軒下日記

乗り物好きの不定期日記。自分の知識、技量と現実がマッチした時の爽快感は心地いいものです。よね?

サイクリングサイクリングヤホー♪

2008-11-30 20:09:56 | サイクリング
今日は久しぶりにサイクリングしてました。
こちらでも駅前通りは駐車違反に厳しいらしく?
駅前に支店のある口座を利用するのが半分の
目的でサイクリングしてました、久しぶりですから
前半は出来だけ平坦路で慣らして後半は山岳ルートを
取るという、とても賢明なコース設定です。
やはり正直言ってとても気持ちが良いです、
自分の体と相談しながら走る爽快感は、なかなか
捨てがたいものです、でも相変わらず自分の立場しか
理解出来ない方が多いのも事実ですが、逆に
こっちの立場を多分理解していると思われる方も
着実に増えていることも嬉しいことです。
日本も道路を生活以外に使うことが、一般的に
なってきたということなんでしょう(喜)

DSM11編集後記?

2008-11-29 09:33:54 | シトロエン DS
無事開催されたDSM11ですが、DSMも二桁ナンバーとなり
DS/SMの実力はそれなりに認知されたのではなかろうか?
というのが事務局の感想です。
今回、私個人のテーマは”ちょっとだけ原点に戻って”でした。
ハイドロシトロエンのシンボルはやはりスフェアである。
私がハイドロシトロエンに親しみ始めた10数年前頃、極一部の
好事家たちの間では所謂”球いじり”が盛んで、様々な試みが
行われていたんです、穴拡大、縮小、ガス多目少な目等々。

自分もDSを所有し10年経過、一度原点に回帰するのも
いいかな~なんて思いつつ、スフェアの圧力測定器を
懐に忍ばせて会場入りしたのですが、ついぞ忘れて
トランクからも出し忘れてしまったのが少々残念というか、
全くのうっかり者だと、再度痛感したのであります。

ミーテイング会場でボンネットを開けて、ゴソゴソ
やることに賛否両論はございましょうが、ご同慶には
やはり、止められない習性なんだと思います。
そこには、少年時代の友達たちとの他愛無い話の中で
ああ おれだけじゃなかった!的話題と似ていて
一種微笑ましいものだからだと思いますょ。

参加各位、ヤマハリゾートつま恋 他関係各位には再度御礼を
申し上げる次第です。

DSM事務局 拝

D.B-Citroen

2008-11-24 22:15:18 | シトロエン DS
写真はDB2という トラクションアバン11CVレジェールをベースにして
製作されたレースカーで、空力の良さからかなり性能が良かったそうです
そもそも トラクションアバンをベースにした理由はレネ・ボネが
シトロエンのディラーを営んでいたためで、DB2は1939年にデビューして
同年7月のAngoulêmeのレース・ヒートⅠで3位にボネ自身のドライブで入賞
しています。

参考
CIRCUIT DES REMPARTS (Angoulême) (France)
Type: Street circuit
Length: 1.279 km
Location: In the city of Angoulême 100 km North.East. of Bordeaux
Used: 1939, 1947-1951

寄り道(DSM11)

2008-11-24 11:16:37 | シトロエン DS
秋から初冬にかけては乗り物のミーテイングが毎週のようにどこかで
開催されますDSM事務局の私も、勉強を兼ねて寄り道して、
あるミーテイングにお邪魔してからDSMに乗り込んだのであります。
土曜日は快晴、行きすがらの富士山もくっきりとそして見事な冬景色です。
わがDSはすこぶる快調にとあるミーテイングを見学するために
まず御殿場を目指したのであります。
場所はオーベルジュ・ブランシュ(http://www.auberge-jp.com/)とても洒落た
オーベルジュにて開催される"Club della Barchetta"にお邪魔してきました。
今年は2輪部門もあって、とても日本では少ないオートバイたちも鑑賞してきました
特に目立ったのこのルーミーです

2サイクル水平パラレルツイン、とても美しいタンクの造形、リンク式の
フロントフォーク、メカメカしい構成ながらとても洒落ています。
もちろん他にも 戦前のベネリOHCやパリラスクランブラ、などなど
めったに見れないモデルも参加していました。
お次は4輪なんですが、このミーテイングの最古車である
ブガッティ(仏)ブレシアT13の登場です。
ブレシアという命名は16バルブ4気筒OHCが1921年のイタリアブレシアでの
レースで大勝利を収めたため以降ブレシアと呼ばれるようになりました。

エンジンはベベルギヤ駆動のOHC、バナナタペットと呼ばれる
独特な開閉機構が使われています排気量は約1500cc ブレシア
シリーズは私がとても好きなフランス車でもあります。
ホイルベース別にT13.T22.T23とあります。
そしてブガッティT35
そして、さすがレースカーです、下回りはフラットに処理されています
さらし良く見るとオイルパンには冷却用に空気が通るように
穴が貫通していたり、随所にメカ好きを唸らせるものがあります。

そしてDBですルネ・ボネとシャルル・ドーチェの頭文字をとったもので
戦前ははトラクションアバンのエンジンを使用したレースカーを作り
写真はパナールディナエンジンベースの車でその後も、斬新かつ自由な
発想の小排気量のレースカーやロードカーを発表し1960年代初頭まで
活躍しました。


おまけ 東名由比Pからの海



DSM11

2008-11-24 10:36:14 | シトロエン DS
好天にも恵まれ、DSM11は盛況の中無事開催されました。
参加各位には御礼申し上げます。
参加車種概要は DS/ID 15台から20台の間 SM6台 CX 4台 GS/A3台 AMI2台 2CV5台 Hバン1台  他 XM、C4、等 

Les charlatans

2008-11-08 11:06:35 | シトロエン DS
最近オートバイ仲間の話題でツインカムエンジンのことが
挙がり、以前から1912年のプジョー(Grand Prix de l'ACF
at Dieppe on June 26, 1912)が最初の成功例である
”Les Charlatans”のことは知っていたんですが 
再び、ちょっと調査・・・?。
1912プジョーエンジンの概要は下記
7.6L 半球型燃焼室 4気筒16バルブという近代的な設計でその後
多くのメーカが参考にしました。

概略としては・・・・
1900年代になって ACF フランス自動車クラブ主催の自動車レースが
始まって、プジョーチームは巨大な単気筒エンジンで、大きな成功を収めた。
新設計のエンジンが必要になり。
1910年に4気筒エンジンのイスパノスイザのエンジニア兼ドライバであった、
ズッカレリ(Paulo Zuccarelli)を迎え、プジョーチームの
ドライバー、グー(Jules Goux)とボワロ(Georges Boillot)
そしててスイス出身のアンリ(Ernest Henry)が設計を担当した。
当時プジョーの社長ロべール・プジョー(Robert Peugeot)は若き
エットーレ・ブガッティ(Ettore Bugatti)にも新エンジン設計を依頼した
がコンペの結果、エキップボワロの新エンジンを採用したのであった。
そして1910年代前半のプジョーチームの黄金期が訪れるのであります、
当時プジョー本体のエンジニアたちはボワロたちをインチキ、ペテン師
などと呼んでとにかく嫌っていたそうです。

で、ある文献を読んでいると1905年ドラエ(デラヘイDelahaye)が
マリン用レースエンジンで6バルブのツインカムエンジンで当時の
スピード記録を出しているとの記述もあります。としかく 
DOHCという発想は相当古くから有ったようですが、その実用化と
なるとやはり並大抵なことでは無かったことでしょう。


日本ですとスーパーCGの13号にGriffith Borgeson著訳神田重巳の記事が
記載されています(どなたかSCG14号を譲ってくださ~いアンリのことが
詳しく書いてあるそうなんです。)

Tech Analysis
An Echo of the PastThe history and evolution of twin-cam engines
By Kevin Clemens
などにも記述があります
(写真)写真だけで読んだことは無いのですが。
Griffith Borgeson著, The Classic Twin-cam Engine
(Dalton Watson London, 1981)



マグネット?

2008-11-03 08:16:48 | ビンテージバイク
ちょっと時間が出来たので、AJSのマグネトー(ルーカス製)の調整を
行いました。
ポイント接点をダイヤモンドやすりで平らにし、ポイントギャップを
規定値に設定するという比較的単純な作業です。
当然ながら、ポイントギャップと点火時期、ドエル角は関連があるので調整後に
点火時期を確認することは必要です。
AJSもギャップが広がっていて、バランスが崩れだしていましたが
調整の結果、直前より手動進角レバーが使い易くなりました
調整と効果の関連が古いメカニズムいじりの醍醐味もあります。

インチ圏の古い部品は 旧インチ規格の工具があると、とてもしっくり
作業が進みます、BAねじなんてなんとも不思議なねじでイギリス協会ねじと
呼び、基本寸法はミリなんですが六角がインチ系でも特殊なねじで
数字が大きくなると小さくなります。
参考URL http://www.bekkoame.ne.jp/~naoya/a7/thread/top-woruld-history.html

ちょっと余談なんですけど、最近汎用原動機や農発が静かな?ブームで
マグネトーが使われているんですが、最初判らなかった用語?として
”マグネット”が有ります
まあ、マグネトーの日本語訳は永久磁石式点火(発電)装置ということになるので
判らないでもないのですが・・・・
英語の資料では Magneto  
フランス語の資料では Magnéto(génératrice magnétoélectrique)となっとり
ます。