新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

福岡への旅~4

2015-06-03 18:40:16 | 旅行


博多から新幹線の各駅停車し、熊本に0904に到着。ここで新大阪を0600に出発したみずほ601号を先に通します。そこで到着するみずほ号を撮影しました。

こちらが新大阪からやってきたみずほ601号鹿児島中央行き。2011年の震災の後に宮崎県えびの市へ疎開していった両親に会いに行った時に岡山から乗った新幹線でもあります。ちなみに関門海峡を越えたのはそれ以来ということになります。
ひとしきり新幹線を撮った後は在来線を撮り鉄。乗車予定の三角線三角行きは1000発なのですが、その前に人吉行きSL人吉があります。


SL人吉は熊本ー人吉間に運転されているSL列車で8620形蒸気機関車58645号機が50系客車を改造した客車を牽引しています。JR九州発足初期の1988年に復元され熊本ー宮地間でSLあそBOYとして運転をしていましたが、長年の急勾配上り下りでSLの台枠に変形をきたし、2005年から静態保存していました。しかし製造当初の図面が見つかったことから変形した台枠を新製し、ボイラも整備され2009年に復活し、勾配の少ない肥薩線を走っています。8620形は大正時代の製造で58645号機も大正11年に日立製作所で製造されました。復活蒸気機関車の中でも一番古い車両でもあります。土曜日ともあってSL目当ての観光客でホームは混雑していました。

SL人吉の後、三角線三角行きで三角へ向かいます。キハ200形気動車で運転されていました。この列車、車内に入るとキンキンに冷房が効いており、暑いホームから入った時には涼しさを感じていましたが、乗っているうちに次第に寒くなってきました。それでも1時間弱の乗車だったので半袖でもなんとかなりましたが、冷房の調整はこまめにお願いしたいです。といってもワンマン運転の列車なので、なかなか難しいと思いますが。
三角線は宇土から三角までをむすぶ路線で、宇土半島を縦断するように走っています。宇土半島北岸では有明海に面した走り、晴れていれば島原半島や雲仙普賢岳が見えますが、雨模様のこの日は見えるわけもなく、どんよりした景色の中を走ります。終点の三角は天草諸島に面し、天草方面のバスや船が発着しています。また三角駅から少し離れた三角西港は世界遺産に推奨勧告された「明治日本の産業革命遺産」を構成するひとつで、今後世界遺産に指定されると注目を浴びそうです。

1057に終点三角駅に到着。あいにくの雨模様になってしまったので、町歩きはやめにして次に乗る列車まで駅舎内で待つことにします。 



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