軒下日記

乗り物好きの不定期日記。自分の知識、技量と現実がマッチした時の爽快感は心地いいものです。よね?

DSのドライブシャフト

2007-05-26 20:18:31 | シトロエン DS
極一部で今、旬話題のDS用ダブルカルダンジョイント式FF用ドライブシャフトなんですが今日ちょっと悪戯してました。
DSのドライブシャフトとグリスアップスケジュールは下記コンテンツを参照してください。
ドライブシャフトの脱着
http://www.bekkoame.ne.jp/~naoya/ds/ds-prep/drv-shaft/d-shaftex.html
グリスアップ
http://www.bekkoame.ne.jp/~naoya/ds/ds-prep/gres-up/greaseup.html

さて、DSのドライブシャフトはダブルカルダンジョイントであることは前述のとうりですが、カルダンジョイントのスパイダ近辺はとても精度を要求されるため、ゴムシールによって外界からは隔絶されています、DSとてドライブシャフトのグリスニップルにグリスを注入しても、スパイダのニードルベアリングにはグリスは届きません(逆に届かないことがゴミの進入を防止している)しかし、グリスアップは重要なメンテナンスです、それはダブルカルダンジョイント式ドライブシャフトの多くは単純にカルダンジョイントを2連装している訳ではなく、ドライブシャフト単体でも、屈曲使用に耐へ得る構造を採用しています。
 写真の中央の繭?雪だるま形状のバレル内には インナ側とアウタ側のシャフトの首振り機構が組み込まれておりその関節を維持するためにもグリスアップが必要なのです。
 ドライブシャフト近辺での異音のお悩みの貴殿はまずドライブシャフトのグリスアップを行うことをお勧めします。(スパイダ部のニードルベアリングの焼きつきの場合異音という範囲の不具合では収まりません・・・)

80年目の野望破れる・・・・

2007-05-26 19:46:57 | ビンテージ・オースティン
ああ、早くも野望は消え去りました~
結局、オースティンニッピーのステリングウオームの軸受けブロンズ・ブッシュの
肉厚は3ミリも無く、この部分にボールベアリングや、ニードルローラを配することは
無理と判明しました。 従ってオリジナルを踏襲してブロンズブッシュにてリペアを
することと成りました。(写真はブッシュを抜き取る為にブッシュの外周を切り取り
その部分を台座にしてプレスで抜く算段の途中ブッシュの肉厚を測定しました。)
それでも、ウオームピニオン両端のスラストベアリングは検討続行しようかな~