新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

今年の富士山は…

2021-01-08 20:07:38 | 日記

冬になると富士山の山頂付近は雪景色となり、皆さんがイメージする富士山となります。しかし今年はどうも様子が違うようで。
1/3に新宿から小田急ロマンスカーに乗って富士山方面へと出かけてみました。


御殿場線松田ー東山北間を走行する特急ロマンスカーふじさん号から。東名高速が並走しているので高速からもお馴染みの箱根外輪山越しの富士山です。こちらから見るとまあ、ちょっと雪が少ないぐらいかなっていう感じです。
御殿場駅からは富士山が見えるのですが、残念ながら雲に隠れてしまいました。当初予定では御殿場駅から富士山駅・河口湖駅方面へバスに乗るつもりでしたが、雲に隠れた富士山に気が変わり御殿場線沼津行き普通電車に乗り継ぎました。

沼津で東海道線浜松行き普通電車に乗り継ぐと、富士山が顔を出しました。一応山肌に雪はあるみたいですが、ほぼ筋のように残るだけ。こんな富士山あまり見たことないなあと思いながら車窓を見ます。吉原駅で下車。富士山が全駅から見える鉄道、岳南電車に乗り換えます。
こちらは岳南電車吉原駅から。雲がかかっていますが、明らかに雪がないです。

昨年1月2日に同じ場所で。こちらも雲がかかっていますが、山頂部分が綺麗に雪化粧しているのがお分かりになると思います。

同じく昨年の1月2日に撮影した新幹線撮影スポットからの富士山。やはり雲がかかっていますが。山頂から宝永山付近まで雪がかかっているのが確認できます。

東田子の浦ー吉原間を走る東海道線の普通電車の車内から撮影した、新幹線撮影スポットとほぼ同角度の富士山。比べると明らかに違いますね。

吉原本町駅から撮影した富士山。町の向こうに富士山が見えるのは富士市内を歩いているとよく見かける光景ですが、この富士山の姿は夏前の姿です。
噴火の前兆ではないかと囁かれていますが、この冬は日本海側では大雪になっていますが、太平洋側の富士山まで雪雲がかかることが少なく、降雪があっても強風で雪が吹き飛ばされてしまうことからこのような姿になっているのが真相のようです。よくよく見ると山頂の右側に風で吹き飛ばされている雪が、雪けむりになっている様子がわかります。関東地方でもほとんど降雨のない状態になっているので、雪のない冬の富士山の姿はもう少し見られるようです。