新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

新幹線のグリーン車

2016-08-29 19:13:56 | 日記

今回の大阪行きは緊急事態につき、ゆきの飛行機はなんとか前日予約、帰りの新幹線は当日予約となりました。夏休み最後の日曜日とあって関西空港・伊丹空港ともに東京羽田ゆきは全て満席。新大阪から新幹線で帰ることにしますが、新幹線もえきねっと予約では窓側、通路側限定ともに取れなく、限定を外すと指定が取れる状況。ということは3列の真ん中のB席しか残っていないということ。それは嫌なので、思い切ってグリーン車にしました。新大阪2110発ののぞみ190号に乗ります。東京ゆきのぞみ最終1本前の列車です。

岡山からやってきたのぞみ190号はG22編成。東海のN700A系です。

車内に入るとどっしりとした座席が並び、照明もやや抑えめ。指定された席に座るとさすがは新幹線のグリーン車。ゆったりしています。
新大阪で買った夕食を食べて、京都を過ぎたあたりからリクライニングシートに身を委ねて、音楽をかけながらしばし寝ることに。アクティブダンパーがついているグリーン車は揺れも少なく、普通車と違い新幹線の線路状態が感じられるぐらいでした。カーブに差し掛かると体が持って行かれる感覚、カントの効き具合など、テツにしかわからない感触が楽しめました。まあ、ほとんど夢の中ですけどね😁
小田原通過のアナウンスに目を開けて、東京到着までにトイレに行こうと立ったら、2つ後ろの席にロバート秋山さんが座っていました。さすがは東海道新幹線のグリーン車です。

緊急で大阪へ

2016-08-28 14:43:45 | 日記

訳あってこの時間から飛行機で大阪へフライトです。
かろうじて空席のあった関西ゆきを予約して羽田へ到着しました。帰りのフライトは伊丹、関西とも満席なので、新幹線で帰ります。が、新幹線もB席しか残っていないので、人生初の新幹線グリーン車です。

スターフライヤーとANAの共同運行便です。

万葉の四季電車

2016-08-26 20:29:56 | 鉄道

和歌山駅に到着するとホームの反対側にこんな電車が停車していました。

万葉の四季電車です。奈良と高田の間を結ぶJR桜井線は万葉集に詠まれたゆかりの土地を走るのでJRになってから万葉まほろば線という愛称が付けられています。その桜井線を走る105系電車は吹田総合車両所日根野支所新在家派出に所属しており、桜井線と和歌山線で共通に運用されています。そのため和歌山線でも万葉の四季電車が走っています。
この万葉の四季電車は万葉集に詠まれた四季の歌をモチーフにしてラッピングがされており、2両で春夏秋冬の歌が楽しめるようになっています。それではここからは古文のお勉強です😁

春されば まづ咲く宿の 梅の花 独り見つつや 春日暮さむ   山上憶良
山上憶良は奈良時代初期の貴族・歌人で筑前守として大宰府にも着任していたことがあります。この歌はその大宰府での梅花宴の際に詠んだ歌です。

春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香具山   持統天皇
持統天皇は天武天皇の妃で第41代の天皇です。この歌は小倉百人一首にも収録されているので、耳覚えのある歌かと思われます。しかし若干百人一首と違うのは万葉集の時代には漢文を基とした万葉仮名が使われており、のちに仮名文字にする際に解釈の違いが出たものと思われます。

秋山の 黄葉を茂み 迷ひぬる 妹を求めむ 山道知らずも   柿本人麻呂
柿本人麻呂は飛鳥時代の歌人で三十六歌仙にも選ばれているほどこの時代を代表する歌人です。この歌は妻を亡くした悲しみを読んだ歌です。妹は古くは妻のことを指す語でもありました。

降る雪は あはにな降りそ 吉隠の 猪養の岡の 寒からまくに   穂積皇子
穂積皇子は天武天皇の第五皇子で知太政官事に任ぜられました。この歌はかつて愛し合った但馬皇女薨去後に降る雪の中、墓を見て悲しんで読んだ歌です。叶わぬ恋となったかつての恋人の墓の前で涙する男の悲哀がにじみ出る歌です。

万葉集に乗せられた四季の歌を見ながら反対側の先頭車に行くと、こんな顔をしています。東京に在住で、常磐線・地下鉄千代田線・中央総武線・地下鉄東西線を利用されていた方ならなんとなく見覚えのある顔だと思われます。元は地下鉄千代田線・常磐緩行線直通用に製造された103系1000番台車で、203系投入後に105系に改造されてこちらにやってきました。電動車は中間車から改造されたので新規運転台を取り付けていますが、制御車は種車のものを使っているのでこのように懐かしい顔に出会うことができます。


南海加太さかな線

2016-08-24 19:17:25 | 鉄道

和歌山電鐵に乗った後、和歌山駅へ戻り和歌山バスに乗って南海和歌山市駅へ向かいます。

和歌山のもう一つのターミナル、南海和歌山市駅です。大阪なんばから特急サザンや急行などが直通しており、JR阪和線と競合関係にあるようですが、ちょっと分が悪いようです。この和歌山市駅の駅ビルも建て替えが決定しています。この和歌山市駅から南海加太線に乗車。加太線にも最近めでたいでんしゃというものが走り始めましたが、残念ながら普通の7000系電車でした。しかし途中の八幡前駅でそのめでたいでんしゃと行き違いました。

こちらがそのめでたいでんしゃ。運転席越しに撮りました。ピンクと赤のなんともド派手な電車です。

その名の通り鯛をモチーフにした電車で、運転席直後の窓には鯛の目が。今回は残念ながらこの電車はこの後車庫に入ってしまう運用だったので乗れず終いになってしまいましたが、機会があれば乗ってみたいです。

こちらは乗ってきた普通の電車。ワンマン仕様の2両編成の電車で、ワンマン表示を外せば南海線の増結車両にもなります。しかしながらこの編成は加太線仕様になっています。

ドア横には「加太さかな線」のステッカーが貼られています。めでたいでんしゃ登場の際に加太線につけられた愛称で、終点の加太あたりでは加太の鯛として鯛が取れるので、このようになったようです。加太の街もレトロな雰囲気が残っているようですが、帰りの電車の時間も気になってきたので、折り返し電車で和歌山市へ戻ります。

和歌山市駅で少し時間があったのでお昼を食べてから、南海和歌山市駅の片隅に発着しているJR紀勢本線の電車に乗って和歌山駅へ戻りました。JRの駅に私鉄の電車が乗り入れるのはよくありますが、私鉄のターミナル駅にJRの電車が乗り入れているのはあまりないかと思われます。


京急×リラックマ

2016-08-21 19:42:42 | 鉄道

テツに人気の京急こと京浜急行。この夏に京急はリラックマとコラボをしています。リラックマのラッピングをしたリラックマトレインを走らせているほか、京急久里浜駅を京急リラッ久里浜駅としてリラックマのラッピングをしています。
今日はそんな京急リラッ久里浜駅に行ってきました。

駅名標にリラックマが貼られています。よく見ると小さくリラッと入れられています。


こちらは出口への階段の壁面。リラックマラッピングは折り返し電車の入る2・3番線側に貼られており、上下本線の1・4番線側には貼られていませんでした。その辺りは考えられています。

バスターミナルのある東口のウイング久里浜のビルに掲げられている駅表示も、リラックマバージョンに変わっていました。

そしてこちらがリラックマトレイン。新1000形アルミ車の1065編成がラッピングされています。




車体のあちこちにリラックマが貼られており、ほっこりする電車になっています。車内中吊りも全てリラックマトレイン仕様になっています。

リラックマトレインの運行予定は京急のホームページで公開されており、当日と翌日の運用がわかるようになっています。運用がわかるので到着前には老若男女が集まっていました。リラックマ効果かテツ以外の人がかなり…。
今度の週末はリラックマトレインでごゆるりと三浦・三崎へ電車に乗っておでかけなんていかがでしょうか。リラックマトレインは9/30まで運転の予定です。