカーブを切ってゆき、速度も上がりません。

時折車窓に現れるのは天竜川の水面。あとは木々の中を走ってゆきます。
終点の飯田には1240着。乗り換えは1304発茅野ゆき普通列車ですが、一度改札を出て駅前にあった御当地マンホールを。

1304発の茅野ゆきは213系5000番台の2輌編成。天竜峡始発で帰宅の高校生で混雑していましたが、なんとか座席を確保できました。飯田を発車して桜町、伊那上郷でも高校生が乗って来ますが、数駅で下車してゆきます。しかしながら乗っている高校生も多く、長距離通学なのかなと思ってしまいます。

列車は伊那谷を北へ向けて走ってゆきます。車窓には雪をかぶった南アルプスの山々が見えるようになって来ます。カーブも多く駅数も多いので普通列車に乗っていると非常に時間の流れが遅く感じます。

南アルプスの山を見ながら伊那大島駅で7分停車して飯田方面の列車と行き違い。対向列車が遅れているので5分ほど遅れて発車。

さらに七久保駅でも5分停車して列車交換と、停車時間の多い駅が続きます。単線でなかなか遅れも解消されませんが、定刻1426着の駒ヶ根で14分停車するので、遅れはそこで解消されます。車窓もあまり代わり映えしないので、持って来た本を読んで過ごします。

いい加減飽きて来た1516に伊那松島に到着。ここでも9分停車するのでホームへ出てリフレッシュ。かつては伊那松島機関区が置かれ飯田線運行の中枢でしたが、今は留置線があるだけの駅です。1526に伊那松島を発車。

辰野で中央本線の視線と合流し、岡谷に1555着。列車はこの先中央本線の茅野まで走りますが、ここで下車して特急あずさ号に乗り換えます。

トイレに行ったりちょっと食べるものを買ったりして1606発新宿ゆき特急あずさ44号で帰路につきます。下諏訪あたりでふとみると諏訪から見える富士山の姿が。ブラタモリで諏訪湖から富士山が見えることを紹介していましたが、実際に見えることを確認するとちょっと嬉しい気分です。

特急あずさは夕闇迫る信濃路を快走。八ヶ岳にも夕日があたりなんともいえない姿になっていました。すっかり暗くなった甲府でお客さんを乗せて新宿へ向かいます。途中の大月では富士急行線河口湖からやって来た特急富士回遊44号の後ろに連結して12両編成になって新宿を目指します。新宿には1843着。
このあとは地下鉄東西線で帰るのですが、平日なので夕ラッシュ時間帯。大手町あたりで乗り換えると混んでいるなと思い、山手線で高田馬場へ出て地下鉄東西線に乗り換えます。各駅停車西船橋行きに乗って帰宅しました。
 
 

飯田線乗り鉄1

2021-12-30 20:46:48 | 鉄道

段々と普通の生活に戻してくるとやはり電車に乗って遠出したくなります。そこで日帰りですが偉大なるローカル線、飯田線に乗りに行くことにしました。青春18きっぷシーズンですが、新幹線と特急を使うことにしました。

早朝の新幹線の都合上、地下鉄東西線浦安駅まで自転車でゆき、地下鉄東西線で大手町へ。ゆっくり歩いて日本橋口から東京駅へ。JR東海のMV端末を操作してきっぷを買いますが,東京都区内発東京都区内ゆき片道乗車券がうまく買えません。そこで新幹線自由席特急券と乗継割引の自由席特急券だけ買って、乗車券は八重洲中央口のJR東日本エリアのVF端末で購入しました。

東京都区内発東京都区内ゆき片道乗車券です。経由は東海道・飯田・中央2・中央東線となっています。新幹線に乗るなら新幹線経由が正しいですが、在来線経由でも特に問題はありません。
きっぷを買って新幹線八重洲中央口からはいり、朝ごはんを買ってホームへ。

乗車するのは0657発新大阪ゆきこだま703号。

やってきたのは青い帯が前の方まで伸びている新幹線です。
そう、この列車は時刻表で指定されているN700S系で運転される列車です。

N700S系は2020年から運用が開始された東海道新幹線の第6世代車両で、N700系を進化せさせた車両です。

座席は従来よりも薄くなっており、リクライニングさせると座面も少し沈むものになっており、長時間座っていても疲れにく座席になっています。また全席にコンセントが取り付けられ、従来の壁面ではなく、肘掛端部に取り付けられています。座った感じがちょっと硬めの座席かなとは思いましたが、乗車した車両ではリクライニングさせると擦れた音が出ており、あちこちの座席でリクライニング時に音が出ていました。

客室天井は丸みを帯びた設計になっており、間接照明となっています。そして停車駅が近づくと、荷棚部分も明るくなるようになっています。最初は気づかなかったのですが、熱海駅到着のトンネル内で車内が妙に明るくなったので気づきました。こだまだと頻繁に明るくなるので気づきますが、のぞみ号だと気づかないかもしれません。
平日朝の下りのこだま号なので、空いているかと思いきや意外に乗車している人も多く、新横浜ではかなりの人数が乗ってきました。

新横浜を出ると富士山に近づいてきますが、意外に車窓が取りづらいことも判明。富士山が斜め前方にあるとカメラを向けづらく、正面に来ないとうまく撮れません。
次の小田原に着くと、新横浜から乗ってきた人も含めて下車客も多く、さらに乗ってくる人もいました。どうやら新幹線が通勤・通学の足としても使われているようです。通勤・通学の利用も三島ぐらいまで。富士山が雲に隠れてしまった新富士を超えて静岡まで来ると車内は閑散としてしまいました。

掛川駅の手前では東海道線の普通列車と並走。

浜名湖を過ぎるとそろそろ下車準備。各駅で通過電車の待ち合わせもありましたが、東京から2時間ほどの0902に豊橋に到着。

豊橋駅前に出てみるとクリスマスのイルミネーションの飾り付けがされていました。乗り換えの飯田線特急ワイドビュー伊那路号までは1時間ほどの待ち合わせがあります。

そこで駅前電停から豊橋鉄道の路面電車に乗ります。早朝に出てきて手元の持ち金が少なかったので2停留所乗車して新川電停近くの銀行へ行き、資金を補充します。わずか2停留所ですが、路面電車で街を走るというのはなんかいいですね。

戻りの電車を待っていると、反対側に元都電7000形の3500形電車が現れました。高床だった都電から乗降ドアは改造されていますが、車体に面影が残っています。本家ではVVVF制御改造されてしまいましたが、こちらでは都電時代と同じく吊り掛け駆動で走っています。
すぐにやってきた駅前行きの電車に乗って豊橋駅へ戻ります。
 
 

出歩き再開

2021-12-29 14:42:00 | 鉄道

ギプスも取れて杖なしで歩けるようになって、最初は歩くのもつらくて近所のコンビニまで行くことしかしませんでしたが、歩くのにも慣れた頃に、電車に乗って出歩いてみました。目的は階段の上り下りや電車・バスに乗って移動すること。そのためのツールとしてマンホールカードの収集を。東京多摩地区のマンホールカード配布自治体を巡ります。

まずは中央線快速電車に乗って西を目指します。ただし東京駅での長い乗り換えは勘弁して欲しいので、新木場で地下鉄有楽町線に乗り換え、市ヶ谷で中央総武線各駅停車に乗り換えました。新宿、三鷹と回り、中央線を西へと向かいます。
中央線国立駅では三角屋根の旧国立駅舎がお出迎え。中央線高架化で解体され保存まで色々とありましたが、無事に復原・再築されて高架駅の前に街のシンボルとして建っています。

立川でお昼ごはんを食べてから、青梅線で青梅へ。ここで降りてもZeppTokyoやビーナスフォートには行けません。青梅市のマンホールカードをいただいて戻ります。

立川行きに乗ると後ろ4両が東京アドベンチャーラインのラッピング電車でした。東京アドベンチャーラインとは青梅線の青梅ー奥多摩間の愛称で、東京都内でありながらも自然豊かな場所を通る青梅線をアピールしています。E233系4両編成にこのラッピングが施され、ラッピングだけではなく、シートモケットも専用の物に取り替えられています。
青梅線に乗って立川へ。立川で中央線に乗り換えて国分寺へ。国分寺からは西武線に乗ります。

西武国分寺線に乗って東村山、東村山から西武新宿線で所沢。さらに西武池袋線に乗って石神井公園駅へ。ここでもマンホールカードをいただき、次は練馬を目指します。

ちょうどやってきた各駅停車元町・中華街行きの電車は東京メトロの新型車両17000系80番台。東京メトロ有楽町線・副都心線用の新型電車で、副都心線方面に使われる8両編成の電車です。地下鉄で編成両数の異なる電車が運転されるのも珍しく、同一形式で番台区分されたのも初めてです。
次にゆく練馬にこの電車に乗ればいいのですが、急行池袋行きがちょうどやってきて、なんとなく急行の方が早いだろうと思って乗ったら、急行は池袋まで止まらずあわてて降りるも時すでに遅しで、各駅停車は行ってしまいました。

次の準急池袋行きを待っていると、向こう側のホームに30000系スマイルトレインの準急飯能行きが到着。その電車にはドラえもん号が連結されていました。8+2両の10両編成で、先頭部が連結面に隠れてしまっていて、ドラえもんの顔が描かれている前面が見られません。

発車してゆくところをなんとか流し撮りで。うまい具合に顔のあたりにピントがあったので、なんとなくドラえもんの顔が描かれているのがわかるかと思います。ちなみに乗降ドアもドラえもんの顔になっており、ドア窓がちょうど目になっています。

準急池袋行きから見えた富士山。高架線になっているのですが、家並みが途切れるところがなかなかなく、なんとか途切れたところで撮った一枚です。山裾にわずかに残る夕日が印象的でした。
この日は練馬から有楽町線ではなく、池袋まで西武線に乗って、池袋から丸ノ内線と京葉線で帰りました。結局東京駅の通路歩いてるし…。
 

新浦安のイルミネーション

2021-12-09 09:02:00 | 日記
帰宅してからほぼ2週間。週一回月曜日の通院と、買い物以外は出かけることなく過ごしています。買い物も自転車に乗れないので、バスで浦安駅まで行って、ダイエー浦安駅前店で買い物。怪我をする前に買った近鉄ひのとりエコバッグを使い、肩に背負っています。
病院のある新浦安駅にはバスで1本ですが、毎時1本で最終が新浦安発1740。だいたい午後から行って終わるのが17時ぐらい。月曜日はアトレ新浦安でお弁当を買って帰るのが習慣になりつつあります。

その新浦安駅前はイルミネーションで彩られています。

駅前広場の木ばかりではなく、MONA新浦安前のデッキや、

イオン新浦安(旧ショッパーズプラザ新浦安)の前のデッキもイルミネーションでかざられています。そういえばもうそんな時期だなあと思いながらイルミネーションを見ながらバスを待ち、家路へつきます。
ちなみに手術から4週経過し、剥離骨折した箇所も順調に回復しているので、ようやくギプスが外れました。ただ片方ながらも松葉杖は残り、こちらは週末ぐらいまで様子をみながら外してもよいと許可が出ています。目下、杖なしで歩く自主練の日々です。



12月…

2021-12-01 20:14:00 | 日記
あっという間に12月になってしまいました。
なんだか今年は大変な一年になり、いまだ怪我も癒えておらず、もっか療養中です。

そんな12月の始まりの日。久しぶりに聞こえてきた音がありました。

🏰東京ディズニーリゾートの花火🎆

コロナ禍になってから静かな夜が続いていましたが、ディズニーリゾートの花火の音が20時に聞こえると、ちょっとだけ日常が戻ってきたのかな、と思います。

また新たな変異株も出てきていますが、このまま終息に向かっていくといいですね。